今月のリトルマエストロは
かおりちゃんです。
かおりちゃんは小学校1年生。
自宅から遠い学校から帰ってすぐに
ピアノのレッスンに駆けつけてくれます。
最近のかおりちゃんのピアノの上達ぶりは
先生がびっくりするくらいです。
むずかしい曲にもがんばって挑戦するガッツがでてきました。
ソルフェージュのグループレッスンでは
元気いっぱい。
和音の聴き取りはすばやく旗をあげて
答えてくれます。
ソルフェージュのレッスンで一緒の
1歳年上のおにいちゃんとも仲良しです。
二人並んでメロディを移調しているところです。
かおりちゃんは
「ピアノがだいすき
ソルフェージュのレッスンもとっても楽しみ」
なんだそうです。
音楽が好きな気持ちと
むずかしいことに挑戦するガッツを持ち合わせた
かおりちゃんのこれからがとても楽しみです。
アーカイブ | 5月 2013
夜の風景♪
夜の教室の様子です。
小学校6年生のひなこちゃんのレッスン風景。
ただいまバッハの「インベンション7番」をレッスン中。
装飾音の弾き方を先生と確認しています。
すごく真剣。
あみかちゃんはまだ年長さんです。
遅い時間でも元気いっぱい
おかあさんと一緒にレッスンに通っています。
「眠くないの~?」
と聞くと
「ぜんぜん」
とにっこり笑ってぴょんぴょん飛び跳ねています。
上手に弾けたので
先生から花マルをもらって
ご褒美のシールを貼っています。
がんばってるね。
わくわくするね♪
わくわくする時ってどんな時でしょう?
何が起こるのかな…
何はおもしろそうなことです。
何がどんなものかわからないと
ドキドキ
ソワソワ
オロオロ
…しまいにはメソメソということも
大人も子供も
「何かおもしろそうなことが起きそうだ」と思う時
実際にそれが起こっている状態以上に
集中しているものですね。
音楽のレッスンでも
そんなわくわく感を生徒さんに持ってもらえたら
そのレッスンは生徒さんにとって
楽しく待ち遠しいものになるでしょう。
そのためには先生の指導力と
生徒さんの心を思いやる温かな気持ちが必要です。
さて土曜日のリトルアミーズでは
チューリップに色をぬっています。
少しずつ線の中にぬれるようにしていこうね。
ドレミファソは毎回やって覚えていきます。
だんだん速く答えられるようになってきたね。
すごい
レッスンではまだ少しはずかしがりやさんですが
お母さまによると「ぜったい行く」と
レッスンを楽しみにしてくれているそうです。
先生たちも会えるのを楽しみにしていますよ
また次のレッスンでね
そして木曜日のソルフェージュクラスは
二声のリズムを両手で打っています。
夢中で打っていたら
「手が赤くなってきちゃったよぉ」と
全員が先生に手を見せてくれました。
「よく頑張ったね~」と先生
さいごは木曜日夜のソルフェージュクラスです。
ひとりが伴奏を弾いて
もうひとりがそれに即興でメロディをつけて
続けて別のひとりが真似して弾くという
スリル満点なメニューです。
「ひゃ~できるかな」
「むずかしいの弾かないでよ~」と
みんな大騒ぎ。
とっても楽しそうでした
考える力♪
自ら考える力を持つこと。
お子さまの成長とともに
考える力の芽がすくすくと育ってほしい。
ピアノのレッスンは
単にピアノがうまくなるためにあるだけではありません。
ピアノを弾くことは
音を聴き
感じ
判断し
より高いレベルに向かって
正しいやり方で対処することです。
そしてこの工程を継続する力が
日々の努力によって養われます。
ピアノと他の習い事の違いは
ご家庭での練習が
上達の大きな役割を担っている点にあります。
ダンス
バレエ
水泳
サッカー
英語
習字など
「だって家でやらなくていいから
楽だもん。」
というこどもたちの声が聞こえてきます。
ピアノのレッスンでは
子どもたちとこんな会話をすることがあります。
生徒さん「今日はここまで両手でやってきたよ。」
先生「えーっ。すごいね。
宿題より先までできたんだね。」
生徒さん「うん。ここの右手は前と同じ音だったから
終わりの違っているところだけ取り出し練習して
左手をあわせたらできたよ。」
先生「すごい。よく気がついたね。
練習もがんばってえらい。
連絡シートに書いて○○ちゃんががんばったことを
お母さんに知らせなくっちゃ。」
生徒さん「えへへ。」
こどもたちは自分で楽譜とにらめっこして
どうやったら弾けるようになるか考えます。
先生はその子のがんばりを認めて
ほめてあげることも大事です。
自ら考える力を持つこと
=それは自らを認め愛すること。
そのためにはその子を認めて
愛する人が必要ですね。
教室では生徒さんにレッスンファイルをお渡しして
自分のがんばりを確認できるようにしています。
練習した日に○をつける「練習シート」
1曲合格したらひとつスタンプを押して
スタンプがたまるとプレゼントがもらえる「合格シート」
レッスン中に自分の演奏が
どのくらいうまくいったかをよく聴いて
先生といっしょに◎○△×を判断していく
「チェックシート」
チェックシートで◎が10個になるとアメをもらえるので
みんなの集中力はものすごいものがあります。(笑)
自分で判断すると「◎におまけしてよ」
という子はいません。
写真は合格シートがゴールして
プレゼントを選んでいる様子です。
生徒さんがゴールすると
先生もとっても嬉しいんですよ。
達成感に満ち溢れている笑顔は
教室の写真をご覧くださいね。