銚子の旅4

銚子の旅、最終回。
銚子電鉄のホームに行くと、
前日に外川駅で見た車両がとまっていた。

今日の目的地は犬吠駅。そこで売っている「ぬれ煎」を買いにいくのだ。
犬吠崎の宿に泊まったし、犬吠駅には車も止められるので
わざわざ電車で戻る必要は全く無いんだけど、どうしても銚電に乗りたいので。
車内にはこんなものが

手描きの広告がふるってる。
鉄子の旅も

「鉄子の旅」みたいに、全部の駅で乗り降りしたいものだ。
街を抜け、台地の上にあがると
車窓にはキャベツ畑が広がる。そのキャベツ畑の中を銚電はトコトコ走る。

ほどなくして、犬吠駅に到着。「関東の駅百選」のひとつだ。
選定理由は、「ヨーロッパスタイルの白壁と絵タイルが美しい」からだそうです。

しかし電車を降りてみると、どうも駅の様子がおかしい。
駅舎の中に入ってビックリ、なんとそこには
数組の団体ツアー客が鉢合わせしていて、駅の中でギュウギュウ詰めなのだ。
この人たち全員が電車に乗って銚子駅まで行くという・・・。
そういえば銚子駅で、車両を連結して2両編成になっていたのだが、
このためだったのか。
どうにか人をかき分けてお土産を購入したものの、
結局外川駅で折り返してきたこの古い車両にすし詰めにされ、銚子駅へと戻るハメに。

あとで子どもに「電車どうだった?」と聞いたら、
「混んでたね」と一言だけつぶやいた・・・。
そんなこんなで、「銚子の旅」おしまい。
銚子はいい。すごくいい。
またぜひ来たいと私は思うが、子どもたちはどう思っているのやら。
つぎに家族で旅行に行けるのはいつになるだろう・・・。

銚子の旅3

なにも一泊しなければいけないほど
銚子が遠いわけではないけれど、
宿で迎えた2日目の朝。
部屋のカーテンを開けると、
おお!晴れた。

なかなかの行楽日和だが
朝一で犬吠崎灯台をサラリと見たあとヤマサしょうゆの工場へ。

事前に工場見学の申し込みをしてあったのだ。
お醤油大好き。工場大好き。
そんなわたしにうってつけの場所。
サイロに萌えるが、子どもたちが楽しいかどうかは疑問だ。
銚子にはヤマサとヒゲタの二つの大手しょう油メーカーがあって、
どちらも工場見学を受け付けている。
それでなぜヤマサの方を選んだかと言うと、
決め手になったのがコレ。

おしょう油味のソフトクリーム。ちょっとほろ苦い感じで旨かった。
お昼は漁協の近くで、キンメダイのづけ丼を。

見た目はパッとしないが(失礼)かなり旨い。
これを食べるためだけに、また銚子に来たいくらい。
お昼を過ぎると、市場も静かだ。

おなかも満たされたところで、次に向かうのは銚子駅。
いよいよ銚電に乗るのだ。
銚子駅のロータリーはこんな感じ。

空が広いな。
銚子電鉄の乗り場はJR銚子駅の改札の中。
JRのホームの端っこにある。
乗り換え用に、スイカの機械が置いてあった。

つづく。

銚子の旅2

銚子での家族旅行のつづき。
犬吠崎マリンパークをあとにして
次に向かったのは銚子電鉄の終点、外川駅。

いい駅だなあ。


今すぐにでも電車に飛び乗りたいけど、車をここに置いていくわけにいかないので、
明日まで我慢。
ちょっと早めに着いた宿からは犬吠崎が見えた。

犬吠崎のすぐ近くの愛宕山は、県内でもっとも古い地層でできているのだそうだ。
これと同じ地層は奥多摩や秩父周辺で見られるのだが、
これが関東平野では地下3000mまでもぐり、ふたたび銚子で顔を出している。
いったいどんな力が働いて、こんなふうになるんだろうか。
ダイナミックだなあ。
関係ないけど、旅館の饅頭ってなぜだかおいしいね。

つづく

銚子の旅

先週の火曜日、家族旅行で銚子へ。
ここのところずーっと晴れの日が続いているのに、
たった一日だけ雨の降った、あの日のこと・・・。
まずは腹ごしらえのために寄った銚子港で
気になるものを発見。

アジのなめろう

そのあと向かったのは本日のメイン、犬吠崎マリンパーク。

岬に立つピンクの建物。
なんとなく物悲しいような。
平日だし天気も悪いから、そんなにお客はいないだろうと思ったら、
そんなにどころか、お客は我々しかいなかった・・・。
大人気のはずのイルカショーも
観客はウチの家族と、後で入場したと思しき老夫婦のみ。計6人。

雨の中、私たちだけのためにイルカショーは続いていく。うぅ、寒いよぉ。

とはいえイルカショーは結構たのしい。
ちなみに、ウミガメの目はちょっと怖かった。

つづく。