新港信号所

船橋から千葉にかけて、東京湾岸を走る海浜大通り。
その海浜大通りを千葉方面へ。
メッセを越えて、稲毛海岸のプールも越えて、
アクアリンク千葉のあたりで穴川方面には向かわず、
ひたすらまっすぐ進むと、
いきなり交通量が減ってこんな風景になる。

この道をさらに行くと、そのどん詰まりにあるのが
この建物。

千葉港に入る船への管制業務を行う新港信号所だ。
ずいぶん珍妙な建築。う~ん素敵だ。

しかしよく見ると所々崩れているような・・・。
こんなんで管制業務をおこなえるのか??と思ったら、
平成24年の3月に、対岸の中央ふ頭にある信号所に業務が移管されたのだそうだ。
どおりで人の気配が無いわけだ。
せっかく(?)なので、夜にも訪れてみた。
夜は真っ暗。

実際はこの写真よりもうちょっと暗い。
ちなみにこの写真の下の方にちょっぴり写っているのが新しい信号所。
いいなあ。見学とかさせてくれないかなあ。

飛行機の航跡を添えて。

防波堤を登るとすぐ海がある。

久しぶりの夜の撮影。
楽しかった。

稲毛陸橋

千葉市内を通る国道14号には幕張、検見川、稲毛、黒砂と、
かつての東京湾沿いの町の名を冠した陸橋が架かっている。
そして最近できた黒砂陸橋以外の3つの陸橋は、国道を跨ぐということだけでなく、
台地からかつては海であった埋立地を結ぶという点で共通しており、
台地のすぐそばに海がせまってきていたこの周辺の土地ならではの
特徴と言えるだろう。
これらの陸橋の中でも一番目を引くのが稲毛陸橋だ。
幕張陸橋はやや小ぶり。
検見川陸橋は、大きいのだがいまいち全容をつかみにくい。
だが稲毛陸橋は、とにかく大きく、遠くからも見え、高低差も随一。
台地から飛び出す姿は迫力満点。
つまり素晴らしい!
というわけで、冷たい雨のなか見に行ってみた。

ご存じ稲毛陸橋。
普段車で通り過ぎるばかりなので、今回は歩いて
じっくり見ましょう。
歩いてみるとさらにその良さがわかるってもんです。
海側の車道は、まぁ素っ気ない感じ。

しかし橋の下まで来ると、この迫力!

橋の上層は車専用道。歩行者と自転車は下の層を渡る、上下2層構造。
レインボーブリッジと同じだ。
崖を堪能しながら降りられる、このぐるぐるループが
わたしのお気に入り。

崖から飛び出すように降りる、こちらの階段も
捨てがたい。

では陸橋を渡ってみましょう。
こちらが歩道橋の海側の入口。

「グッ」としてる女の子が印象深い。

崖側の正面はまるで祭壇のようだ。

ご本尊もいる。

さっきは下から見たループの部分。

崖に生える松の枝ぶりもすごい。
橋げたの力強さがたまらないのです。

陸橋から街を望む。
いい眺めのはずなんだけど、この日はなにしろ視界不良。

橋からの眺めは悪いけど、橋の眺めはやっぱり素敵だ。

こちら側はパイプがたくさん。

橋を渡るのは車や人だけじゃないんだね。
このパイプを通って何が送られているのか非常に気になるところ。
ふと足元に目をやると橋と同じ色の排水口が。

台地側の車道入口。

稲毛陸橋ができたのは1976年。高洲で入居が始まったのが73年からだそうだ。
今でこそ稲毛駅の方からニュータウンまでまっすぐ道一本で行けるけど、
当時は崖を迂回して、国道に一度出て、っていう道順だろうか。
台地側の歩道に降りてみた。

崖が迫ってきていて建物もないので、人通りはほとんど無い。
人に邪魔されずに陸橋をじっくり見られる場所だが、
国道を通り過ぎる数多のドライバーに変な目で見られるという
おまけがついてくる。
台地の切れ目もすぐ近く。稲毛にも谷があるんだ。

稲毛陸橋、初めて歩いていろいろ見たが、
予想以上に素晴らしく、記事も写真だらけになってしまった。
カメラが雨に濡れてしまったのも気になるところだが、
まあ良しとしよう。

稲毛海岸の給水塔

稲毛の浅間神社に行ったついでに
給水塔をパチリ。

青いストライプが空に映えますな。
円筒型でシュッとした形の方が僕の好みではあるのだけれど、
これはこれでアリだな。うん。
しかしこの給水塔、よく見ると避雷針の横にテレビのアンテナが付いてる。

誰か住んでるのか?
で、こちらは「民間航空発祥之地記念碑」

昔このへんに飛行場があったんだってよ、
と子どもに言ってみたけど、ピンときてなかった。
浅間神社の高台から、きっと離発着がよく見えたんだろうなあ。

西千葉 ホルモン佐々木家

西千葉駅を海側に出て
線路沿いに稲毛方面へ歩いて数分の場所にある
ホルモン佐々木家へ。
薄暗い路地に黒い建物なので、あんまり目立たない。

「佐々木家」なんていうと、なんだか誰かのお宅みたいだけど。
職場の仲間と一度行って以来、みんなでお店の虜になってしまったのだ。
いつもはおとなしい私の職場の仲間たちも
この日は完全に肉食系でございます。
お通しにキャベツが出たので
野菜の摂取はもういいだろう。
早速本題に入って肉を食べよう。
というわけで、まずはラムロース。

ハツ刺し

煙るマルチョウ

外側を焦がしてカリカリにすると旨いのです。
ではいただきます。中はトロトロです。

そんなこんなで暴飲暴食の夜はふけてゆく。
ワイン1本とビールにサワー。
飲みすぎた・・・。

ゆかりの家・いなげ 再訪

先日、稲毛の浅間神社へ行った際、
せっかくなのでお隣の「ゆかりの家・いなげ」にも寄ってみた。
ラストエンペラー愛新覚羅溥儀の弟、溥傑夫妻が半年ほど暮らした家である。
前にも来たけど、やはり落ち着く佇まい。

初めて来たときはあれこれ写真を撮るのに夢中だったけど、今回はのんびりと。
と言いつつ、カメラがあるとやはり撮らずにいられない・・・。
おかげで新しい発見も。
屋根の上にシャチホコを見つけた!

民家にシャチホコって、珍しいんじゃないだろうか。
そして、建物の裏手にあるのがコレ。
防空壕。

戦争の遺跡が、人知れずこんなところにある。
以前の記事はコチラ
その続きはコチラ

稲毛浅間神社で富士山探し②

浅間神社で富士山探しの続き。
稲毛浅間神社で一番駅に近い東側の参道。

ここの鳥居をくぐって水盤舎を過ぎると、右側に小御嶽神社が見えてくる。
多くの富士塚に祀られている神社が、ここ稲毛浅間神社の境内にもある。

実際は富士山の北側5合目にあるのだそうな。
狛犬も富士山っぽい土台に乗っている。

そして小御嶽神社の石盤には「天狗」の文字も。

何故かって?
それは、富士山には天狗がいるからです・・・。
この小御嶽神社の周辺には富士講やその他の講の講碑が
たくさん立っていた。
そんな講碑を見つけるたびに、ちょっと興奮。

ま、別に秘密結社の足跡を追っているわけじゃないんですけど、
なんとなくそれに近い気分。
表参道の燈篭にも富士講のマークを見つけたりして。
「あっ、こんなところにも富士講のサインが!」、そんな感じ。
3つの参道と小御嶽神社、そして富士山の溶岩と思しき岩の貼りついた不思議な祠。
さらにはたくさんの富士講の講碑・・・。
やはり稲毛の浅間神社は巨大な富士塚であった。

稲毛浅間神社で富士山探し

子どものお宮参りやら七五三で
何度もお世話になってる稲毛の浅間神社へ。
この稲毛浅間神社、神社のホームページに、文治3年(1187年)の社殿再建の際、
富士山の形に盛り土をし、参道も富士山にならって3つ造り、
社殿は東京湾を隔てて富士山に向かい合って建立したとある。
これってつまり・・・・・・、
巨大な富士塚ってことじゃないですか?!
何度も行ってるし、浅間神社がもともと富士山信仰から生まれたというのもなんとなくは知っていたけど、
境内全体を富士山として見たことは無かった。
すっかり富士塚めぐりがマイブームになってしまった今、こりゃあもう一度見に行くしかないでしょう。
はたしてこれまでと違った見方ができるだろうか。
まずは駐車場に車を止め
本殿にお参り。

ネットでちょっと調べたら、境内には富士講の碑や、富士塚の重要アイテムである小御嶽神社など
富士山にゆかりのものがいろいろあるとのことだが、
駐車場から本殿までの間には見つけられず。
正面参道から左の道に入ったところにある、小さな社の建ち並ぶ場所にも
富士塚関係のものは見つけられなかった。
本殿に向かって左側の階段を下りるとある古そうな北側の参道にも、何もなし。
うーむ、何も無いな・・・。
境内全体が富士山だというけど、富士塚らしいものは無いや、
階段を昇ったり降りたりして疲れちったよ。
と半ば諦めつつ本殿にもどると、その右側に「納札所」と矢印のついた看板と
下りの階段を発見。
おお、こっちにも道があったのか。
その階段を下りてすぐにあったのがこちら。

おや?
奥にある小さな祠は一体何だ??
表面には溶岩のようなものが貼りついていてゴツゴツしているぞ。

ひょっとしてこれは!?
と思い、近づいて祠の前の碑を見ると・・・

「包」という字の上に富士山のマーク。
八幡宿の富士塚と同じ富士講の石碑だ!!
やった!見つけたぞ!!
この祠が富士塚ゆかりのものなのは間違いないだろう。
しかしこれ自体が富士塚というわけではなさそうだ。
おそらく富士塚のアイテムの一つで、富士山の麓にある「胎内」とよばれる
洞窟を表しているのではないだろうか。
となると、祠のまんなかにいるこの像は
富士講の根本をつくった「長谷川角行」か。

ん〜、よくわからん。
そんなに古いものでもなさそうだし。
今度、神社の人に聞いてみよう。
富士塚に興味を持たなければ、この小さな祠も目に入ることは無かっただろう。
今まで見えなかったものが、視点を変えると見えてくるってのはなかなか楽しい。
次回は東側の参道で富士山を探します。
つづきはコチラ

稲浜ショップにて

高浜にある稲浜ショップで、気になる幟を見かけた。
「オードムーゲあります」。
ありますと言われても、いったい何なのか、その名前からはまったく想像がつかない。
逆さからも読んでみたけど、ヒントは隠されてなかった。

あんまり気になったので、家に帰ってネットで検索してみたら
薬用のローションだった。
もうちょっと怪しいものかと期待していたのだけど・・・。
ちなみに稲浜ショップは、一昔前の雰囲気で

こんなゲームも置いてあった。

スーパーは安くないけど、
八百屋と魚屋はなかなかよかった。
ラーメン屋も美味しかったなあ。

稲毛記念館

稲毛海浜公園内にある「稲毛記念館」にて。


稲毛記念館一階の資料展示室に、船のブリッジが再現されている。
今の高洲市民プールの近くで、かつて千葉市海洋公民館として利用されていた
「こじま」という船のブリッジである。
解体される前の「こじま」見てみたかったな~。
ちなみに稲毛記念館の3階は展望室になっていて、東京湾が見渡せる。
入館無料。

なんだかよくわからない施設です。

稲毛海浜公園にて

日曜日に行った稲毛海浜公園。
原っぱではなぜかたくさん連凧が飛んでいて
カメラ親父たち(もちろん僕も含めて)の格好の撮影対象になっていた。

水質はともかく、海の水は結構きれい。

製鉄所が見えるってのがポイント高いな。
みんなが楽しそうで、シアワセな砂浜だった。