こんにちは、ばんちょーです。
演奏会まで1ヶ月を切りましたあ!
演奏にこなれてきた幕フィルでは、走り屋が続出しております。
落ち着いて行きましょう♪( ´▽`)
今回演奏する、シューマン交響曲4番。
安藤先生いわく「クララ大好きーゴロニャーン」の曲。
クララとは、シューマンの妻。
この方、凄い女性なんです。
19世紀初頭に生まれたクララは、ビアノ講師である父に指導され、
9才でデビューした天才少女!!
ショパンには「私の練習曲が弾ける唯一のドイツ人女性」と評され、
オーストリアからも、特別な称号をもらったり、この当時「女性」でこんなに活躍できるのは本当にすごいらしい!
作曲でもかなりの才能があったようですが、
この時代女性が作曲するということが評価されなかったので、
自ら作曲するのは辞めてしまったよう。
それでもシューマンとの間に8人も子供がいたため、妊婦の中での、
演奏活動が多かったとか。
ドイツがユーロになる前の最後のマルク紙幣にもなっていました。
女性のピアニストが紙幣になるって、日本との文化の違いも感じますが、
それだけクララは大スターだったのです。
シューマンが大好きなのも当然のようです。
そんなクララのための曲。
愛を込めて演奏したいと思います。