保健のお知らせ

10月31日(月)保育園で手足口病が出ました。

手足口病にかかった時、最初に出る症状は口の中の痛みです。口内には白いポツポツが生じ、これが外見的に判別できる最初の症状となります。ただし普通の口内炎とは異なり、手のひらや手の甲、足の裏、さらに手足の指の間にも白い水疱が生じ、最終的には2~3mm程度の水疱性発疹となります。個人差はありますが、口内の発疹には痛みやかゆみが出やすい反面、手足の発疹は痛みやかゆみを伴わない場合が多くなります。

また、熱が出るというイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、実際に発熱するのは3人に1人くらいの割合です。熱が出たとしても38度以下の微熱で終わることが多く、どちらかと言えば病名の通り、手、足、口の水溶性発疹が主な症状と言えます。

潜伏期間はウイルス感染から3~5日程度で、多くは自然に治癒しますが、まれに髄膜炎、脳炎などの中枢神経系合併症を起こすこともあるため、初期症状を見逃さないことが大切です。

予防としては手洗いうがいをしっかりと行い、咳が出る場合にはマスクなどをする事をお勧めいたします。

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