山野浅間神社

国道14号沿いにある船橋中央病院からもう少し西船橋駅寄りに行くと
「山野浅間神社」という神社がある。

実家から歩いていくにはちょっと遠いのだが、
通っていた学校の学区内なのでお祭りのときには何度か来たことがある。
さすがに中学生のころから神社やら富士塚やらが大好きだったわけではないので、
この神社の記憶も参道に並んだ出店とそのときのお祭り気分しか残ってない。
そんな山野浅間神社を数年ぶりに(数十年ぶりか)に訪れてみた。
中学生のときとはきっと違う見方ができるだろう。
ひょっとして富士塚とか何か発見があるかもしれない。
国道から石段を登って振り返るとこんな感じ。

境内は結構奥行きがあって、お祭りのときにはこの参道に出店がびっしり並ぶ。
その長い参道の突き当たりに社殿がある。

社殿の手前には水盤舎。
「浅間」の文字と富士山のイラストが描いてある手ぬぐいが掛かっている。

そういえば水盤舎によく手ぬぐいが掛かっているけど、
もしかして、これで手を拭けってことなんだろうか?
使っていいと言われても、なかなかこれで手を拭く気にはなれないのが正直なところ・・・。
国道から社殿に至る参道沿いにはとりたてて何もなさそうだが
水盤舎の裏手を通って、社殿の右側に回り込むと小御嶽神社がある。

小御嶽神社は社殿横の斜面に建っている。
小御嶽神社を過ぎると、社殿の裏に出る。

写真だけではわかりにくいけど、ここ山野浅間神社は南、北、東の三方が
低地に囲まれている。
言い換えれば、台地が東側にぽっこり飛び出しているのだ。
山の頂上にある南向きの社殿の右側に小御嶽神社。まるで富士塚のようだ。
稲毛の浅間神社はその境内自体が富士山をモチーフにしているそうだが、
ひょっとして山野浅間神社もこの境内自体が富士山を表しているのかも知れない。
神社自体が巨大な富士塚なのだ。
まあ、あくまでも推測だけど、
たしかに石段の脇には溶岩があしらってあって
富士山っぽさを表現しているような・・・。

ヒガンバナ・・・。
更新しないあいだにずいぶん季節が進んでしまった。
今度はお祭りのときにでも子どもをつれて来てみようかしら。
おしまい
稲毛の浅間神社についてはこちら

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