後は、予定通りの行程をこなすだけだ。
宇都宮の「みんみん」で昼食をとるという行程だ。
出発前の計画段階で「仙台に行くのであれば、帰りに東北自動車道で途中下車して宇都宮にギョーザを食べに行きませんか」というHr氏のたっての希望で予定に組み入れていた、いわばメインイヴェントの一つなのであった。
「「みんみん」は人気店だから最低でも120分待ちとかざらですよ。僕が行った時もテイクアウトにして車内で食べたけどそれでも60分以上は待たされました。」
という、N氏の恐ろしい経験談のもと、東北自動車道を南下する。
N氏がさらに調べを進めてくれて、宇都宮の駅前だと混むだろうから、と、鹿沼市にあり、しかもインターから近い店へ行くことにした。
12:25頃店舗目の前の駐車場に乗り入れる。(写真上参照)
店舗前には既に2~3組ほどであろうか、10人程度が並んでいた。
車を降りた後、N氏とHr氏が入り口に向かい、何かをして何やら紙を持って出てきた。
順番待ちの予約機があって、予約をしてきたという事である。
それによると1時間待ちである。
店舗前で並んでいると日陰でちょっと寒くなってきたのでボクとHr氏は車の中で待つことにした。
並んでいる車をよくよく見ると、他の人たちも車内で待っているのである。ナンバーを見ると県外ナンバーばっかりで、同じナンバーがないという状態であった。
「人数の関係で順番が変わります。2人でお待ちの116番の方」というように店員が外に出てきて番号を言うと車内で待っていた人たちが出ていくという事になる。
だから、最初に見た並んでいる10人程度はほんの一部という事になる。
「あと、10組目ですね」とHr氏がつぶやく。
「店内は広くないんですか?」と尋ねると。
「そんなに広くなくて狭い感じだったよ」と返答があった。
店の出入り口を見ていると、何人か出てきて、呼ばれた後てから入ってくときに食券を買わせている。
並んでいる間に、食券が買えれば早いのでは?と思った。
けっこうスムーズに食事を終えて出てくる人が増えてきて、約50分後にボク達の番号が呼ばれた。
入り口を入ると手前に予約機があり、食券機がその奥にあった。
焼きギョーザも水ギョーザも6個で360円である。
おすすめの組み合わせの上記2種類とライス(大)計1000円を購入した。
食券の購入は1回きりで追加購入は禁止という事であった。
この券売機が、確認のタッチが多くて結構時間がかかってしまったので、やっぱり待っている間に買わせてくれればいいのに、と思ったのである。
テーブルに案内されて水を頂いていると、ライスと漬物が運ばれる。
ライスには漬物が付いてくるという事であった。
間を置かずに、焼きギョーザが運ばれてくる。
写真を撮り、食べようと思ったが、水ギョーザもそろってからちゃんと写真を撮った方がいいかと思い直し、水ギョーザが出てくるのを待った。
これが結構時間がかかるのであった。(写真下参照)
早速、焼きギョーザから食す。
そして、水ギョーザをワンタンスープのようにして頂いた。
ギョーザは安いけど、正直、ここまで来て並んでまで、という感じだった。
(実際、後日、都内でチェーン店のギョーザセットを食したが、それで十分満足できてしまった)
宇都宮から東京までは100㎞程度で、帰京はあっという間であった。