子宝湯 江戸東京たてもの園

ずいぶん前のこと(2月)なのですが・・・、
武蔵小金井にある「江戸東京たてもの園」に行ってきた。
たてもの園は、小金井公園の中にある野外博物館で、
文化的価値の高い歴史的建造物が建ち並んでいる。
まさに建物好きの聖地。
前からずっと行きたいと思っていたのだが、
幕張から総武線に乗って、中央快速に乗り換えても
一時間半かかるという微妙な遠さがネックになって
足を運べずにいたのだ。
しかし2月のとある平日、ようやく時間ができ、念願かなって訪れることができた。
たてもの園のある小金井公園は
広々としてなかなか素敵な公園。

たてもの園は西・センター・東の三つのゾーンに分かれている。
解説本にある物件を数えてみると、27個もあったので
その全部を紹介はできないし、実際最後の方は疲れてしまって全部は見られてないので、
とりあえず今回は東ゾーンの下町の街並みにある銭湯
「子宝湯」を。
その「子宝湯」がコレ。

堂々とした構え。
昭和4年に足立区に建てられて、昭和63年まで営業していたそうだ。
大きな風呂は気持ちが良くて好きだが、銭湯という建物自体も好き。
しかし営業中の銭湯で写真を撮るなど、できるわけ無いので
ここぞとばかりシャッターを切る。
入口から

まずは男湯へ。
高い天井がたまりません。

レトロなポスターも。


乱れ籠というのだそうで。

憧れ(?)の番台。

湯場の天井ももちろん高い。

湯船は深い。
きっとあっついお湯だったんだろうなあ~。

外の意匠もかなり凝っている。

この彫刻だけで家一軒建つのだとか・・・。
気を抜くとここでずっと撮り続けてしまいそうなので
銭湯を出ることに。
物件はまだまだあるからね。
つづく。