こんばんは、びおら~1号です。
連休あたりに更新しようと思ってたのに、
体調を崩して寝込んでました(T_T)。
皆さま、風邪やらノロやらインフルエンザやら、
いろいろ流行りそうなので気をつけましょう。
さて、今回は久々に復活!!
《幕フィル的楽器紹介》シリーズです!
でも番外編・・・(^^;)
年末の初見大会の日に、ホルンの皆さんが
いろんなホルンを持ってきてたので、
ここで一挙に紹介します!
まずは、こんなのから。
(注:吹いてる人はクラリネット奏者)
普段オーケストラで見るものと、
なんだか違うのがおわかりでしょうか?
この楽器、「メロフォン」といって、
バルブを右手で操作することと、
そのバルブが「ピストン」(トランペットと同じ)
なのが特徴です。
昔(1960年台くらい?)には、小中学校などの吹奏楽で
ホルンの代わりに使われたりしたらしいです。
私も、現物を見たのは初めてかも☆
こちらが普通のホルン(フレンチホルン)。
上の写真と比べてみてください。
だいぶ違いますね~。
メロフォンは、全体にシンプルだし。
厳密にはフレンチホルンとは違う系統だとか、
いろいろあるようなんですが、
マニアックになり過ぎるのでこの辺で・・・。(^^;)
さて、今度はこんなのを。
ちっちゃい!かわいい!(^^)
でも、作りはちゃんとしたホルンですよ。
もうお一方、正面から見て。
(注:吹いてるのはチューバ奏者です)
最近、楽器店でたびたび見かけていたこれ。
「ポケットホルン」と言うようです。
小さい分、音域は普通のホルンより高く、
トランペットと同じBb管だそうです。
ここ数年で出てきた楽器のはずで、
「見た目でウケる」のが主な使い道でしょうか?!
そして、前回も載せたこの写真。
自分の楽器を抱えたまま
ポケットホルンを吹くT氏。
大きさの違いがよくわかります。
前回ちらっと触れましたが、
このT氏の楽器もフレンチホルンじゃないんです!
実際に吹いている様子がこちら。
これも、フレンチホルンより構造がシンプルです。
この楽器は「ウインナホルン」といい、
ウイーンフィルで伝統的に使用されています。
テレビで放送していた「ニューイヤーコンサート」で
見た人もいるかもしれませんね。
この楽器の特徴は、大きく二つ。
一つは、バルブがロータリーではなく、
「ダブルピストン」というシステムなこと。
レバーを押すと、二本一組のピストンが
同時に動いて音程を変えます。
・・・と、本などには書いてあるけど、
実は私もイマイチ理解できてません★
今ではウインナホルンにしか
使われてないシステムなんだそうですが。
とりあえず、見た目がけっこう違うので、
アップで写真を載せてみます。
こちらがウインナホルン。
横に六本並んだ管がそれのようです。
ダブルピストンの場合、ピストンの中にも
空気(息)が通るんだそうです。
(普通のピストンは、空気の通り道を変えるだけ)
で、こちらがフレンチホルン。
ロータリーは、丸い蓋の中にある
シリンダーが回転して空気の通り道を変えます。
・・・言葉だけだとわかりづらいですが、
こんな感じで違います。
そしてもう一つのウインナホルンの特徴は、
吹き口近くに、くるっと巻いた管があること。
これは、バロック~古典の頃に使われた
「ナチュラルホルン」の名残です。
トランペット編で紹介した
「ナチュラルトランペット」と同じく、
管を巻いただけの、バルブ無しの楽器。
ホルンの場合は、色々な調で演奏するために、
さまざまな長さの管を差し替えて
演奏していたそうです。
それがウインナホルンに残っているとか。
でも、管を差し替えることはほとんどないそうです。
というわけで、ざっくり説明しましたが、
なんとなくお分かりいただけたでしょうか?
ホルンパートの皆さま、
(図らずも?)ネタ提供と、撮影のご協力
ありがとうございました♪
《幕フィル的 楽器紹介》の本編も、
そろそろ再開する予定です。
団員の皆さま、ご協力をお願いしますm(_ _)m
ではまた~♪
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初見大会
しまった、初見大会の記事がまだだった!
紅白を横目にPCに向かってます、びおら~1号です。
そう、12月19日に次回の曲の初合わせ、
初見大会があったんです★
ギリギリだけど、年が明ける前に更新!
この日は出席率もよく、
けっこう順調に進んでいきました。
ファゴットが2人いる~♪(^^)
実は、演奏会前に1人入団してたんですが、
ブランクがあるということで、
先日は演奏には参加してなかったんです。
この日、晴れて合奏デビュー!
中低音仲間が増えて嬉しいです。
今期コンマスのY氏がチューニングに立ち、
曲順で合奏開始。
基本的に、初見大会では団員が指揮を振ります。
最初の『フィガロの結婚』の指揮は、
トランペットのS氏でした。
冒頭の「レドレドレ、レドレドレミファソ・・・」
のメロディで苦戦気味の弦楽器に
「難しいんですか?」と言われたので、思わず
「やってみます?」と楽器を差し出しちゃいました(笑)。
実際、半音進行って意外と難しいんですよ。
ヴァイオリン・ヴィオラの場合、
指をほぼそろえて弦に置くと、だいたい半音です。
でも隣の弦との差は5度。
半音階であがっていくには、途中で
指をずらすか、手ごとポジション移動します。
これが、慣れないと難しいんです。
・・・チェロだと、指の間隔が倍近いからもっと大変かも★
続いて『イタリア奇想曲』。
指揮は打楽器のS氏・・・って、ややこしい(^^;)
なにしろ、同じ苗字が7人もいらっしゃるもので☆
(ついでにヴィオラのトップに座ってるのもS氏・・・)
これは、冒頭のトランペットが
なんといってもカッコいい!!(^o^)
自分が最初のほうは休みなので(トップじゃないし♪)、
後ろを振り返って見ちゃいました。
そしたら、ちょっと指が戸惑っているような・・・。
後で訊いたら、移調(inE)の楽譜を当日配られて、
読み替えがうまくいかなかったとか。
う~ん、管楽器にもそれぞれ苦労がありますね。
そして、メインの
ベートーヴェン・交響曲第3番『英雄』。
指揮は再びトランペットS氏。
と思ったら、3楽章からコンマスY氏に交代!
あちこちから「おお~!」と声は上がるし、
なんとなく気が引き締まった感じでした。
なんというか、贅沢な気がします(私だけ?)。
余談ですが、この日指揮棒として置いてあったのは
編み棒、菜箸、ドラムのスティックでした(^▽^;)。
でもドラムスティックは重くて駄目だそうです。
全曲終わった後、臨時総会がありました。
演奏会の全体報告と、会計の決算・予算について。
ここで初めて知ったんですが、この間は
点字のプログラムを作ったそうです。
盲学校の生徒さんを呼んだので、
必要なだけ作ったらしいんですが、
こういうのもできるんですね~!
また、いろいろな方が演奏を聴きに来てくださるのも
嬉しいことだし、やりがいがあります。
次の本番までの練習予定も配られて、
幕フィルは春の演奏会に向けて動き出します!
今度の指揮者は 福田夏絵さん。
コンマスY氏の後輩という女性です。
どんな方か、ドキドキしつつ楽しみです♪
《おまけ》
なぜかこの日、ホルンパートが面白くて。
いろんなホルンを持ってきて、
合奏の合間に吹いてましたよ。
自分の楽器を脇に抱えて、
ちっちゃいホルンを吹くT氏。
実は抱えてる楽器も変り種☆
あとで、すっかり放置してる楽器紹介の番外編として、
まとめて紹介しようと思います。
第34回《前日~準備編》
え~、冬眠していたわけではありませんが(汗)、
個人的な諸事情により、更新がだいぶ遅れました。
申し訳ありません。びおら~1号です。
演奏会からもう1ヶ月経ってしまいましたが、
やっとまとめることができました。
今回、団員の皆さんに画像提供をお願いしたところ、
ヴァイオリンKさんからロビー・打ち上げ他、
クラリネットNさんから舞台写真をいただきました!
ありがとうございました。
おなじみS井さんからと、私も携帯で撮ってたので、
今回は画像が盛りだくさんです!!
すでにHPのアルバムにアップされてますので、
重複するものも多いですが、
ブログとしても残しておきます。
分量が多いので、3回に分けました。
これの後に 《開場~本番編》《打ち上げ編》と
上から並べてますので、順にお読み下さいませ。
ではまず、
前日リハ~当日の様子をお伝えします。
今回は、ゲネプロ(通しリハーサル)を
前日の夜に、本番のホールで行いました。
これだと舞台のセッティングも前日にできるし、
打楽器やコントラバスなども置いていけるので
ちょっと楽できるんですよね(^^;)。
あと、受付や楽屋も簡単な準備ができます。
もちろん、他の催し物で使われてたら
こうは行かないんですけど。
今回は空いてたので(予算もOKが出て)使えました。
ということで、始まる前に客席から。
やっぱり、舞台に並ぶと
「オーケストラ」って雰囲気が出るなあ(笑)。
その合間に、トロンボーンは
ロビーコンサートの練習をしてました。
そして、いよいよリハーサル開始!
いろんな意味で難しい箇所が多く、
退出時間(21:30)の15分前まで
須藤先生は粘ったのでした・・・(+_+;)。
でもそのあと、終演後のロビコン担当、
金管5重奏のメンバーは更に練習。お疲れ様です。
当日の終演後だと私の場合、
片づけやらエキストラさんへの挨拶やら忙しいので、
ここで聴かせてもらいました♪
そして帰宅。
明けて本番当日。
朝一は他団体のチラシはさみ込みから。
・・・って、その数がすごいんですけど☆
10種類ぐらいありましたよ!
こんなにチラシが多いの、たぶん初めてでは?
で、はさみ込み作業の様子。
団員総出で、順番に一枚ずつ取っていき、
そろえてプログラムにはさみます。
みんなでやれば、案外速いv(^^)
そして、午前中は前日できなかった分など、
最終のリハーサルです。
ここまで来ると、演奏については
本番に向けて どこまで自分の調子を上げられるか、
今まで練習したものをどれだけ出せるか、の勝負(?!)です。
では、《開場~本番編》に続きます。
第34回《開場~本番編》
さて、いよいよ準備・着替えも終えて、
お客様をお迎えする「開場」の時間が迫ります。
弦楽器のロビコンメンバー(の一部)。
カメラ無視して背中向けてるのは私です★すみません。
花束受付を担当してくれた、
新入団員のヴァイオリンのお2人。
幕フィルでは、受付にもお手伝いの方をお願いしますが、
団員も何人か、開演前までは受付にいます。
そして、開場直前のホール入り口~受付。
毎回そうなんですが、お客様がもう並んで、
開場を待っていらっしゃいます。
なんだか、いつもより多いような・・・。
そんなに寒くなく、天気もよかったのが幸いです。
開場時間になり、お客様をお迎えして、
まずはロビーコンサート、弦楽器から。
個人的に、最初はちょっと緊張してしまって(汗)★
でもすぐ立て直したつもりですが・・・。
いい演奏になっていたでしょうか?
(もちろん、他のメンバーは問題ないと思います!)
続いて、トロンボーン。
自分の出番のあと、前に回り損ねて
後ろから撮ってみました。
お客様の多さがわかって、かえっていいかも?(^^;)
1曲終わって、前まで移動してもう一枚。
別の角度から、さらに一枚。
途中、お客様にも手拍子を入れてもらって、
楽しい演奏でした。
そして、ロビコンが終わったら急いで舞台袖へ!
本番の開演時間が近づきます。
今回提供していただいた画像に、
舞台袖のものがあったので、2枚続けて。
(時間を見ると休憩時間ですが。)
袖では、半分に分かれて舞台の両側に待機してます。
ヴィオラがいる上手(かみて・客席から見て右)は、
ほとんど低音楽器なせいか(?)、割とおおらかに
「さ~て、やるかぁ♪」みたいな雰囲気なんですよ。
でも下手(しもて・客席から見て左)はメロディ楽器が多いし、
ちょっとピリピリしてたりするのかな・・・(偏見?)
と思ってたんですが、そうでもなさそうですね。
いよいよ開演!
ステージに入場して、客席を見て驚きました。
客席がほとんど埋まってる感じだったんです!
あとで入場者が929名と聞いて、さらに驚いたんですけどね。
演奏は、本番に強いと自負する幕フィルが、
さらに客席のパワーに後押しされたみたいで・・・。
いつもにも増して、勢いとか力強さがあった気がします。
もしかしたら、次回は指揮者が代わるので、
須藤先生も団員も「2年間の集大成」という
思いがあったのかも?
(あくまで私の個人的感想です)
大勢のお客様からの盛大な拍手を頂き、アンコールは
ハチャトリアン:『仮面舞踏会』より ワルツ。
前回(33回)も演奏した曲ですが、
熱気でパワーアップ!してたりして(^^;)
こんな感じで、大盛況に終わった
第34回 定期演奏会でした。
※本当は終演後に、金管五重奏による
ロビーコンサートもあったんですが、
画像がありません。(私も聴けなかったし)
メンバーの皆さん、ごめんなさいm(_ _)m
予想以上の来客数で、プログラムが足りなくなったり、
お席のご案内など行き届かなかった面もあったようです。
ご迷惑をおかけしたお客様、申し訳ありません。
次回からの課題としていきます。
そして、毎度ではありますが
演奏やスタッフでお手伝い頂いた皆さま、
ご来場頂いた多くのお客様。
本当にありがとうございました。
そして、団員の皆さまと須藤先生。
お疲れさまでした!!
・・・さて、今回はネタ(画像)が豊富にあるので、
さらに《打ち上げ編》に続きます♪
第34回《打ち上げ編》
アマチュアにとって、演奏会後のお楽しみ、
それは打ち上げ! 酒!です(^^)。
千葉駅近くの某居酒屋にて。
今回は団員が増えた上に、
打ち上げ参加率も高く、盛り上がってました。
こちらは次回コンマスのY氏と、
弦トレーナーの小嶋先生、他。
どんなお話をしていたんでしょう?
ここはチェロ席★
見事にチェロパートで固まってます。
Sさんが辞めて、ホントに男所帯に(汗)。
女性のチェロ弾き、入ってこないかしら。
若い学生男子もいますよ!
(何のフォローだか・・・★)
また見事に集まった、金管席。
やっぱり、なんとなくパワフル。
楽しそうだな~。
ここには団長とインペク。(正面の2人)
お2人は、幕フィル創設からのメンバー。
山あり谷ありの歴史を見てきた方々です。
おお、仲良し会計コンビ!
ここでもいっしょだったのね?!(^^;)
須藤先生を囲んで。
実はこの時、酔った勢い?で
「須藤さんにはエロさが足りない!」
と女性陣(私も含め★)のぶっちゃけ発言が!
言われた須藤先生が「それどうやって出すの?!」
と訊いてたり、かと思えば
韓国から来たキムさんの
「エロって何ですか?」という質問に、
みんな色々考えて説明してみたり。
う~ん、ちゃんと伝わったんだろうか。
ま、酒の席ならではの話題ですかね♪
そのキムさんを囲んで、ヴァイオリンの皆さん。
残念ながらキムさんは退団されましたが、
ヴァイオリンの腕も含めて、
周りにいい刺激をくれたと思います。
そして、打ち上げは大いに盛り上がった挙句、
同じ店で席を移動して、
2次会に突入したのでありました♪
だいぶ長くなりましたが、
これにて演奏会レポート3部作・完結です。
次回は来年の5月22日(日)、
千葉市民会館 大ホールになります。
あと5ヶ月、また頑張りましょう!