6年生がぐるぐるを卒業する直前、立方体にトライしてもらいました。
まず、6年生自身が方眼紙で一辺5㎝の立方体を作ります。
それを見ながら鉛筆で形をとり、水彩で色を付けます。正確な形、光のトーン、接着面の影、描けば描くほど気になる所がどんどん出てきて。一人もくもくと集中してました。
絵に描ける時間は3時間では足らなかったくらい何度も直して、色や形を追求してくれました。結局、ちょっと手をかけ過ぎて違う方向に行っちゃったかも、、、と思ったようだけど、それでOK。そこまでやってみることが大事。
色鉛筆で陶器のポットも描きました。白い陶器の影ってどんな色がいいのかな?と考えて見える色を重ねていきました。
彼女は「絵は嫌い」って断言してたはずなのですが、いつの間にかただ集中して絵を描く子になってました。
「絵が嫌い、絵は苦手」って言葉の裏側には「本当は上手に描けるようになりたい、人目を気にせず集中して描きたい」って気持ちがあるのでしょうね。教えてくれてありがとう。