「ない」という道具

子供が何かを作る時に、目の前にないものを欲しがることがあります。
工作をしている時に「ストローがあったらいいのに」
筆以外で絵を作っていく時に「筆があったら線を描けるのに」
今、ない道具があったら思いどおりのものが完成するのに・・・ってことです。
ここにない材料や道具がもしあったらそれでいいのかもしれません。
作りたい、表現したいという気持ちに応えるのかもしれません。
逆に今あるものだけで作るという創意工夫は生まれないかもしれません。
だから「ない」も材料や道具のひとつだと思えるのです。

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