八幡宿富士 登拝

八幡宿にある飯香岡八幡宮の境内の一角、
「浅間神社」と書いた額のある鳥居をくぐると、そこに富士塚がある。
富士塚というのは富士山を模して築かれた人工の山のこと。
その表面は富士山の溶岩で覆い、頂上には富士山から運んだ土をのせ、
さらに実際の富士山にある小御嶽神社や烏帽子岩、頂上の奥宮などを
石碑や祠にして再現。
まさにミニチュアの富士山なのだ。
そこに登れば、本当の富士山に登ったのと同じご利益が得られるって!!
さて、そんな富士塚にどうして行ってみようと思ったかというと
以前浦安の事をあれこれネットで調べていたら、浦安には3つの富士塚があるという記事をみつけ、
そこから富士塚のことを調べたら、浦安だけじゃなく県内のいたるところにあるとか、
しかも千葉県には東京よりも多くの富士塚があるとか、
稲毛の浅間神社は境内全体が富士山を模しているだとか、そんな記事をたくさん見つけ、
もう気になっちゃって気になっちゃって・・・。
気になり出したら止まらなくなり、昨年出版された新書版の富士塚ガイドブックも購入。
予習はバッチリ。
あとは実際に本物の富士塚を見に行くのみ。
ではどこの富士塚にしようかと、しばし検討。
で、思いついたのが飯香岡八幡宮にある八幡宿富士。
ガイドブックで最初に紹介されているし、しかも筆者イチオシだという。
さらに幕張からもそんなに遠くないしというわけで
富士塚初心者の私にとって、うってつけの富士塚なのだ。
前置きが非常に長くなってしまったが、ではいよいよ富士塚に登拝。
あくまでも信仰の対象なので「登山」ではなく「登拝」なのです。
八幡宿富士の表面は富士山の溶岩でゴツゴツ。

富士塚を造ったのは「富士講」と呼ばれる人々。
「講」というのは、信仰で結束された庶民の集団のことで
富士山を信仰する講だから「富士講」である。
信仰の集団というとなんだか怪しい感じだけど、江戸時代には庶民の間に
たくさんの講が浸透していて、どちらかというと町内会のような感覚だったようだ。
そんな富士講の碑も見ることができる。

包という字の上にある三角の線が富士山を表す。
麓で合目石を発見。ちゃんと登山道があるのですよ。

中腹あたりで登山道から分かれて右奥に進むと、小御嶽神社の石碑がある。
富士塚の重要なアイテム。

再び登山道に戻れば、頂上はもうすぐだ。

写真の枚数が多いので、続きは次回・・・。
飯香岡八幡宮の記事はコチラ
続きはコチラ

“八幡宿富士 登拝” への2件のフィードバック

  1. ヘッダーが変りましたね~~
    また違ったイメージでステキです。
    わたしのPCは横長なので、
    ヘッダーが3つ連なって見えてます。
    お知らせまで。

  2. kayさん
    お知らせありがとうございます。
    そう、私のパソコンでも3つ連なってます・・・。
    ブログの記事用に登録してあった画像をそのまま使ったので
    サイズがうまくフィットしてないようです。
    まあ、いいか・・・。
    次は秋らしい写真にしてみます。

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