ひとふでがき

ひとふでがきをしました。二年生作品「せんせいのうしろすがた」です。


最初は顔だけ描いてみました。
すると、おもしろくなったので身体を描きました。
もっとおもしろくなったので、後ろ姿も描きました。

口の次に前髪を描こうして「ここからどうやってあっちにいけばいいの?」になります。
すると他の子が「同じ線を戻ればいいんじゃない」ってアドバイスしてました。
それは厳密には、ひとふでがきじゃないけど・・・ま、いいです。三年生作品「みんなのかお」。

線がリラックスしているのに、対象をよく見て特徴を捉えています。
リラックスしているけど、集中してるんですね。
「見えたままペンを動かしてみよう」と声をかけました。
消せる鉛筆ではなく消せないペンで。
子供たちは瞬時に捉える感覚を研ぎ澄ませているようでした。
いつもは「よく見て描きましょう」というのですが、今回は見過ぎてしまうと手が動きません。
ひとふでで描くことはクロッキー(速写)に近いですね。
線をほぐしたかったので、ひとふでがきに挑戦しましたが、想像以上に楽しかったです。
どれも可愛いね。

マーブリング、ビー玉コロコロで模様作り

「マーブリング」をしました。

マーブリングとは、大理石のような模様ができる手法です。

マーブリングはトルコ発祥の工芸手法。イタリアの様々な工芸品にも目にすることがあります。
日本でいうなら「墨流し」です、水の上に墨汁を垂らして水に浮かんだ模様を紙で吸い取らせます。

容器に入れた水の上にマーブリング用絵の具(ゴムが入っているため水をはじく)を一滴づつポタポタと垂らします。
赤、青、黄・・・と垂らして、竹串で流水模様にしたり、息を吹きかけて渦巻き模様を作ります。
紙を水の表面に落として、出来た模様を吸い取らせます。
マーブリングらしい写真がちょっと少ないけど(^-^;

紙に直に絵の具を垂らしたり、竹串で絵を描いたり、いろんなことを試してます。

きれいだね~
新聞紙に余分な水を吸い取らせて、ドライヤーで乾かしました。
ポイントは「どんな紙を使うか!」でした。合っている紙は・・・
一位 再生紙
二位 障子紙
三位 落書き帳
他、画用紙は絵の具が乗りませんでした。
ざらざらした吸収のよい紙が合ってますね。ざら紙がベスト!!
お次は「ビー玉コロコロ」。
今回はテープや動物の形に切った紙を置いて、その上に絵の具の付いたビー玉をころがしました。



単純な模様作りですが、「こうしたらどうなるのかな?」「もっとこうしたい!」という方向に近づける工夫が楽しいのです。
理科実験のような「発見!」と「やったー!」があります。

球体シーグラスランプ

球体シーグラスランプ完成しました!!作者は4年生の女の子です。がんばったね~
少しだけ光のある部屋でランプをつけると・・・こんな感じ。

真っ暗の部屋ではこんな感じ

明るい部屋でランプを消した状態

どれも素敵です。
球体にするには、半球を二つ作ってから合体させました。
きれいな球体になるよう、少しづつシーグラスを積み上げ、時には崩して形を整えてきました。
完成した達成感は言葉にはできないほどだと思います。
自分で自分をほめてあげたいような気持だったんじゃないかな。
おめでとう!