黄檗の寺

浅草から隅田川を渡ってすぐの向島に
弘福寺というお寺がある。
向島七福神のなかの布袋尊を祀る寺である。
雑誌を見ていて目に留まったので、浅草の帰り道に寄ってみた。
じつは寺好きなのである・・・。
浅草寺から車で10分弱。
こちらがその弘福寺の門。

素晴らしい!!
中央の屋根が高く、その左右の屋根が低い独特の門。
牌楼式というのだそうだ。
門が見ごたえあると、それだけでポイントアップ。
期待も興奮も高まってくる。
ちなみに門の屋根の隅にいる四匹のシャチホコのようなもの、
じつはこれシャチホコではなく、摩伽羅と呼ばれる
インドの伝説上の動物なのだそうだ。

さて門をくぐると目の前にはすぐに本堂が現れる。

おお、これまた素晴らしい!!
いかにも黄檗宗らしい異国情緒のある、おおらかな本堂だ。
これが見たくてここまで来たんだよね。
いろんな角度から、思う存分眺めてしまった。
仏殿の中では、金ピカの布袋さんがにっこり笑ってた。
お会いできてうれしいです。
また境内には、この寺の風外和尚が修行中に刻んだ石造がある。

風外という名前にちなんで、江戸の人々から「風邪除け」の信仰を集めていたのだそうだ。
洒落っ気があって楽しいなあ。
弘福寺・・・、やはり期待通りの寺だった。
次は七福神巡りに挑戦しよう。
寺の話しになると興奮して、写真の枚数が多くなってしまう・・・。

“黄檗の寺” への2件のフィードバック

  1. kayさん、
    返事が遅くなり、申し訳ありません。
    寺、好きなんです。
    もちろん見仏記は全部持ってますよ!
    昔はこの本片手に寺巡りをよくしたものです・・・。

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