シで歌え

こんばんは。
バレンタインデーにチョコをもらってないけど
ホワイトデーにはケーキを作って来いとレシピを
渡されたオーボエのGです。
また女子力が上がる…

今日はシベリウスの通し練習でした。

まだまだ同じことを注意されたり、リズムの変わり目に乗れなかったり課題が多いですな。
少なくとも、先生に同じことはいわれないように、復習をしたいですね。
それでも休憩中も弦楽器同士でいろいろ確認したり、
指揮者の先生に弾き方、たたき方を確認して
いい雰囲気だなぁと感じます。
さて、題名の件ですが、この曲の三楽章にはオーボエのソロがあります。
三楽章冒頭は弦楽器の嵐のような荒々しいリズムの後に静寂があり、
オーボエの優しいソロが始まり中間部となり、
再び冒頭の嵐が始まって、オーボエの中間部の回帰したところからブリッジとなり、
切れ間なく最終楽章とつながります。
このオーボエのソロがなにげにやっかいなのです。
1小節、12拍あるうち、1拍休みの後、2拍目から10拍目がシの音だけなのです。
おそらくこれだけ1音だけ続くソロはほかにないと思います。
このシの1音だけで、冬の嵐が終わり、暖かい日差しが出て、寒いけど春を感じる暖かな気持ちを、
表現しなければならず、オーボエそのもののスキルをあげないと表現するのは厳しいなぁと感じております。
どれだけこの1音で歌えるかがソロの成功の鍵かなぁと今日の練習で改めて思うGです。
さて話は変わり演奏会のチラシやチケットが出来ました。

チラシができると、いよいよだなぁと感じます。
皆さんも、お時間がありましたら是非おこしくださいね。
以上練習風景というよりは
自分のソロの決意表明のGがお送りしました。