パートごとに難所が・・・。

こんばんは、びおら~1号です。
気がついたらもう4月に入り、
幕フィルHPは 桜・満開バージョンなのに・・・
日曜日は寒かった~~!(ブルブル)
練習中も、上着を着たままの人や、
ひざ掛けをかけてる人もいましたよ。

今回は、トロンボーンのS井さんが
降り番の「エグモント」の間に
いつもと違う角度から撮ってくれたようです。
ホルンが写ってるのは珍しいかも。
この日は、仮面舞踏会(ロマンス、ギャロップ)から
新世界2楽章、エグモント、というメニュー。
ロマンスの冒頭からヴィオラがご迷惑をm(_ _)m
この曲、分散和音が多いんですが、
低い弦で高いポジションは ちとキビシイ★
でも、強弱・表情もつけられるように頑張ります。
ギャロップでは、管楽器が大活躍ですね~。
ホルンは1拍ゲシュトップ(ベルを手でふさぐ奏法)で
次の拍はオープン(元に戻す)なんてあるし。
トランペットはミュートをつけたりはずしたり、
見てたらけっこう忙しそうです。
そして新世界の2楽章の真ん中あたりでは、
1 stヴァイオリンがsul Gで苦労してたんですね。
「一番低いG線で全部弾け」って事なので、
ロマンスのヴィオラより高いポジションみたい・・・。
最高音あたりで、さっさと通り過ぎたくなるのも
わかる気がします。
さて、新世界といえば
「チューバの出番は、2楽章の8小節だけ」
というのは有名な話。
実際に楽譜を見せてもらったら、
こんなんでした。

すごい、ホントに1ページだけ!
途中、目安としてトロンボーンと
ヴァイオリンのパートが小さく書いてありますが、
吹くのは最初と最後のほうの4小節ずつです。
「Ⅰ. TACET」は、1楽章は丸々休みという意味。
(下のⅢ、Ⅳも同じ)
個人的には、2楽章の最後のこれがツボです。

あと残り4小節なのに「TACET」って(^^;
「はい、もう出番終わり~」みたいに思えて
つい笑ってしまいました。
でも考えようによっては、長い交響曲の間
ひたすらじっと待ってるのも、
苦労といえるかもしれませんね・・・。