武石の猿田神社

以前、開削前の花見川についての記事を書いた。
そのとき、地図を見ていて、もとは川であったろうカーブした道に沿うようにして
北へとのびるもう一本の道があるのに気が付いた。
そしてその道沿い、ちょうど幕張町と武石町の境に猿田神社なるものがある。

猿田神社というのは路傍の神様・道祖神とも絡むもの。
この道は結構古くからある道なんじゃないだろうか。
というわけで、その猿田神社を見に行ってみた。

上の写真の右側の道路が、北へとのびる例の道だ。
ひょっとしてこれが、けみ川道なのだろうか。
正面から。

鳥居は新しそうだ。
そして奥の祠には・・・
いました!
青面金剛王。

写真では見えないけど、下には三猿もいた。
たしか江戸時代の銘が刻んであったような・・・。
猿田彦がサルつながりで庚申塔と関係があって、庚申の神様が青面金剛王で、
だから猿田神社に青面金剛王がいて、
えーっと庚申信仰と道祖神がなぜだか関係があって、
えーっと、えーっと・・・、
ああ、なんだかよくわからない。
とにかく、幕張(むしろ馬加か)と武石の村の境に立って、
ずっと人々の往来を見守ってきたんだろうなあ。
猿田神社からさらに北へいくと、こんな風景だった。

ああ、カメラにホコリが・・・。
おしまい

“武石の猿田神社” への3件のフィードバック

  1. お邪魔しますm(__)m
    この猿田神社、今では、さっぱりしていますが、数年前まで古い木の社が建っていて、鬱蒼とした樹木に囲まれていました。しかも、その前に「痴漢注意」の看板がある、スリルのある場所でした(笑)
    あの近辺に、馬頭観音像が、見つけただけで3体点在していたので、やはり古い道なのかもしれませんね。
    長々と失礼しましたm(__)m

  2. 柴吉さんの聞いて、その看板思い出した~!
    神社、随分とすっきりしましたね。
    上の地図をみて思ったのですが、川の左側、
    一部浪花町なんですね。
    そのカーブした道が元川だったって事がよく分かりますね。

  3. 柴吉さん
    昔の街道は、集落から出てしまうと結構物騒だったそうですが、
    現代でも変わらずなかなか物騒なんですね・・・。
    こういう古い道がひっそりと残ってるってところに
    ワクワクしてしまいます。
    武石・長作が今僕にとってのホットスポットだったりします。
    soleilさん
    僕も地図で浪花町の飛び地に気付いたときは
    ちょっと嬉しかったです。
    カーブの道がもと川だろうってのは
    下調べでだいたいわかっていたんですけど、
    自信が確信に変わったって感じでしょうか。
    どっかで聞いたセリフですけど。

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