市川「ニッケコルトンプラザ」(コルトンホール)で行われる「こどものツクリバ!」というワークショップにお声がけいただきました。
こども向けの色々なワークショップが6種類!ぐるぐるは「ダンボールと割りピンを用いて動くおもちゃ」を作ります。
人数によっては、当日朝に整理券を発行するそうです。よかったら遊びにきてくださいね。無料です。(JR本八幡駅から無料バスがでています)
6年生がフォトコラージュをしてみました。これが意外におもしろくってはまる、はまる。ピンときた写真を感覚で組み合わせてみてね、とだけ伝えて始めました。
飛行機から見える景色はカーチェイス、ムンクの叫び、病める子、呑気に温泉に浸かるおじさん、空を海のごとく泳ぐ魚になぞの植物。それを機内から楽しそうに見ているご婦人。HAPPYな感じに満ちてるね。
ご本人お気に入りの森の動物たち。ちゃんと木と枝を合わせてコラージュしています。中央左下はイノシシの赤ちゃん。この世界の王なのだそう。ウリ坊可愛い。
次は製作途中の海の景色。アザラシは海から顔を出したり、潜ろうとして尾が見えてたり。どうやったらそれらしく見えるか?よく考えてました。宮古島の橋を走っていくけもの、遠くには帆船。3枚とも最初にきれいな風景写真を選んで、そこに色んな写真を貼り込んで作りました。
たーくさんの雑誌を切り抜き、チョキチョキ。
「謎の世界」をテーマに素材探し。やってみるとホントにはまっちゃうから!
ムンクの叫びを見つけて一年生が黒板に描いたよ。
見本はシュールなのを作っていったのですが、この子は幸せ感あふれる作品にしてますね。その時の気持ちがチラッと見えるのでしょう。
シュールにしてもいいけど、普通にしてもいい。ストーリーを作ってもいいし、直観だけで写真を選んでペタペタするのもいいんです。
ぐるぐるに通うメリット(得、利点)はどんなことがあるのでしょうか?
1.絵を描いたり工作をするのが好きな子が、それらをすることができる。苦手感のある子もやってみる機会を得られる。
2.保護者様が子どもさんに家ではさせたくてもできない絵や工作をさせることができる(汚す、準備や片づけが面倒、カッターや彫刻刀など刃物体験、絵や造形内容)
3.仲間たちの発想に触れて表現力や視野が広がる
4.(1と重なる部分もありますが)これまでやったことがない、知らなかった造形体験ができる
5.価値観が変わる、視野が広がる。 これも良いことなんだ、意味のあることなんだと実感する
6.楽しい場に来て、ワクワクイキイキする
7.黒板に思い切りらくがきできる
8.美しい、きれい、可愛い、いい感じ、怖い、キモイなどの美を意識した価値観に触れる時間を持てる
9.年上の仲間に手伝ってもらったり、年下の仲間を手伝ったりする交流を楽しいと感じる
10.絵の描き方や色の仕組を学べる(こともある)
11.片づけができたらシールがもらえる
12.ゆるーい場で楽しい時間を過ごせる
安全で安心な時間の中で、子どものやってみたいことを肯定しながら、想定した結果にならなくても、子ども自身が自分の判断でトライしたことに満足感を感じ、大人はそれを受け入れ、見守ります。
想定した結果ではなかったことを楽しみ、新しい発見を一緒に喜びます。
面白くて、ワクワクすることを追い、結果として発想力や表現力がアップして、美しさを感じるアンテナを立て、楽しい日々になるようになったら素晴らしいなと思います。
美術的な体験が、感覚的なことが好きな子どもの生きる力になっていったら嬉しいです。