廃墟ホテル

中城城の尾根伝いの山に、とあるホテルが建っている。

実はここ、建設したものの結局開業することなく、
そのまま廃墟と化してしまった中城高原ホテルと呼ばれる建物。
中城城跡を歩いているとチラチラと目に入るので、気にせざるをえない。

そもそもの計画は中城城の本丸跡にホテルを作るという計画だったのだとか。
開業もせず、そのままほったらかしの建物だが、
ウィキペディアにはちゃんと記事が載っている。
中城城の敷地のすぐ近くに入口がある。

行こうと思えばいろいろ見て回れそうだけど、
今回はやめてきました。
だって怖そうなんだもん・・・。
中城城については
こちら

中城城跡に行く

所用で沖縄にいったので、
ついでに足をのばして城を見に行くことにした。
世界遺産でもある中城(なかぐすく)城跡だ。
以前行った首里城は戦争で破壊され、石垣等ほとんど復元されたものだが、
中城城は戦争の被害も少なく、昔の姿を良くとどめているのだそうだ。
丘陵地帯の道を登って駐車場に着くと、
城壁がチラリと見えてくる。

きれいなお花畑の先に行くと、

丘の頂上に城がある。

まず最初にくぐるのは、裏門とよばれるアーチ状の門。

美しい石灰岩のアーチ。
ここを訪れた黒船のペリーも一推しの物件だ。

この中城城、築城は14世紀後半といわれているそうだ。
城壁は主に琉球石灰岩でできている。
そして石灰岩はサンゴなどが堆積してできたもの。
数百年前の遺跡が、数万年前の生物によって形成されている。
そう考えると、時間のスケールがバラバラで
あたまがくらくらする。
下の写真、左の木のある辺りには井戸がある。

城の中に井戸を確保するというのが非常に重要なのだそう。
さて、二の郭とよばれる場所の城壁に登ると、
素晴らしい景色が広がっている。

標高は160mほど。
石垣の花

巨大なタンクも見降ろせますよ。

こちらは一の郭

この場所には戦前まで中城村役場があったのだとか。
山の上の役場なんて不便だなあ。
お城に入って最後の方に現れるのが、
この城の正門。

こちらの門はアーチではなく、楼門が築かれていたらしい。
沖縄の城を見たのはまだほんの少し。
いろいろ見ていくうちに自分なりの見どころもできていくだろう。
実際の遺跡を見ると、とても感動する。
こりゃハマりそうだ。
デイゴの花はまだ咲いていなかった。

つづきは
こちら

残波岬にて

残波岬の灯台とバスの売店。

近くにはちょっと寂れたレストハウスもある。
岬ってだけで、とくに何があるわけじゃないんだけど、
観光地として人が集まってくるのはなんでだろう。
縄文人のDNAのせいだろうか。

寂れてるって書いたけど、
そもそも、人がわんさか押し寄せて流行っていた時ってのはあったのだろうか・・・。

第一牧志公設市場

いきなりですが、
那覇市にある第一牧志公設市場へぶらりと行ってきた。
市場の周辺はアーケード街になっている。

アーケードの通りがいくつも張り巡らされており、
道の印象が似ていてまるで迷路のよう。
いい感じです。

そんな商店街の一角にある目立たない小さな入口から市場に入る。
するとそこは南国の熱気にあふれた世界!

カラフルな魚たち

お肉屋さんの脇には・・・

おお、豚だ!

市場の二階には食堂がたくさんあるので、お刺身定食を。

皮が青いけど鯛の味。汁物はソーキソバだ。
建物自体はなんというか古い団地のショッピングセンターみたいな感じ。

おみやげにシークァーサーを。

これをすこし搾って泡盛に・・・。むふふ。