若宮八幡神社の富士塚

市原市の五井にある若宮八幡神社の境内に
富士塚が建っているという情報を得たので、やって来た。
と言っても、じつは去年の事。
記事にせずそのままほったらかしだったのだけど、
富士山が世界遺産に登録されるのがほぼ確実になったというので、
せっかくなので記事にしようかと。
要するに便乗です。
若宮八幡神社に到着。

静かな住宅街の中にあります。
碁を打つ音が境内に響いていた。

社殿の方に進むと、むこうに富士塚が見えてくる

そしてこちらが富士塚。

大きいでしょう。
登山道には合目石がびっしり。

見づらいけど、「主杖流し」という碑がある。

どうやら主杖流しという登山ルートがあるようだ。
では登ってみます。
山の中腹には小御岳神社。

ちなみに経ヶ岳というのは富士山の五合目にあるコブのようなところなのだとか。
はじめて聞いたな。
亀岩もある。

アイテムいっぱいの富士塚だ。
ちゃんと中道もあって、

頂上にはこのお方!

富士講の中興の祖が食行身禄(じきぎょうみろく)で、身禄の名は弥勒菩薩
からとったもの。そして弥勒菩薩の化身とされているのが布袋。
で、頂上に布袋様。
ということで正解でしょうか。
山からの眺めはこんな感じ。

主杖流しとか経ヶ岳とか、他の富士塚ではあまり見ないようなものがあって、
アイテムもたくさん。
なかなかマニアックな富士塚でおもしろい。
造ったひとも富士山マニアだったんじゃないだろうか。

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