浦安探訪

同じ千葉県に住んでいながら、僕にとって浦安のイメージと言えば
ディズニーランドときれいなマンション群が思いつく程度だった。
しかしたまたま訪れた浦安市郷土博物館には、海が埋め立てられて
新しい街ができる前、漁師町だったころの浦安の街並みが再現されていた。
昔の浦安は、僕が思っていたようなきれいでお洒落なイメージとは一味違う街だったのだ。
博物館を訪れて以来、そんな浦安の歴史に興味が沸いてきたので
ネットなどでいろいろ調べてみたところ、元町とよばれるエリアには
かつての漁師町だったころの面影がまだ残っているという。
今回はその古い浦安の街の雰囲気を味わってみるため、「境川」という川に沿って歩いてみる。
境川というのは浦安市の真ん中を流れる江戸川の支流で、
かつては生活用水に使われたり、漁船の船溜りに使われたりした。
街一番の繁華街もこの川沿い。
つまりこの境川を中心に浦安は発展し、
そしていまだに昔の面影を多く残しているのもこの川の周辺なのだ。
スタートは京葉線新浦安駅。

興味があっていろいろ調べたのは実は結構前のことで、
境川周辺に見所が多いということ以外、詳しいことは頭からすっかり抜け落ちてしまっていたので、
駅前の観光案内所で情報収集。手ごろなガイドブックをいくつかゲット。
その中にボランティアのガイドさんと歩くコースというのが紹介されていたので、
それを参考にすることにした。
もちろん今回はガイドさんの案内は無く、私一人。
線路沿いを南に歩くと境川にぶつかる。
川幅もなかなか広い。

ここから江戸川の方へてくてく歩いていく予定。
国道357号の陸橋から、今来た道を振り返る。

病院やマンション、きれいな一軒家が建ち並ぶ新しい街だ。
周辺はきれいな街だが、川には難破船(?)があったりする・・・。

すぐ近くには境川東水門。
海抜の低い浦安の街を水害から護っている。

ここまで歩いてきたのが埋め立てられたところで、
ここを過ぎると、いよいよ埋め立て以前からある
元町と呼ばれる浦安のオールドタウンエリアへと入っていく。
つづく。

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