年長さんのキャンドル

年長さんが一年とちょっとぶりにキャンドル作りに挑戦。年中の時はお父さんやお母さんが危ない所を手伝ってくれたり、火傷しないように見ててくれました。今回は自分で注意しながら自力で作ります。どんな感じになるのでしょうか。

それでは手順を追って(ってほどでもないけど)どうぞ~

最初は色付けするためのクレヨンを削ります。この作業、年中さんの時はお父さんやお母さんがカッターで削ってくれました。今回はプラナイフで上手にガシガシやってます。見本キャンドルを隣に置いて「この色がいい」とか言いつつ。

 

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削ったクレヨンと無色のロウソクを溶かして小さいキャンドルピースを作ります。ゆっくりと溶けていくロウソクを見つめながら割りばしで「溶けろー」と時々かき混ぜます(画像なし)

溶けたらちびカップに入れて、冷やして固まって出来上がった色ピースをポキポキと手で割ってキャンドルにするカップに敷き詰めます。「同じ色が近くにこないようにした」(本人談)とか。

ごめん、カップが小さいからどうしても近くなっちゃう。

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上から見ると↑アボカドトマトって感じかな。

次は無色のパラフィン(ロウの素)を溶かして流し込みます。画像なし

子供用の軍手をして火傷しないようにホットプレートに注意しながら溶かして、流し込みもちゃんと自分でできました!

ピンクも可愛いね。芯が倒れないよう割りばしに挟んでます。↓

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無色のパラフィンの表面が冷えてきたら中身まで冷えて固まる前に小さなピースを挿し込んで飾りつけ。

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全体が冷えて固まった頃は透明なパラフィンは半透明になってきます。

「キャンドル懐かしいね!前にやったよね。あの時はパパに手伝ってもらったけど今日は全部自分でやった!」と満足気でした。そう思ってくれて私も嬉しい(T_T)

アジサイの花

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昨年の作品ですが「アジサイの花」を描きました。

花をよく見て、絵の具を混ぜて色を作りました。

赤と青を少しづつ混ぜながら「もう少し青だね」とか「葉っぱはギザギザだね」とか言いながら手を動かす年長さんたち。花の真ん中は小さい丸いのがあるよーとか。

味わいがあるし確かにアジサイだな~と思える絵です。

上下年長さんの作品↑↓

実際はアジサイをテーブルの上に置いて描いたのに、地面に生えてるように変えてます。絵作りしてるね。

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↓四年生はアジサイの花(ホントはガクだったような)を指に絵の具を付けてトントンと描いてました。

技法発明した気分でトントンと繰り返し絵の具を重ねてたね。指が痛くならないか気になるくらいひたすらに。

全部をよく見て描くと大変なのですが、色に焦点をあてたり、形の一部分をじっくりと表現しようとするだけでも良いと思います。

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2017年も一年間ありがとうございました!

2017年も無事に終わります。

ブログはあまり更新できなくて、見に来てくれた皆さま本当にごめんなさい。

そしてぐるぐるにかかわってくれた皆さま、そっと見守ってくれた皆さま、本当にありがとうございました。

2017年は少し人数も増えて充実した年となりました。

どんな子が入ってきても「新しいタイプだなぁ」といつも感心してしまう私。

当然のことですが子どもはそれぞれ違います。同じ人間は二人といません。

一人一人が楽しく良い時間を過ごせるように、心をくだき工夫して共感して、離れてみたり、一緒に描いたり作ったり、ただ一生懸命やっていこうと思います。

2017年は「自由」という言葉について考えさせられることが多々ありました。

子どもたちが口にする「自由にやりたい」という言葉。「自由」は決まり事や枠をとっぱらって何でも思ったようにできるように感じられますが、本当に自由になると何を頼りにどうしてよいのかわからない・・・という道に迷いこみます。紙を前にして線を引く手も動きません。そこで「絵が嫌い」ということになり「工作なら得意だ」と思ってみたものの、実は工作は手順や作り方を一つずつ教わることで完成に近づくという安心感があるのですね。やり方頼みですけど、もちろんそれもいいんです。そんなステップを踏んで、いずれ何もないただの紙に自由な線を描いていきましょう。

 

結局、子どもたちは「自由」という言葉を使っているけれど正しくは何を求めているのだろうか?と考えていました。

失敗する自由。やってみたことが想像した結果にならなくてもやってみたい。失敗して作り直すのは時間がかかることだけどやるのは自由。転ばぬ先の杖より飛び込んでみたい。そんなことかなと思いました。

ただ、作品が「完成」という形にならないまま中断してしまうと作ることが嫌いになっちゃうらしいんです・・・これも避けたい。だから私もどうしたらよいか悩み続けるのでしょうね。

みんな図工が好きで、頭の中では「自由」ならすごいことができるはずだと思ってる。でも本当はちょっとだけ手助けが欲しい。ちょっとだけってとこがポイントなのかもしれません。

 

もう年を越してしまいましたね。

2018年も色々なことを考えたり、子どもの個性を尊重しながら、楽しく真面目にやっていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。