三咲の富士塚

妻の実家は船橋市の北部なのだが、
そのご近所の「三咲神社」にも富士塚があるという。
妻は子どもの頃から、お祭りやら何やらで
何度もこの神社には行っているはずなのだが、
「そんなのあったかしら?」だって。
かくいう私もこの神社には数回行っているのだが
たしかに富士塚の存在には気付かなかった。
先日実家へ行った際に、散歩がてらちょいと見に行ってみた。
境内の参道

神社の鳥居とキツネは新しいものが建てられていた(お稲荷さんなんだね、ここ)。
参道の脇には神社なのに四国遍路の講碑らしきものが多い。
比較的新しそうなものもあったので、この辺りは
今でも地域の結びつきが強いのかも知れない。
そういえば参道の途中に富士塚みたいのがあったかも!
と行く前に妻が言っていたのだが、
参道にはそれらしいものは見当たらず。
本殿にお参りしたあと、周囲を見回してみると・・・、
お!なんかあるぞ!!

見つけた。富士塚だ!
頂上には「冨士浅間大神」の碑。
中腹には小御嶽神社だ。

まずは遠目から鑑賞。
登山道(?)の石段の脇にはボク石とよばれる溶岩が。

富士塚の周囲は石垣で縁どられていた。

他に合目石などの富士塚アイテムは見つけられなかったのだが、
妻が石段を数えると、九つあった。
これって石段で一合目とか二合目を表現してるんじゃないの?と妻が言う。
ううむ、なかなか鋭い推察ではないだろうか。
まだそんなにたくさん富士塚を見たわけではないけれど
どの富士塚も、たとえ小さくても、それぞれに表情というか個性があって
おもしろい。
さあ次はどこ行こうかな。

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