奈良の大仏

市原市にある奈良の大仏を見にいった。
え?なに?おかしなこと言ってんじゃないって?
奈良の大仏って言ったら東大寺の大仏だろって?
いやいや、嘘じゃありませんよ。
市原にあるんです、「奈良の大仏」が。
姉ヶ崎に東京ドイツ村なんてのがあるカオスのような千葉県だから、
市原に奈良の大仏があったって別に変じゃないでしょ。
しかもコチラは市原市指定の文化財。
仏像好きとしては見に行かないわけにいかないのですよ。
場所は市原市奈良、県道14号の茂原街道と交差するその名も「大仏通り」を東にしばらく行き、
さらに北へ入ったところである。
大仏通りをしばらく行くと現れる看板。

人家はポツポツあるが、ケータイは圏外。
大仏通りから分かれて1.3キロ、参道の入り口に木の看板がある。

真っ直ぐにのびる参道はこんな感じ。

参道が長いとドキドキするよ。
そしてその参道の突き当たりにいらっしゃるコチラが
「奈良の大仏」!!

なかなか小さな大仏(?)である。
この大仏、等身大の石造釈迦如来立像で現在の像は1804年に建立されたそうだが、
当初の像は931年に平将門が建立したという伝説があるのだとか。
もうちょっと近づいてみる。

とても優しい、いいお顔。
正直、行く前は、ほぼ朽ち果てたような仏像を想像していたのだが
台座には新しい花や飲み物がお供えしてあり、周囲も綺麗にしてあって
地域の人々から大切にされているのがよくわかる。
そういえば、何で「奈良」なのか。
かつてこの地の北に平将門が京都を模した都を築いて
さらにその南にある奈良を模して、この地に大仏を立てたとかなんとか・・・。
ま、とにかくステキなお方に出会えてヨカッタ。
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“奈良の大仏” への6件のフィードバック

  1. あらっ!?
    ここ、最近何かで聞いたような…テレビだったかな…。
    実はワタクシ、市原市民ですが行ったことが無ければ、最近まで存在すら知りませんでした。
    ドイツとか奈良とか、市原市って何でもありですね(笑)
    大仏さん、観に行ってみたいっす!

  2. 立っている大仏はじめて見ました。
    何となく観音様は立っていて、大仏様は座っているイメージです。
    参道がきれいですね。

  3. 青島さん
    うわー、でけーっていう大仏さんではないですが
    見てるとホッとする仏様です。
    是非行ってみてください。
    千葉県の観光スポットって、ツッコミどころ満載ですよね。
    探せばまだまだありそうな・・・。

  4. ひきちゃんさん
    ネットでたまたまみつけたんですが
    僕も最初に見たときは「へっ??」と一瞬固まってしまいました。
    大仏のまわりは緑に囲まれていました。
    久しぶりにこういう緑の深い場所に行った気がします。
    おかげでちょっとリフレッシュできました。

  5. Besselさん
    たしかに立ってる大仏ってあんまり見ないですね。
    あ、でも牛久大仏は立ってるか。
    「大仏」のはっきりとした定義はどうやら無いようで、
    立ってても座っててもいいみたいです。
    あんまり大きくなくても、
    「大仏」と言ってしまえば「大仏」になるようです・・・。

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