アーカイブ | 2019年8月18日

あすみが丘第一自治会HP(6)平成28年度第12回役員会議事録を見直しました

IT委員会代表TT

前回の(5)で、平成28年総会で、ブログ閉鎖の議案が提出され、継続審議となり、平成29年総会で廃案となり、現在のブログ型HPが継続して活用されている経緯について述べました。実は、平成28年総会直前の平成28年度第12回役員会(平成29年3月5日開催)で、本件について議論されて、詳しい議事録が残されているので、報告します。

この議事録は非常に正確かつ公平に書かれていますので、参考になります。是非、関心のある方、関連する新役員の方は読み直してみることをお勧めします。

28年度総会資料が作られた後での議論ですが、当時の状況がよくわかります。議論の発端は、当時もっともブログを活用していたH福祉委員長から「ブログの閉鎖はしないで欲しい」という嘆願書が出ていて、それに対してどうするかの議論でした。当時、少なくとも平成28年度前期まではかなりの数の役員が、ブログに投稿していました。ブログに対する理解は現在よりも高い役員が多くいたとと思われます。

この討論には、多数の人が参加し、発言しています。これは、私が副会長をしていた平成29年度、30年度には経験したことのないような、オープンな議論であったように思われます。ただ、この議論が議案を提出する前に何故なされなかったのかという疑問が残りますが。みなさん、意見を持っていても日常的には発言しない風潮になっているのでしょうか?

多様な意見が出てますが、結論は次期役員に任せる継続審議ということでした。

ボランティアグループと役員会の関係についても議論されています。こちらは未整理で、「ボランティアグループは役員会の下部組織ではないか」との意見もありました。

平成29年度役員会で議論された統一見解は、「専門部会の他にボランティアグループを置き、両者は自治会運営のために協力する」ということでした。ボランティアグループは役員会から専門的業務につき委託を受けている、独立した組織です。この考えは、29年度総会の「会則改訂」の重要な項目として提案されましたが、会員の皆様はご存知のように、残念ながらこの「会則等改訂」は成立していません。

この役員会議事録では、多くの人が両者は自治会運営のために協力する存在と自然に受け入れていますが、一部の人に両者を対立した存在と受け入れていろのが気になります

なぜ、このようなも問題が起こったのでしょうか。「会員名簿&会則」発行に関する問題のようです。前年度総会では、平成28年度計画に、例年通り「会員名簿会則」を発行する計画になっていましたが、簡略化したいという議案が平成28年度第3回役員会の議題に出され、ブログに載せられました。これに対してコメント欄に意見が寄せられ、コメントが12回往復しています。「総会で通った年度計画を変えるのなら、アンケートを取ったらどうか」などの意見が出ていました。前役員が中心になって建てた計画を変えるときは定石的方法だと思いますが、議論が炎上したと考えた人もいたようです。

しこりが残った感があります。以前はこのような事態を「まあまあ」と上手く纏める知恵者がいました。「会則違反のような、どうしても引き下がれない事項」と違って、うまく纏めることが出来たのではないかというのは後知恵でしょうか。

今後の参考になるでしょう。誹謗中傷というほどのものではないと思いますが、繊細な感覚の人がいるから注意したいものです。また、不特定多数の人からの発言ではなく、発言者は分かっています。いま問題になっている不特定多数の投稿があると問題だという心配とは別の問題です。

ブログは閉鎖になりませんでしたが、ブログの普及にブレーキがかかったと思われます。

ちなみに会員の多くの方が現在持っている「名簿&会則」は平成27年度のものです。この議論の影響がいまだに残っています。