マーブリング、ビー玉コロコロで模様作り

「マーブリング」をしました。

マーブリングとは、大理石のような模様ができる手法です。

マーブリングはトルコ発祥の工芸手法。イタリアの様々な工芸品にも目にすることがあります。
日本でいうなら「墨流し」です、水の上に墨汁を垂らして水に浮かんだ模様を紙で吸い取らせます。

容器に入れた水の上にマーブリング用絵の具(ゴムが入っているため水をはじく)を一滴づつポタポタと垂らします。
赤、青、黄・・・と垂らして、竹串で流水模様にしたり、息を吹きかけて渦巻き模様を作ります。
紙を水の表面に落として、出来た模様を吸い取らせます。
マーブリングらしい写真がちょっと少ないけど(^-^;

紙に直に絵の具を垂らしたり、竹串で絵を描いたり、いろんなことを試してます。

きれいだね~
新聞紙に余分な水を吸い取らせて、ドライヤーで乾かしました。
ポイントは「どんな紙を使うか!」でした。合っている紙は・・・
一位 再生紙
二位 障子紙
三位 落書き帳
他、画用紙は絵の具が乗りませんでした。
ざらざらした吸収のよい紙が合ってますね。ざら紙がベスト!!
お次は「ビー玉コロコロ」。
今回はテープや動物の形に切った紙を置いて、その上に絵の具の付いたビー玉をころがしました。



単純な模様作りですが、「こうしたらどうなるのかな?」「もっとこうしたい!」という方向に近づける工夫が楽しいのです。
理科実験のような「発見!」と「やったー!」があります。

球体シーグラスランプ

球体シーグラスランプ完成しました!!作者は4年生の女の子です。がんばったね~
少しだけ光のある部屋でランプをつけると・・・こんな感じ。

真っ暗の部屋ではこんな感じ

明るい部屋でランプを消した状態

どれも素敵です。
球体にするには、半球を二つ作ってから合体させました。
きれいな球体になるよう、少しづつシーグラスを積み上げ、時には崩して形を整えてきました。
完成した達成感は言葉にはできないほどだと思います。
自分で自分をほめてあげたいような気持だったんじゃないかな。
おめでとう!

うまく描けないのに

お絵かきが好きで、家でも絵を描いている子は、ぐるぐるで絵を描くときもためらいなく描き始めます。
乗り物とか女の子とか、好きなものなら尚更スラスラ進みます。
反対に、普段あまり描かない子はすごく悩んじゃうみたい。
そんな時は周りの子の絵を見たり、ウロウロしたり、おしゃべりしたりしているうちにじわじわと、自分も描いてみようかな・・・と思い始めます。
実物を見て描く絵なら、その対象をよく見てみたり、思い出の絵ならじーっくりと思いだしてみたりします。
そして描きやすい部分、印象的な所から線を走らせてみる。
すごく慎重に。
何をかこうとしているのかわからないけれど、同じ所を何度も繰り返しなぞったり、消して描いてを繰り返したり、とこだわりをみせます。
人間は頭があって、首があって、肩、手、胴体、足~というお決まりの観念は特にないのです。
形の観念がないので、味のある、あもしろい絵になります。
見えたままを描くとこうなるんだね。
うまく描こうとしてない絵って魅力的。
うまく描けない時って、貴重な時だね。