大規模接種会場(東京大手町)へ行ってみました(コロナワクチン接種3回目)

年9月に2回目のワクチン接種が終わって、ほっとしていたのもつかの間、世間では3回目の接種が進んでいる。

2回のお義理は済んだから、もういいかな~、なんて思ったりもしながら過ごしていたんだけど、逆に2回ともモデルナだったから3回目も抵抗なくできるな、と心の準備も重ねてきたのです。

そして、6カ月経過後ということは、4月?と計算していた所、先日接種券が届いたのです。

確認すると、中6カ月ではなく「6か月目」つまり中5か月経過で受けるという事だったので、ヘルニアの手術が終わってまだ日が経っていないので、やはり4月になってから受けようと予約サイトを見たのです。

そして、1・2回目は地元の楽天本社(「楽天でコロナワクチン接種?!」20210814参照)でやったので、今回も楽天に行こうと考えていたんだけど、大規模接種会場の予約サイトを見たら、“何と”前日でもガラガラの時間帯ばかり(残り200席とか)で、いつでも簡単に予約が取れる状況になっていたので、予定を前倒しして、話のネタに大規模接種会場に行くことにしました。
まぁ、こうなると「いつでもいいじゃん」と、後回しにしてしまう性格なのですが、一番空いている枠の時間をチョイスし予約しました。
予約をしても、受付メールが来なかったので、もう一度番号や生年月日を入れて(マイページを)開いて確認してしまった。

直前でも予約が取れる利点として、天気が確約できることである。
実際、ボクが行った日は今日みたいな春の陽気で、その後、冬のように戻ってしまったのである。

しかし、半年前とは状況が一転してますね。
去年の7・8月ごろはHPの予約開始の時間になった瞬間に“満席”!
当時はすぐに2カ月後くらい先まで埋まってしまうから、楽天でしたというのに。

大手町側から入る。
案内に従い、テント状になっている所へ入っていく。
手をアルコール消毒して、進む。

ガラガラで他に誰もいないのに、入り組んで組まれている仕切りのパーティーションに沿って無駄に歩いていく。
こういうのは、人数によって臨機応変に対応出来ない物だろうか。

「接種券・予診票を用意して下さい。」というので、バックから取り出しながら歩く。

歩を進めると
「マスクをしっかり付けて下さい」と、声が掛かるので、鼻まで引き上げる。
すると、別の係の人から
「ここでは、鼻マスク状態だと係の者からすかさず注意されることになっていますので、お気をつけて下さい。」とこっそり補足をしてくれた。(鼻の頭が隠れている位ではダメで鼻の上までおおわれていないとダメ)

熱を測る機械に、顔を映すと35.9度と表示される。
そしてその数字を係の人が紙に書いて渡される。

接種券の確認をするとパンフレットが渡される。読むことも無い物だけど、これでも数百円かかっているんだろうなぁ~。と切ない気持ちになる。

「荷物検査をしますので、バックを開けて下さい」と言われ、拡げるとバックの中をサッと見て、「ハイ良いですよ。次に進んでください。」と通される。

ガラガラだったので、一番手前の窓口に座る。
送られてきた予診票には、ほとんどの項目が印字されていたので、フリガナの記入を忘れていた。
そして、朝、計った体で記入してきた体温は2本線で消して、先ほどの35.9を記入させられる。

記入には現地に用意してあるボールペンを使うんだけど、「使用前」と「使用後」に分かれていて、知らずに使い終わった後のペンを元に戻そうとして怒られてしまった。
そして「名前を言って下さい」からはじまって、アレルギーはないかとか、住所は住民票と同じか、などと聞いてくるのである。
日付に○印を付けたカレンダーと照らし合わせ、「もう(6カ月経過しているから)、接種可能ですね」などと確認しながら、何やら消しゴムのようなものでゴシゴシと書類を擦っているのである。
何をしているのか、と、よく見ると消しゴムではない。
フリクションペンで書いてないかを疑っているのだ。
右に進んでください。
と言われ進んで行く、出口になってしまった。
一度、外へ出てみると、別の建物(ここが「大手町合同庁舎3号館」?)があり、足を踏み入れる。

普段は入館にPASSとか使うのだろう、改札のようなものがあって、解放された状態で中に入っていく。

目の前のブースで確認があり、ここでも予診票をゴシゴシと擦りながら「何度も同じようなことを聞いて済みませんね」と言って、本当に、同じ質問の繰り返しに答えると、エレベータホールで待つように指示がある。
案内の係の方が同行しエレベータで7Fへ案内される。
もしかしたら接種者より、係のスタッフの方が多いのでは?

ブースに案内されて医師の問診があったので、注射かな?と思って「左でお願いします」と腕を出すと、「分かりました、左にするようにしますね」と、次の(本当の接種)会場に持っていくメモの「左」にチェックを入れてくれた。

モデルナ接種は、3回目なので、リラックスをして腕を伸ばす。

「もっと背筋を伸ばして!腕の力を抜いて!ちょっとちくっとしますよ。」
針が入り、薬液が注ぎ込まれる。
「痺れとかないですか。打ったところは、揉まないでくださいね。運動、お酒は避けて、お風呂もさらっとで。」

「えっ!アルコールもダメなんでしたっけ?」
思わず聞き返す。
「駄目です」無情な返答が戻ってくる。

この前、手術後に5日間も禁酒したのに、また禁酒か…。2回目の時は飲酒して熱が出たんだっけ。
15分後の時間が記入された紙が渡され、経過観察の部屋へ入ると、どこでも空いている席に座っていい、という事であった。

この辺りも楽天と大違いだ。
前面に設置してあるディスプレイにはオレオレ詐欺の映像が流れている。

15分が経過したので、出口の方へ移動していくと、何と次の部屋も「経過観察の部屋」になっていて、出口(エレベータ乗り場)までは結構な距離であった。最初からこっちに座ってればよかった。

1Fに降り、また改札のようなところを通り、別の会場に入ると確認の後クリアファイルごと予診票が回収され、代わりに接種証明書が渡される。
会場のゴム印を押したり、記入するのに時間が掛かっている。経過観察の間などにしてくれればいいのに。

それを持って最後の関門で「予診票は回収されましたか」と確認を受ける。

その建物を出ると、ほぼ30分経過していた。

大手町合同庁舎
大手町合同庁舎

ところが、ここからが大変だったのだ。
この出口は、入ったとき(大手町側)と反対(竹橋駅側)だったのだ。

とにかく、大規模接種会場というだけあって、広大な敷地面積で、左にトイレなどが並んでいたので、反対方向と判っていながら進む以外ないのだ。
やっと、Uターンができる場所を見つけ、とぼとぼと歩いたところで写真を撮る。(写真参照)

運動は控えて…。と言っていたのに、かなりの運動量でバテてしまったではないか。

入った場所で時計を見ると入ってから40分弱が経っていたので、歩いた分だけ楽天より10分近く時間がかかってしまう事が判明した。

打った腕が熱くなって来たので時計を見ると、3時間ほど経過していた。
風呂はだめで、軽くシャワーを浴びると、打ったところが腫れている!
腫れているというか、筋肉が盛り上がって、“カッチカチ”

夜半に熱っぱくなってきたが、2回目ほどではない。
その代わり、打ったところの痛みが増してきて、腕を動かすこともできないくらいであった。
やっぱり酒を飲んだからであろうか。

そして、2日目を過ぎると、今度はミツバチにでも刺されたかと思うような痒みが襲ってくるのである。

日帰りで外科手術!?(下)

定の時刻10分前に受付に行くと、一人も待合室にいない。

早速、名前を呼ばれて診察室に入る。

「手術前に、この前、血が固まりやすいかどうか調べた血液検査の結果をお知らせしますね。」と言うから、何か障害になることでも見つかったのかと身構えたが、検査結果が印字されている短冊状の用紙を見せながら
「この前もおっしゃってましたが、本当に健康体なんですね。総て正常値ですよ」とビックリされてしまった。
そして、
「その後おかわりはありませんか」と尋ねて来たので、
「えぇ~っと。相変わらず偶に痛むし、特に屈んだときなんかですね」
と考えながら答えると、
「あぁ、あなたは長年患われていたから変化はないでしょうね」と自身の愚問に気が付いたようだった。
「手術の準備をしますよ」と奥の方から看護師さんに呼ばれ、行ってみるとロッカーとシャワーが一体になったユニットへ案内された。

「そこで、総て脱いで、着替えて下さい。(用意されている着替えを指し)あっ、そのパンツはお尻の手術用にお尻に穴が開いていますので、穴が開いている方を後ろにして履いて下さい。待機時間もありますので、本やスマホなどはお持ちになって構いません」と付け加え「トイレは大丈夫ですか」と言うので、済ませてはあるが、「一応入っておきます」と答えトイレに向かう。

備え付けの手術用衣料(健康診断の時に着替えるようなやつ)に着替え、荷物を入れたロッカーに鍵をかけ、スマホを持って手術室(処置室?)に入る。

ベッドに仰向けになると、右腕に血圧計、指先に心拍計が装着され、モニタリングが開始する。
「血圧が急に下がることもあるので、自動的に5分毎に計りますね。左腕に抗生物質の点滴を打ちます。眠くなる薬も入っています。もし必要なら増やすこともできるので言って下さい。ちょっとチクッとしますよ。」
と点滴の針が入りテープで固定される。

「患部はどちらですか」と言うので、
「右側です」と答えると「それでは右側を下にして横になって下さい。腰を丸めて、もっと丸くなって。」と指示がある。

丸くなって、態勢を整えると「術後のことについて説明します」と何やら説明を始めたので、必死に記憶をしようと務めた。

そして、最後に「いま言ったことはお帰りの際にもプリント(画像参照)をお渡ししますので読んでくださいね」
ガクッとしてしまった。

鼠径ヘルニア日帰り手術03
鼠径ヘルニア日帰り手術03

執刀医が入ってきて、「気分はどうですか」と言うので、大丈夫です、と答える。

「硬膜外麻酔の痛みを抑えるために今から表面麻酔を打ちますよ。さっきの点滴位にちょっとチクッとします。」

針が刺さった瞬間、不覚にもビクッとしてしまったので、痛かったですか、と心配される。

「麻酔の針を刺しますね、ちょっと目印を付けるので、腰骨を触りますけどいいですか?」
と許可を求めてくる。
良いも何もないので、「良いですよ」と答えると何カ所かを触りながらマーキングを進める。

針が刺さる感覚が何となくあった後、「麻酔薬を入れていきます」と、麻酔薬が入ってくる。

これも何となくだけど入って来ている感じがある。

麻酔が終わると暫くして「足は動きますか?動かしてみて下さい。下半身がだんだん暖かくなるのがわかりますよね。ちょっと冷たい物を上半身に付けますよ」と言いながらアルコールの脱脂綿を肩に付ける。
「これは冷たいですよね?じゃあこれは」と足にふれる。
「冷たくないです」と答える。
こんなやりとりを3~4回続けると、「うまく(麻酔が)効いて来たみたいですね」と言うので、「はい、下半身がかなり温かくなってきました。」と答える。
「危ないので、手足を固定しますね。」と固定され「電気メスを使うので、胸にアースを付けますね。あと(手術用の電気で)明るくなるので、アイマスクを付けます」と看護師さんにアースとアイマスクを付けられて手術はスタートした。

日帰りで外科手術!?(上)ちょっと血とか苦手な人はスルーで

術をすることになるので、採血だ。
隣の部屋で、看護師さんに採血してもらう。左の腕を出し、肘の付け根に針を刺しアンプルを取り付けたが血が出ない。
「いよいよ血もなくなったか」と思いながら見つめていると、看護師さんが必死に針を「グリグリ」と血管を探して腕の中で針を刺し直しグリグリ動かす。

しかし、うまくいかない。

「ごめんなさい。刺し直しますね」と一旦、針を抜いて新しい針と交換する。
「右腕に替えますか?」と尋ねる。すると
「左でも、(肘より下(よく点滴を刺すあたり)を指して)この辺りで取れますよ」というので、
「いや、右でいいです。」と言い、さっきの穴は絆創膏の上からベルトで圧着してもらった。

右で、アンプルを交換しながら5本採血が完了する。

「すみませんね。腕のいい看護師なのですが、誰でも失敗はありますから」
元の診察室へ戻ると、開口一番に医師が言うので、
「いやいや大丈夫です。だけど、長いこと採血は受けてるけど、こういうのは初めてで、いつもはスムーズにいってるもので、びっくりしました。」と返答する。

早速、手術日を決め説明を受ける。

「(プリントの図を見せながら)鼠径ヘルニアには先天性と後天性がありますが、あなたの説明を聞いて診察したところ、どうやらあなたのは先天性のようです。手術は、このように伸びた腹膜を切ってから腸を中に戻しフィルムを入れて縫うだけです。腸を切ったりはしません。」

図を見ながら話を聞いていて感じたのは、パンク修理(特にチューブラーの)と似てるな、なんて思ってしまった。

「あなたは、これまでぎっくり腰など、腰のけがをしたことはありますか?」
「いや、腰は至って健康です」
「それは良かった!実は当日の硬膜外麻酔という麻酔は腰から打つので、腰のけがをしたことのある人は入りにくいのです」

「手術は1時に始めるので、当日11:30頃来院して下さい。」
「えっ!朝一番じゃないの?」
ボクは日帰りで帰宅できるということだったから、てっきり朝一番で行うものだと思っていた。総合病院で前後半日入れて2泊3日と言われたことと合わせ感想を伝えた所

「いやいや、手術自体は1時間もかからないから昼休みの時間にやっちゃうんです。だから硬膜外麻酔という麻酔を打つのです。この麻酔を打つのにはスキルが必要なので、日帰り手術を行っている所が少ないんですよ。それでさっき腰のことを聞いたんです。一泊が必要なのは麻酔が切れないからです。その代わり、痛みは残りますけど。」

手術の確認書にサインし、手術日までの過ごし方が大まかに説明される。

朝食は食べて大丈夫です。
というので、幾つかのサイトを見たところ食事は前夜までで手術日は朝食、および水分は不可という情報があり
「朝食も食べていいのか?」と念を押して聞いてしまった。

「絶食状態になるから、むしろ当日の朝もしっかり食べてきてほしい位です。水分も2時間前まで大丈夫です。麻酔から覚めて歩けることが確認できれば退院となります。大体4時から5時ごろになると思います。お住まいはどちらですか?」
住まい、最寄りからの距離などを答えると
「近くて良かったです。お仕事が出来るのは、暫く痛みもありますから…。どのようなお仕事ですか?」
「ほとんど座っているだけです。」
「おお、それはグッド。デスクワークなら大丈夫です。」
「あと、日帰り手術になるので、一つお願いがありまして…。(下腹部のイラストを手早く書きながら)この辺りを切ることになりますので、前日に剃毛をしてきてください。」
「えっ本当ですか?」
「はい、この辺り、上だけでいいので左右全体をお願いします。」と言われ、診察室を後にした。

受付で会計を済ませると、手術日当日は3割保険負担で4万円程度かかるので、用意してきてください。現金払いだけになっていますので…。
と受付のお姉さまに念を押されその日は帰宅をした。

手術が決まったので、もやもやがなくなった。というのも、この先多少「ピリッ」ときても手術があるから大丈夫だと思えるようになったからである。

鼠径ヘルニア日帰り手術02
鼠径ヘルニア日帰り手術02

そして、手術当日を迎えるにあたり、面倒であったが入浴時に剃毛だ。
まあ、日帰りで、短時間の手術をしてもらえるのだから面倒だなんて言っている場合ではない。
変な話、スース―して寒くなった。
傷口のこととかあるから夏場より冬のうちの方が良いだろうと涼くなるまで、待っていたこともあるのだけど、これは予定外だった。

しかし、うまいことに春の陽気になってくれたのも想定外ではあった。

日帰りで外科手術!?(序)

月下旬にお昼を食べてたら、下腹部、足の付け根に強い痛みが走った。
それだけではなく、「ピリピリッ」と腹膜の切れる音も聞こえてしまった。

「あぁ、またやっちゃった。」

また、というのはダジャレではなく、数年前にも似たようなことがあったのです。

これは、いよいよ猶予はない状態に陥ったのである。

鼠径ヘルニア日帰り手術01
鼠径ヘルニア日帰り手術01

発端は今から15年ほど前、職場対抗のレクリエーション大会(バレーボール)へ人数調整で駆り出されたので、終了後の飲み会をメインと考えて子連れて参加したところまで遡る。

大した活躍もしないのに、飛んだり跳ねたりして帰宅し、風呂に入り、体を洗っていた時に異変を感じたのである。

右の下腹部、足の付け根にアーモンド大の膨らみを見つけたのだ。

何かの雑菌でも入ってリンパ腺が腫れたのか、と思い、後日、行きつけの総合病院の泌尿器科で診断を受けると、「鼠径ヘルニア、いわゆる脱腸」と呼ばれる物であった。
大した痛みも何もなく日常生活が送れるものだから、それから10年以上の日にちが経ち、その間少しずつ広がっていたのだ。

そして、3年ほど前にも冒頭に書いたことと同じように「ピリッ」という音が聞こえハッキリと広がったのが分かるレベルになってしまっていた。
その時も、行きつけの病院、今度は外科へ行ったところ、「命に別条があるわけではないから、すぐに手術をする必要もないけど、手術以外には直りませんよ。手術する場合は(手術日の)前後合わせ3日間の入院が必要になるから、するのだったらまた来て手術日を相談して下さい」と言われてしまった。
そして、「よく、患部を押さえる器具が売っていると思うけど、あれは当てにならないから使わない方が良いですよ。」と教えてくれたのである。
そして、冒頭の状況を招いてしまったのだ。マンボウも発令してしまっているし、手っ取り早い方法はないか、と調べた所、日帰り手術をしてくれるクリニックをいくつか発見することができた。
その中の一つにあたったところ、余り間を置かずに手術が可能ということだったので、その日のうちに診察を受けた。
クリニックに着くと、2名の先客がソファーに座っている。
“一人10分程度として20分待ちか”
と目踏みをする。

「そこに座って、これに記入して下さい」と問診表を渡されたので、記入をしながら順番を待つ。

しかし、先客の一人は会計待ちだったようで、会計を済ませて退出をした。

先客が呼ばれて入っていくと、ほどなくして診察室から出てきたので、代わりに名前を呼ばれる。
診察室に入り、これまでの経過(上記参照、バレーの下りは言っていないが)を簡略に伝えると下腹部を出すように言われズボンと下着をずらした。
すると男性の先生ではあったが、「ちょっといいですか」と後ろに回り込んで、患部の大きさを直接触ってチェックされてしまった。
以前行った外科ではベッドに横になり、「あぁ、横になると引っ込みますね」というレベルの確認だっただけに予想外である。
「結構広がっちゃいましたね。遅いぐらいですが、まだ(普通の手術で)間に合います。ギリギリですね。手術をしますが、血圧は大丈夫ですか。」
「はい。」と答えると、それでは、隣の部屋で採血してください。と部屋を移動した。

(長くなってきたし、内容がグロテスクになって来るので一旦区切ります。)

クローンドライブ作成用のソフトを試しました!

日、HDDをクローンコピーしようとして、以前紹介したマーシャルのHDDスタンド(「春の?ハードディスク換装!!」20170412参照)を使ったんだけど、コピーのランプが付かず、無反応になってしまっている。

壊れたのかもしれないという可能性も含め、現在原因を追究中ですが、OSを含めてコピーをするという必要性は消えていないのだ。
そこで、たよりのBICのHPで「クローン」というキーワードで探すと、外付けハードディスクケースにクローンコピーソフトがバンドルされているものを見つけたのです。
ケースだけでも1000円ちょっとと、かなり安い商品だし、中味(HDD)の入れ替えもネジ類を使用しない工具不要で出来るタイプである。
そして、今回購入したコピーソフト付属モデルも1300円程度で購入でき、ソフトの上乗せ分が200円程度で済むのである。
ソフトウェア制御でうまくいくのか?とかなり懐疑心を持っていたけど200円程度なら失敗しても痛くないな~と、購入した次第です。
指定されたURLから「hd革命 copy drive lite」というソフトウェアをDLする。

これは、このケースのロジテックと違い、この手のソフトウェアを開発しているArkというメーカーのURLであった。

インストール後、ケースに貼ってあるプロダクトキーを入力し認証する。

hd革命 copy drive lite
hd革命 copy drive lite

起動すると画面上に画像の通りGUIが立ち上がるので設定を進めていく。
(画像、スクショは全部で5~6枚採集したが、編集も大変なので2枚だけ選んで貼り付けています。)

コピー元にチェックを入れると、右側にコピー先が移動するのでここでチェックを入れ、オプション設定(画像上)に進む。

最新(2年前に購入したノートですが)での利用を考えてGPTモード、そしてパーティーションも自動調整を選んだ。

次に進むと「ディスクの状態を確認してください」と表示され、ディスクの管理で表示される横棒の物と、ディスクの型番、形式が表示される。

これも確認して次に進むと「ディスクのコピーを開始します」という画面になり“「開始」をクリックするとディスクのコピーが開始されます”と説明があるので「開始」ボタンをクリックする。

するとコピーの進行状況の画面(画像下)に変わってコピーが開始された。

進行状況が一目で分かるのがいい。
ここで、驚いたというか違和感があったのは、大体こういうのは実行するとDOS窓(今はコマンドプロンプトというのが正解だけど未だにこう呼んでしまう)になると思っていたのに、Windowsの画面のまま、いや、画面だけではなくWindowsを実行しながらクローンコピーを始めてしまった事なのです。

なぜ、“Windowsを実行しながら”コピーしているか分かったかと言うと、スクショをペイントに落としてJPEGで保存するという危ないことまでしてしまっているからなのである。
流石にコピーが始まってからは、いじらない方が良いと思い、コピーが開始されてすぐにスクショを保存したのである。
3時間ほどでコピーが終わったので、早速、仮取付をして起動してみた。
これは、Windowsの画面のまま、ペイントソフトも使っているしクローンができているのか?と疑心暗鬼になっていたので、コピーが失敗していた場合、キチンと入れ替え作業をしてしまうと取り外しが煩雑になるためである。

PCの電源を入れると反応は遅いものの認識し無事Windowsが起動したので、一旦シャットダウンをしてから、元々取り付けてあったHDDをフレームから取り外し、このHDDを“本取付”した。

“本取付”して、起動すると先程より早く起動が行なわれ通常使用できる状態になった。
そしてさらにびっくりしたのは、今回作成したHDD(子)から再認証などもせずに、更に別のHDD(孫)へのクローンも出来てしまった事である。