白い花でもうっすらと紫色を感じたり緑色が見えたりします。感じる色味を大切にして自分の色を表現してもらいました。
花びらが円形に広がる形の花は描きやすいです。葉っぱの形もよーく見てね。
アフリカンデイジー
少ない色数を混色してたくさんの色を作る「色のつみき」みんな集中してました。思わぬ発見が次々とある楽しい実践です。
赤、青、白の3色をパレットに出します、混ぜてもよし単色もよし、小さな四角を5~8㎝程度の暗い色の紙におきます、次は上下左右のどこか接する所に一色おく、これを続けるだけ。パレットには微妙に違う色がつみきのようにたくさん作られていきます。爪はすでに抹茶色のネイルがっ!!
パレットに混ぜた時は大きな色の変化に気付かなくても、紙にのせてみると「ちょっと赤を足しただけなのにこんなに違う!!」ことを発見。どんどん驚きの声が上がります。
3色だけでは、もう新しい色が作れないよーとなったら「黄色」を投入。ますます色数が増えてきます。
完成したつみきを見て題名をつけてもらったら
「ぶどうじま」「にじ」「ミルクティーのせかい」「ピンクのとびら」「むらさきのこころのせかい」なんて、どれも大きな世界観を感じているようですね。
色を作っては紙に試し塗りをして確認してた子も。「ブロッコリーの色だ」「これはなすかな」て感じで、野菜色満載の色作り。ご本人いたく気に入って持って帰りました。
この集中力が、次にステップアップしたことに挑戦する気になるのです。
自然の色って自分で作れるんだね。
もうすぐクリスマスですね。はじき絵でクリスマスの絵を描いた年長さん。
動物たちがクリスマスツリーの元に集まって来てプレゼント待っています。ゾウ、ライオン、キリン、しまうま、etc。男の子もプレゼントゲットのベストポジションです。
空中にも海の動物が飛んでますよ。ペンギン、まんぼう、潮吹きくじら、そして右の上空からは、そりに乗ったンタさんがたーくさんのプレゼントを持って降りてこようとしています。雪や雪の結晶が降って、空のような深い海の中のようなきれいな世界ですよね。
ツリーにはカラフルなライトがピカピカ、てっぺんの星も輝いてる!男の子もライオンも嬉しそう。
色鉛筆やくれよんや水彩を重ねて。空が海だったらこんな感じかも。
サンタさんの持ってるプレゼントは黄緑の箱、たーっくさん配られるね!
とっても素敵できれいで心があたたかくなる絵です。
子どもの絵は、描きながらお話しながら進んでいきます。
クリスマスにはツリーがいるね、
星どうかくの?もっと光ってる、
動物たちを描こう、
サンタさんがソリに乗ってくるよー、
プレゼントはこんなにいっぱい持ってるんだ、
ソリの絵?簡単すぐ描けるよ、
空にもペンギン描いちゃった、
雪の結晶知ってる?こんな形だよ、
絵の具…塗ってもクレヨンの色出てきた、
もっと塗っちゃえ、
空はやっぱり青だね、
動物みえなくなっちゃったけど…いるよ!
この絵、乾いてないけど持って帰れる?
絵置いてくの?勘弁してー
という具合にお話しを作りながらどんどん広がります。後で聞いてもどんな情景を描いたのか説明してくれます。作っていくときのワクワクした気持ちが次の創作意欲につながっていくのですね。