木炭画


14日土曜日のベイタウン教室は「木炭画」をしました。
やわらかい木炭を使って描いてはガーゼで炭を広げたり
パンで消したりして描きました。
木炭で真っ黒にした画面からパンで白く描くという感じ。
「パンってこんなに白く拭きとれるんだ!」という発見と
さらさらと真っ黒に描ける木炭の気持ちよさを感じました。
年少さんの男の子、力強く描いては思いっきり消して・・を
繰り返して最後はすべてを消した状態で仕上げました。
途中、パンの耳を道路にしたりちぎって画面の中に置いて
は町を作っていました。
紙にはうっすらと木炭がのった絵に見えても、そこにたどりつくまでに
いろんな景色が現れては消えて行きました。描ききったね!
お顔や手も気がつけばまっくろにまりました。

色々

昨年の12月のはじめのことですが・・
高校生のころ、美大受験することを決めてから通っていた絵画教室の
展覧会を観に行きました。
幼児から高齢の方まで幅広い年代の皆さんの作品が飾られていました。
特に印象的だったのは小学生の作品です。
みんな積極的に油絵を描いていました。
小さめの号数のキャンバスに、下地の色を生かした油絵ならではの色の出し方。
色って・・
絵の具のチューブから出したそのままの色
混ぜて作る色
重ねて塗って出す色
隣や周りの色の中ではじめて出てくる色
と見え方出し方はさまざま。
水彩絵の具のように重ねて塗ると下の色を溶かす絵の具や
アクリルや油絵の具のように一度乾くと混ざることなく塗り重ねられる絵の具
との使い方で無数の色が生まれます。
自分では意識していなかった影の中にある色や光の中の色を見ていたんだな
って描かれた絵を見て気付くこと、ありますね。