旅館 玉川

先日、千葉工大の煉瓦門の記事を書くのに
文化庁の有形文化財データベースを見ていたら
船橋にある割烹旅館、玉川も国の有形文化財に登録されているのがわかった。
そういえば去年の秋に遊郭跡とか澪を船橋まで見に行ったときに
ついでに寄って写真撮ったんだっけ。

なんであのとき記事にしなかったんだろか・・・。
この玉川、もとは塩田業を営んでおり、
大正10年に料亭に転業、昭和24年から料理旅館となったそうだ(文化庁HPより)。

太宰治はここに泊まって小説を書いたのだとか。
雰囲気があっていいな・・・。
一回くらい泊まってみたいものだ。
旅館のHPによると、一泊二食つきで13860円~だって。
文化財に泊まれるとおもえば、別に高くはないか。
庭にあった変わった燈篭

鳥瞰図

JR船橋駅の南口の壁に掛かる銅板のレリーフ。
昭和2年の船橋の様子を描いた鳥瞰図である。
船橋駅で降りたことがある人なら、なんとなく見覚えがあるでしょう。

この鳥瞰図を描いたのは松井天山という人物なのだが
この松井天山という人、実は船橋だけでなく昭和初期に千葉県のいろんな街の鳥瞰図を描いており
幕張町もその作品のなかにあるのだ。
そしてその幕張町の鳥瞰図がネットで売っているのを発見!
ネットショッピングなんて滅多にしないけど、このときばかりは即決で購入。
届いたのがコチラ。

楽しい・・・。
何時間でも眺めていられる・・・。
出版物なので、中身をお見せできないのがなんとも残念。
ちなみに、同じく松井天山の描いた、
となり町の検見川町の鳥瞰図は、「Go!Go!しんけみがわ!」というサイトで
見ることができるので、興味のある方はどうぞ。
おまけ
レリーフを撮ったのと同じ日に撮影した
船橋の横丁の写真。

スッポンっておいしいのかな・・・。

船橋 遊郭跡

船橋の三田浜のあたりは、年季の入った家が多いが
その中でもさらに一味違う建物。
船橋に唯一残る、遊郭の跡である。


なかなか重厚な造りだが
現在は使われておらず、地元の町内会が保存しているようだ。
裏手にある階段。当時のものかはわからないが、なかなか味があった。

船橋 澪

船橋にある澪(みお)。と言っても、行きつけのスナックのことではない。

澪とは運河のこと。船橋では港から街へ魚を運ぶのに使っていたのだそうだ。
その澪の跡がまだ残っているのだという。
とあるサイトで紹介していただき、早速行ってみることにしたのだ。
場所は市役所の近く。国道14号からちょっと入ったところ。
澪に沿って遊歩道が通っていて、その対岸にはかなり古そうな家が立ち並んでいる。

澪のすぐ近くでは高層ビルを建設中。

新旧のコントラストの高い場所であった。