再び、実籾にある旧鴇田家住宅へ。
前回訪問したときから10日しか経ってないけど・・・。
管理の方から、12月のあたまくらいに庭のカエデの紅葉が見ごろになると聞いていたので。
旧住宅は、今日もステキな佇まい。
しかし、今年はあまり寒くないせいか、
お目当てのカエデはいつもより色づきが良くないとか・・・。
とりあえず色のいいところを選んで撮影。
もちろん今回も室内を見学。
管理の方からもお話しを聞くことができた。
この家には大黒柱が無く
その代わりに梁を2本にして、重い屋根を支えているそうだ。
この家の間取りのほとんどには天井が無いのだが、
ただひとつ、「次の間」と呼ばれる客人の通される部屋にだけは天井がある。
そしてその天井の上には「武者の間」という
隠し部屋のようなものがあるそうだ。
こちらは葵の御紋のある箪笥。
鑑定によって、本当に徳川家から贈られたものだというのが分かったそうだ。(贋物が結構多いのだとか)
すごい!徳川純正品。
鷹狩りの途中に徳川将軍がこの家に立ち寄ったのだとか。
立て続けに2回訪問してしまったが、見ごたえがあって
まったく見飽きることはない。
また来よっと。
前回の記事
今日
たまたま
御成街道について調べていました。
東金までお鷹狩りに出かけるために
農民を集めて
3日間の突貫工事でできた街道なんですね。
このお話とつながっておもしろかったです。
kayさん
3日で道を造らなきゃいけないなんて
相当なプレッシャーですよね。
「鷹狩に行くなら行くで、もっと早くに言えっつーの!」
という気分だったに違いありません・・・。
この旧住宅は、実籾の御成街道沿いにあるガストの近く、
大きな長屋門のあるお宅に建っていたものだそうですよ。