青潮

美浜大橋を通ったら、海が青かった。いや、海が青いってのは普通か・・・。
曇っているのに鮮やかな色。白っぽい青。乳青色というべきか。
とにかく海が変な色。
青潮だ!

せっかくの機会なので、青潮の起こり方についてネットで調べてみた。
1.家庭や工場で排出される有機物や自然に発生する植物プランクトンが海底に沈んで
  バクテリアによって分解される。
2.その分解の際、酸素を消費するので海底の酸素がなくなる。さらに水温が高くなると
  海水が層をつくり混合しづらくなり、ますます海底の酸素が少なくなる。
3.東京湾の場合、北東の風が吹くと表層の水が沖に流れ出て、底層の水が
  湧き上がってくる。
4.海水に多く含まれる硫酸イオンが、酸素のない海水中でバクテリアによって硫化イオンに還元される。
  その硫化イオンが海水の表面に湧き上がり、大気と反応して硫黄や多硫化イオンとなり
  これが乳青色に見える。
フムフム。
あんなふうに見えるのは、硫黄のせいだったのか。
だから青潮のときってたまに卵の腐った臭いがするんだね。
確かに今日は風が強かった。
都会で暮らしていても、案外自然のダイナミズムを感じられるものだ。
もう一枚写真

カメラを水平にするのと、風でブレないようふんばるのに夢中になって
鳥が写っているのに気が付かなかった。いかんいかん・・・。

“青潮” への4件のフィードバック

  1. した!!
    硫黄のにおい!
    今日、ベイタウンに仕事で行ったのですが、
    かなり強いにおいでした。
    どこからするのかわからなかったけど、
    なるほど!です。

  2. kayさん
    橋の上はとくににおいがしなかったので
    今日は臭わないんだな~、なんて思ってたんですが
    やっぱり臭ったんですね。
    そういえば、たまに幕張本郷のほうまでにおってくるときがありますね。

  3. 小さな釣り人☆彡さん
    青潮、何度か見たことあるんですが
    ひどいときは花見川が真っ青になってしまいます。
    上流からバスクリンが流れてきているような
    異様な光景です。

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