猛暑とか関係なく、まだまだ2月の東京散策のつづき。
芝の増上寺の近くから地下鉄に乗り根津駅へ。
谷根千とも呼ばれ昔の下町の面影が残る場所として有名なこのエリアは、
上野と本郷の台地に挟まれた谷の地形をしている。
谷の地形だけあってここにはかつて藍染川という川が流れており、
上野の不忍池を経由して東京湾へと注いでいたという。
谷の地形と下町の雰囲気を味わうため、この界隈を
ちょっと歩いてみることに。
本当は不忍池あたりからじっくりと歩いて川跡を遡りたいところだけどね。
まずは根津神社にご挨拶。
境内のツツジの斜面は本郷台地。
歩くだけで楽しい下町。
看板建築を発見した。
根津神社から東に向かって歩くと、今度は上野台地の斜面に当たる。
そしてこの道が藍染川の川跡で、右の黄色い建物は染物屋さん。
藍染川で染物をしていたとかなんとか、ブラタモリでやってた。
ヘビ道と呼ばれるくねくねとした細い道もかつての川の名残。
橋の跡もある。
根津から川跡を遡って、やがて一段と活気がある谷中へやってきた。
力作。
谷中銀座は賑わっていた。
谷中と言えば猫ですな。
夕やけだんだんからの眺め。ここは上野台地の西側斜面。
地形好きなので、美しい夕日を見ているのではなく
谷を見下ろしているところなのです。
藍染川の跡をたどってさらに歩いて北上することもできるのだけど、
いったん電車に乗るため日暮里駅へと向かう。
にゃっぽりかわいい。
日暮里駅からもういっちょ別の場所へ。
ホームから見えるのは上野台地の東斜面。
つづく。
藍染川の谷はどこにつながるか?