桜の実染め1

自宅で桜の実で染めました。今回は木綿のガーゼとローンです。まず結果は灰色です。

桜の実をつぶして、酢で発色させて、水を入れました。
この染め液をステンレスの鍋に入れたら、60℃にならない程度に軽く火にかけました。
媒染は焼きミョウバン。染め液に15分浸けたら、絞って媒染液に10分浸けて干して乾燥。
これを3回繰り返しました。灰色は深まるばかり・・・

でも、よく見ると桜の実らしい紫がありますね。
全体の色は赤味の紫の上に灰色を重ねたような感じで、紫味を感じます。結構いい色だし。

日が暮れてから、桜の実を採りに行きましたが高い枝ばかりで手が届かなかった。
またトライします。

桜の実は甘味があって食べてもおいしいです。

五月の藍染

今の地震!ビックリしましたね。大きな被害がないといいのですが。
気持ちの良い五月の風に吹かれる、藍染の靴下。自宅で娘たちと絞り染をしました。

去年の秋にもらった藍染液、半年以上経ったこの五月にやっと活用できました。
薄いあずき色の綿ローンに板絞めをした布。このころは染液の元気がなくなってました。薄い・・・

ネルです。きれいな青水色。ちょうど洗ってはげたブルージーンズの色。好きだな。

靴下はビー玉を入れて絞ったり、

クシャっと丸めてムラ染めにしたり、(「電撃」と名付けられた靴下)

輪ゴムでしましまを作ってみたそうです。

娘は明日、電撃をはいて友達とビリギャルを観にいくのだとか。ウキウキ。

染めるため桜の実を集めに

桜の実がなっています。
ブルーベリーのような濃い紫の色で染物をしようと、桜の実を集めにいきました。
まだ時季が早いのか遅いのかよくわかりませんが、そんなにたくさんは採れませんでした。
試しにハンカチくらいの大きさの布を染める分だけ集めてみました。
だいたい両手の平に納まるくらいでしょうか。
今回は木綿の布を使おうと思うのですが、染めに向く素材はシルクや羊毛のようなたんぱく質なので
木綿布は豆乳に漬け込んで一度干してから染めることにします。
桜の実を集めた帰り道にスーパーで成分無調整の豆乳の小さいパックも買いました。
煮て柔らかくした大豆をすりつぶして濾した液(自作の豆乳)ならもっと染色させる効果が高いのだとか。
牛乳に漬け込む方法もあるそうですが、やや効果は薄いそうです。
去年は桜の枝で染めてみました。
桜の花が咲く前の枝にはピンクの成分があって、染物が出来ると聞いたのですけど
私は拾った枝だったので、いい色が出ませんでした。
ちょうど伐採した枝などもらえたりすると理想的ですね。
一昨年、やまももの実で羊毛を染めたら、なかなかうまくいったのですが、桜の実はどうでしょうか。
作業の様子はまたアップします。
草木染に詳しい人がいたら教えてください。