気が付けば梅雨入りしてました。
みなさーん、お元気でしたか?
トロンボーンのS井です。
で、昨日21日は合奏でしたのよ。
安藤先生の指揮で
シューマンのシンフォニーから。
はい、4番のシンフォニーと格闘中の図です。
各自課題満載なんで、もう、いろいろとタイヘンなのですが
そんな中、安藤先生がこの曲にまつわる、面白いお話をしてくださいました。
4番のシンフォニーを作曲したのは
シューマンが32歳の時なんですね。
その2年前に結婚したんだけど、奥様ってば10歳年下のクララさま。
クララさまの22歳のお誕生日プレゼントがこの曲!
えー、これって、プレゼントだったんだー。
へー。
シューマンは、どんなふうに、この曲渡したのかしら?
何処で渡したんだろう?
うーん、気になるなー
初演はクララさまのお誕生日の3か月後だったって言うから
ますます気になるのでありました。
クララさまのお誕生日は9月13日
初演は12月6日
幕フィルで演奏するのは10月11日
月別アーカイブ: 2015年6月
劇場支配人は温室で初演
こんにちは、ばんちょーです。
今週の練習は今回のマエストロであります安藤先生と初合奏でした。
またよろしくお願いします!
まだまだ練習はじめで演奏面はつたないですが、
安藤先生はいろいろエピソードなどお話いただき、勉強になりました。
この度のプログラム、モールアルトの「劇場支配人」序曲。
なにそれ?魔笛とかドンジョバンニとかフィガロとかないの?
いえいえ、もう聞けば2秒でモーツアルトの世界に引き込まれますよ!
で、「劇場支配人」について、調べてみました。
オーストラリアの皇帝が、オランダ大公のウィーン訪問に際し、歓迎行事を行うことに。
当時の宮廷作曲家であるサリエリにイタリア語のオペラを、モーツアルトにはドイツ語のオペラを
作曲させて競わせようという企画からこの曲は作曲されました。
この時の作曲料サリエリが100ドゥカーテン、モーツァルトは半額の50ドゥカーテン。
モーツアルトはフィガロの結婚の作成中の合間にこの曲を作ったとか。
この曲はオペラというより、音楽喜劇の小作品。時間もセリフをいれて25分くらいです。
内容もドタバタの喜劇。登場人物も4人。
初演はその歓迎行事である、シェーンブルン宮殿内のオランジェリー(大温室)。
オレンジなどの柑橘類を寒さから守るための保管庫のために作られた場所がコンサート会場になっていたらしいです。
その現在の姿↓
すごいですねー。貴族ってすごいわー。
そして残ってるのがやっぱりヨーロッパすごいわー。
オレンジのためにこの建物Σ(゚д゚;)
サリエリとモーツアルトの共演、歌手も当時の大人気歌手の共演とあって、
このコンサートは大変盛り上がっていたらしいです。
ということで、とっても楽しいワクワクする曲となっております。
これから日本は梅雨や、蒸し暑い夏になりますが、宮廷音楽を楽しんでいきましょう!