先日、入手したチューブラーホイールに貼ってあったTUFOのチューブラーの「ふんどし」を補修してみました。(「チューブラータイヤ貼り換え①(テープ止めのタイヤを剥がす)」20231023参照)
まぁ、「ふんどし」なんか、パンク修理をする際に一旦剥がすので、結局いつものように「セメント」で“ちゃっちゃっ!”と片付けて終わりっ!
の予定でしたが、色々と違和感があり、またまた記事を書いてしまった。
一つ目は、ふんどしを貼ろうとして、改めて剥がれたところを見たところ、“縫い目がない!!”
チューブラーの構造は、簡単に言うと、チューブの周りをタイヤで巻いて縫い合わせたものだ。
ところが、このTUFOはチューブそのものなのである。
チューブの周りをゴツくしたと言えばよいかもしれない。
色々調べると、やはり通常の物とは違うようで、パンク修理にパッチは使えないようだ。
そして、空気を入れてみた時に、2つ目の違和感があったのです。
何と、シーラントを使用していたのだ!
と言うのは、そこまでの違和感ではなく、
「タイヤが、タイヤの状態を保っている!!」という事です。
意味が分からないと思うので、写真を撮りました。(写真左参照)
現在使っているヴィットリアのストラーダは、空気を入れると、本来内側である「ふんどし」側が「くるりっ!」と外側を向くのだが、TUFOのはふんどしが内側のままになっているので、TUFOのタイヤにビットリアが「スポッ」と嵌ってしまうようであり、一瞬、650Cを間違って送ってきたのでは!と錯覚したほどだ。
ふんどしのサイズは同じじゃなきゃおかしいから、冷静に考えればこれでいいのですが…。
修理をするため、「何か圧着できるものがあったらいいな」と思ってハンズに出向き、四隅に穴のある適当な板を物色した。
本当は5㎝×5㎝程の板があればよかったんだけど、アクリル板は穴が開いていないし、補強部材のコーナーで一番適当なものを2枚、そして穴に合いそうなネジを一緒に買ってきた。
税込みで600円ジャストである。(写真右参照)
パナのリムセメントを開けるのに、縁にセメントがついていて手で開けられなくなっていた。(「チューブラータイヤ貼り換え③」参照)
プライヤーを使うと難なく開いたのでほっとした。
開かなくてキャップが壊れるのでは?と危惧していたからだ。
セメントを塗った後、金具で固定し放置をし貼り付け作業が完了した。
<シーラントについて>
シーラント、ボクはしーらんと
というのは置いといて、本当にボクは、シーラントを使う予定がない。
今回、前後の2本ともパンクしてないのに予防の意味でシーラントが入っていて閉口してしまった。
人によっての好みだと思うけど、シーラントは中で固まったり、バルブがくっついたりしてしまうリスクがあるので、シーラントが入った状態では、スペアタイヤとして持ち歩けないんじゃないだろうか?
そのため、軽くエアを入れた状態のまま放置(たまに向きを変えて)しているのです。
ちょっと話が脱線してしまった。
上のタイヤと同じ日に剥がしたもう一つのタイヤの「ふんどし」側に、びっしりとテープがくっついてしまった、という事があった。
これにも困っている。
最初は指で擦っていたんだけど、タイヤレバーを使用すると少しは楽に進むので、一応、暇を見ながら少しずつ、テープを除去している。