バグダッド・カフェ

先日の幕チャリにて
映画「バグダッド・カフェ」のDVDを購入。
100円。

そういえば高校生のときに新宿まで一人でこの映画を観に行ったんだよなあ。
映画の内容はともかく、
今のわたしの給水塔好きは、このジャケットの写真に原点がある気がしてならない。
給水塔の写真を撮ろうとすると、どうしてもこの写真が頭に思い浮かぶのだもの・・・。
こちらはマクニシ1丁目の給水塔。

2丁目にあった給水塔が取り壊されてしまって、かなりショック・・・。

長島富士

江戸川区には現在13基もの富士塚があるのだそうだ。
先日、葛西の水族館へ家族で行った際に、ついでにそのうちの一つ、
長島富士に寄ってみた。
場所は東葛西2丁目の香取神社の境内。
この辺りはもともと長島村という土地だったのだそうで、それで「長島富士」なのだ。
ちなみにこの長島富士、江戸川区の登録有形民俗文化財である。
迷路のような細い路地をうろうろ走り、ようやく見つけた香取神社の境内の
一番奥に、その長島富士はあった。

ちょっと離れた所からも山肌のゴツゴツした感じがよくわかる。
そして前の看板には「きけんですからのぼらないで」とあった。
なんと、登っちゃいけないのか・・・。
残念だが仕方ない。麓から仰ぎ見ることにしよう。
まずは正面から見る。

登山道はしっかりしていて、石碑なんかのアイテムもたっぷりだ。
頂上には奥宮の祠ではなく、浅間神社の石碑がある。
すごく大きいわけではないが、溶岩と石碑、登山道のバランスが良いためか
なかなかの迫力だ。
登りたい気持ちをグッとこらえ、麓をうろちょろ歩いてみると、
山の中腹をぐるりと囲んだ道があるのを見つけた。

お中道だ。
そんなにたくさん富士塚を見てきたわけじゃないけれど、
ここまでしっかりお中道を造ってあるのは初めて見た。
そして西日をこってり浴びた富士塚は、美しかった。

毎年7月1日にはお山開きの儀式があるのだそうで。
そのときには登れるのかなあ・・・?
おしまい。
つきあってくれた家族に感謝。
おまけ。
葛西の観覧車。

もうちょっとポワ~ンとした感じにしたかったんだけど。
うまくはいかんなあ。

検見川を歩く4 検見川送信所

検見川散歩のつづき
旧道の散策のあと、
台地に登りバス通りを渡って「検見川送信所」へ行ってみた。
きれいな住宅地に囲まれた原っぱの中心にその検見川送信所がある。

以前から一度見てみたいと思っていたのだが、ようやくかなうことができた。
日本初の国際放送を行ったこの検見川送信所。
詳しいことは「検見川送信所を知る会」のHPをどうぞ。
堅牢そうでありながらなも優雅な佇まいだ。

近くからいろいろ見てみたいが、周囲を柵で囲まれていて近づくことはできない。

望遠レンズを持ってくればよかったな・・・。
裏からみると、凹凸がなくて巨大な箱みたいだ。

給水塔好きとしては、見逃すわけにはいかない逸品。

ああ、もっと近づいて眺めたい。
一時はこの送信所を取り壊して中学校にするという計画があったそうだが、
現在は保存に向けて動き出しているとのこと。
ヨカッタヨカッタ。
検見川の散歩はこれでおしまい。
久々の街歩き、楽しかったなあ。
検見川を歩く

検見川を歩く3 旧街道つづき

検見川散歩のつづき
検見川の旧道をてくてく歩いていくと、県道に合流する。

あるお宅の軒下には網が置いてあった。
元漁師さんの家だろうか。

ふと見ると、
細いながらも、真っ直ぐに気持ちよく伸びる路地と階段が!

これは行ってみないわけにはいかない。
階段の上には小さな森と神社があった。
その階段の途中から振り返ると、こんな眺め。

かつてはここから海が目の前に見えたのだろう。
背後に迫る台地と海に挟まれた町だったのが
現在は台地と幹線道路に挟まれている。
今でも漁師町の空気を留めているのは、
何かに挟まれた町という地理的条件が、あまり変わっていないからだろうか。
順序は前後するのだが
旧道から逸れた坂道の途中、検見川公民館の目の前に
階段があったので昇ってみると、こんなものが。

銘には「岸信介」とあった。
ん?総理大臣??
何なんだこれは。
「平和之礎」の碑の前は、こんなスペースになっている。

周囲は住宅街だが、ここだけエアポケットのように何も無い空間だ。
花が一輪、ポトリと落ちていたので押さえておく。

旧道の散策はこれでおしまい。
次回は検見川送信所を。
検見川を歩く