鮮やか!夏の玉ねぎ染め

毎年8月の小学生は月2回のレッスンを1日に合体して行います(今年は3時間半)。

たっぷりの時間と水を使った作業ができるので「たまねぎ染め」をしました。前回の玉ねぎ染めを振り返ったら2014年だったので5年ぶりでしたね~

すてきな亀甲模様です、割りばしで板締めして作りました。もちろん作者の女の子が一人で折って作っているのですが、これまで繰り返しやってきた紙の折り染めの「蛇腹折り」「三角折り」の経験が自然と活かされてるなぁと嬉しくなります!

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写真を写せた範囲で手順をご紹介、失敗しないのでおうちでもできるよー

木綿の布(さらし、ハンカチ)の重さの4分の1の重量の玉ねぎの皮を大きな鍋に入れて、水もたっぷり入れて40分煮出します。水の量は適当。玉ねぎの皮も子ども自身がむいてます。

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いい感じの茶色い染め液が抽出されます。子ども達は「いい匂いする」そう。

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布を折ってる写真がなくて申し訳ないです。

下洗いした木綿の布(さらし、ハンカチ)を一度水に濡らします。

絞りはテルテル坊主のように布にビー玉を入れて輪ゴムで括ったり、輪ゴムだけで絞るのもよし。蛇腹折り、クシャっと丸めて輪ゴムで巻いてもよし。折ったり絞ったりまたはそのままもありです。

次は媒染(ばいせん)という作業です。色の発色が良くなるそう。今回のように染める前に媒染するのは先媒染。

スーパーで売ってる焼きミョウバンを布の重さの3%を湯で溶かし水を入れた中に15分浸します。

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ミョウバン水から水気をしぼった布を取り出し

玉ねぎの皮を取り除いた染め液に入れて煮染めします

今回は計1時間煮染めしてます、弱火で40分、火を止めて20分。

時々上下を入れ替えたり混ぜてムラがないようにしてました。大きな鍋でたっぷりの染め液がポイントかな。

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染め液を捨て水を入れて温度を下げたら水気をしぼり布を取り出します。

もう一度ミョウバン液に15分漬け込みました。もう気になってしょうがない感じ。

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いよいよ絞りをはずす時がきました、可愛い!できてる!と喜びの声が上がります。

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この後は流水で水に染め液の色が出なくなるまで振り洗い。

広げて外にでて風にあてました、キャアキャアしてます。

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それぞれの作品を見て「折ったやつ、こうなるんだねー」とか

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染めてる時間をじーっと待った甲斐があったねー。嬉しさと開放感爆発中

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では作品をご覧ください。

まだ力が強くない若い学年の子でも絞り模様を楽しめます。

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家並みのラインみたいで可愛い!

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細かく折り畳んでいたので、どうなるかな~と心配だったけど、こんなに素敵に。

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大きめに畳んでシンプルでモダン

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端っこだけのビー玉絞りが面白いね

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輪ゴムで緩やかに絞るとまるで泡みたい、いい感じ

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しっかりときつく絞るときれいな白が表れます

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ビー玉絞りを連続して3重の輪ができた「自分で工夫するのが楽しい」

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輪ゴムを外すのも一苦労するほど、たくさん絞ったね

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低学年だけの時間でしたが、使った鍋やボールなども子ども達が自主的にあっという間に洗って拭いてくれました! どした?あ、ごめん。ありがとう!

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煮染めを待ってる間はスパッタリングや絵を描いて

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黒板に描いて遊ぶ小学生にかつての自分を見るお手伝いの高校生(娘)

夏ならではの水と鮮やかな色に触れた時間でした。

今月はあと2回、同じ染めのクラスがあるので次の作品も期待できそうですね。

子ども達が前にやったことを思い出して、手を動かしていることに私も大きな喜びを感じます。冒頭のように折り染めの経験を大人が提案しなくても布でもやってみたり。前にモチーフを見ながら描いた絵を、今度はそのまま紙に描いてみたり。

経験と工夫を重ねながら膨らんでいく何か。うらやましいくらいです。