自ら考える力を持つこと。
お子さまの成長とともに
考える力の芽がすくすくと育ってほしい。
ピアノのレッスンは
単にピアノがうまくなるためにあるだけではありません。
ピアノを弾くことは
音を聴き
感じ
判断し
より高いレベルに向かって
正しいやり方で対処することです。
そしてこの工程を継続する力が
日々の努力によって養われます。
ピアノと他の習い事の違いは
ご家庭での練習が
上達の大きな役割を担っている点にあります。
ダンス
バレエ
水泳
サッカー
英語
習字など
「だって家でやらなくていいから
楽だもん。」
というこどもたちの声が聞こえてきます。
ピアノのレッスンでは
子どもたちとこんな会話をすることがあります。
生徒さん「今日はここまで両手でやってきたよ。」
先生「えーっ。すごいね。
宿題より先までできたんだね。
」
生徒さん「うん。ここの右手は前と同じ音だったから
終わりの違っているところだけ取り出し練習して
左手をあわせたらできたよ。」
先生「すごい。
よく気がついたね。
練習もがんばってえらい。
連絡シートに書いて○○ちゃんががんばったことを
お母さんに知らせなくっちゃ。」
生徒さん「えへへ。
」
こどもたちは自分で楽譜とにらめっこして
どうやったら弾けるようになるか考えます。
先生はその子のがんばりを認めて
ほめてあげることも大事です。
自ら考える力を持つこと
=それは自らを認め愛すること。
そのためにはその子を認めて
愛する人が必要ですね。
教室では生徒さんにレッスンファイルをお渡しして
自分のがんばりを確認できるようにしています。
練習した日に○をつける「練習シート」
1曲合格したらひとつスタンプを押して
スタンプがたまるとプレゼントがもらえる「合格シート」
レッスン中に自分の演奏が
どのくらいうまくいったかをよく聴いて
先生といっしょに◎○△×を判断していく
「チェックシート」
チェックシートで◎が10個になるとアメをもらえるので
みんなの集中力はものすごいものがあります。(笑)
自分で判断すると「◎におまけしてよ」
という子はいません。

写真は合格シートがゴールして
プレゼントを選んでいる様子です。
生徒さんがゴールすると
先生もとっても嬉しいんですよ。
達成感に満ち溢れている笑顔は
教室の写真をご覧くださいね。
