浦安探訪のつづき
フラワー通りの西のはずれに、趣のある家が建っている。
市の有形文化財「旧宇田川家住宅」だ。
格子窓がいい感じ。
外で写真を撮っていたら、横道から出てきたお婆さんに「どうぞ見ていってください」
と言われてしまった。
もちろんそのつもりです。
入り口をくぐって中に入ると、反物を扱う人形が!
明治2年の建築で、呉服屋のほかに米屋、油屋、雑貨屋などを営んでいたそうだ。
中では係の方がいろいろ説明してくれた。
こちらは奥座敷。
華美な造りではないが、こだわりを感じる建物だ。
2階もある。
天井が低いのは、入ってきた賊が刀を振りかざせないようにするためだとか・・・。
説明員の方が教えてくれたのだが、先ほど外で会ったお婆さんは、
もともとこの家に住まわれていた方なのだそうだ。
そうか、それで「見ていってください」だったのか。
ちなみにお隣に建つ銭湯も、同じ方が経営されているとか。
この建物もかなり古いらしい。
旧宇田川家をあとにして、次に向かったのは
フラワー通りのつきあたりにある清瀧神社。
鳥居の青い額が涼しげ。
この神社にも富士塚がある。
柵があって登れないのが残念・・・。
裏にまわると、山の表面に草が生えていて表の顔とはまた違う雰囲気。
緑の富士山だ。
登山者がいた!
頂上はもうすぐですよ!
つづく。
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