房総の小江戸とも呼ばれる、大多喜の城下町を散策した。
天正18年(1590年)、本多忠勝が城主となり
地名を小田喜から大多喜に改め、城下町を整備。
現在のような街並みが整ったのは江戸時代の前期頃だそうだ。
小江戸といえば、先日川越に行ったばかり。
このときはあまりの人出と交通量の多さに参ってしまって
小江戸の趣きを感じる前にさっさと帰ってしまったのだが、
さて、こちら房総の小江戸はどうだろうか。
まずはいすみ鉄道の大多喜駅近くにある無料の町営駐車場に車を止め、
駅前の観光案内所で情報収集。散策マップをいただく。
こちらが大多喜駅。
では散策スタート。
駅から東へ向かって徒歩5分、とりあえず旧大多喜街道沿いを散策していく。
そして最初に現れるのがこちら。
「渡辺家住宅」。国の重要文化財!
江戸時代後期の建物だそう。
むかし「なんでも鑑定団」に出演していた日本画家の故渡邉包夫先生のお宅であります。
個人宅なので見学不可なのだが、うっかり入ってしまうところだった・・・。
たぶん知らないで入っちゃう人いるだろうな。
旧街道沿い、渡辺家住宅のすぐ近くにある
「釜屋」という土蔵造りの商家。質屋と金物屋を営んでいたそうだ。
軒下から街道を眺める。
旧街道沿いは古い建物が多く、落ち着いた雰囲気だが
それ以外の新しい商店や一般住宅も含めて街並みを整備しているようだ。
その前にあった酒屋さんの看板。
こちらも気になる看板。
キューピーとパンダが・・・。
お菓子屋さんの看板。
チウインガムだって。
つづく。
時代が交錯してる~~
超たのし~
大多喜には用があってよく行っていましたが
こんなふうになっているとは知りませんでした・・・
kayさん
大多喜はこんなふうになってるんです!
徒歩でも2時間かからない程度で街をまわれるので、
散策にはちょうどいいと思います。
kayさんもぜひ!!
大多喜はよく、子供の頃、遊んだ町なんです。
隣町の松野という所に酒屋とSSを営んでいる母親の実家がありまして
夏休みと冬休みになるとひとりでよく、お店の手伝いという名目で行ってたんです。僕から言うとおじいちゃん、おばあちゃんんちになりますが松野、大多喜、大楠辺りはよく、探検しました。
現在のように大多喜バイパスなんかなくて、297号線はずっと、川沿いを走ってたんです。今でも旧297号線はありますが地元の人しか通らないみたいで道路の真ん中から草は生えてたと思いますが僕は旧道のほうが好きだな!
懐かしいですね!今度の連休にでも行ってみようかな?
(ダメだ!連休明けは娘の受験日だ!みんなに何言われるか、わからない?)
バスケランナーさん
旧街道はやはり風情があっていいですよね。
カクカク曲がる道がまたなんともいい感じです。
僕もバイパスよりこっちのほうが好きだなあ。
幕張の旧道も鉤状に曲がっていますね。
大多喜の町を歩きながら、幕張もかつては
こんな雰囲気だったのかなあと考えてました。