ビオトープ園 船橋

先日、家で地図を広げて船橋の辺りをなんとなく見ていたら
「ビオトープ園」というのをみつけた。
場所はサッポロビール園のすぐ近くの海っぺり。
こんなところにビオトープがあるんだ~。
というわけで気になったので早速行ってみた。

ビール園は目の前。というかこのビオトープはビール園の施設である。

平日のせいか、お客さんは他にまったくいない。貸切状態。

園内にはケナフ畑なんていうのもあった。
ケナフ、二酸化炭素を吸収して地球温暖化対策に役立つとか、そうでもないとか・・・。
池にはメダカがいた。さすがビオトープ。

さて、手軽に自然と触れ合えるのがビオトープの魅力だが
ここ船橋のビオトープの魅力はそれだけではない。
それは、なんと・・・・
工場が目の前なのです!!

つづく
次回はビオトープで工場萌え。

南極観測船 宗谷

船の科学館では
日本の初代南極観測船・宗谷が係留されていて、見学することができる。


この宗谷、もともとは昭和13年、ソ連からの発注により建造された貨物船だったのだが
国際情勢の悪化によりソ連には引き渡されず、日本で民間の貨物船となる。
その後、海軍に買い上げられ特務艦として活躍し、
奇跡的に戦争を生き延びた後は、引き揚げ船、灯台補給船として働く。
そして昭和31年、日本は南極の観測を行うことを決定。
もともとソ連向けで、砕氷能力を持っていたこの宗谷が初代南極観測船として選ばれた。
通算6回の南極観測のあと、そのまま引退かと思いきや
昭和37年からは海上保安庁の通常の巡視船として北海道に配備。
昭和53年にようやく退役となった。
とにかく、まあ、複雑な経歴の持ち主のようで。
調べているうちになんだか愛着が沸いてきてしまったが
見学のときにはそんな予備知識はまったく無し。
気になるものをとにかく撮っていく。
船内に入って、まず食堂なんかを見ていると、背後の室内で人の気配が!
振り返ってよく見たらマネキン人形。船内には所々にこういったマネキンが展示してあって、
当時の様子を紹介していた。

愁いを帯びた表情の機関長。
あーびっくりした。
船内のお風呂

憧れのモールス信号!

船室の壁にはこんなものが・・・。

もちろんブリッジも見学できる。憧れの伝声管が・・・。

船後部の甲板はヘリポートになっている。

この宗谷、現存する数少ない日本海軍の船なのだが
経年による劣化が激しく、保存のための募金活動が行われているそうだ。
う~ん、また見に行きたいぞ。