いたずら書きはたのし

黒板に大っきな目玉焼きの絵を描いたのでてよく見ると、「臣大目玉焼き」と。臣大???

「じんだいめだまやき」って何~?と聞いたら、「ジンダイ、ジンダイ」とゲラゲラ笑ってフリガナをふってました。
「もしかして、きょだいめだまやき?なら、縦棒いらないよ」って言ったけど

三年生は「縦棒ってどこの~???」など言いながら、あちこち消してたら、五年生がさっと直してくれました。

「絵を描く友達」「後ろ姿」を描こう

「後ろ姿」を描こう!で始まった水彩画です。
正前から描きたい~という子もいたのでそれぞれ好きなように描きました。
二年生作品
鉛筆で軽く下絵、顔の肌色を塗ったら、興味のある洋服のボーダー柄に筆を入れました。

影になっている首の色は、顔の色と違うことに注目して色を変えています。

モデルになった子の髪の毛の長さも印象深かったのでしょうね。どーんと長い。
鉛筆を持つ手やテーブルの色、背景の襖や畳、壁、置物も描き入れています。

顔は目の前まで行ってよーく見直してました。ここまで3時間以上かかっています。
集中した感じ伝わるのではないでしょうか。
三年生作品 「先生の後ろ姿にする」ってことでモデルになりました。

線で肩の丸みや厚みを出しています。髪の毛は何度も塗ってました。

洋服の色も本物そっくりになるまで、色を作っては筆にとった絵の具を洋服に近づけて確認。
近すぎて本当に洋服に付いちゃったね (笑)

背景はにじませながら一通り色を塗りました。窓の外の木々も描いています。
人物を描いた時より、ちょっと息切れしちゃったかな。
わりばしペンと墨汁で線を描いた作品です。今回は全員背景を入れることにしました。



子供自身が興味のある所は丁寧に描いています。



鉛筆を持つ手に興味を持ったり、洋服の模様や髪型に関心持っています。
その興味が絵をイキイキとさせているのでしょうね。
子供は対象をよく見るよりも、頭の中にある形を描いてしまうものです。
今はどんな線でもためらいなく鉛筆や筆を動かせることを大切にしたいと思います。

ひとふでがき

ひとふでがきをしました。二年生作品「せんせいのうしろすがた」です。


最初は顔だけ描いてみました。
すると、おもしろくなったので身体を描きました。
もっとおもしろくなったので、後ろ姿も描きました。

口の次に前髪を描こうして「ここからどうやってあっちにいけばいいの?」になります。
すると他の子が「同じ線を戻ればいいんじゃない」ってアドバイスしてました。
それは厳密には、ひとふでがきじゃないけど・・・ま、いいです。三年生作品「みんなのかお」。

線がリラックスしているのに、対象をよく見て特徴を捉えています。
リラックスしているけど、集中してるんですね。
「見えたままペンを動かしてみよう」と声をかけました。
消せる鉛筆ではなく消せないペンで。
子供たちは瞬時に捉える感覚を研ぎ澄ませているようでした。
いつもは「よく見て描きましょう」というのですが、今回は見過ぎてしまうと手が動きません。
ひとふでで描くことはクロッキー(速写)に近いですね。
線をほぐしたかったので、ひとふでがきに挑戦しましたが、想像以上に楽しかったです。
どれも可愛いね。