“夏用の”バックパックを入手しました。

“夏用の”、というところが肝で、とにかく、夏場バックパックを使う上で気を遣うのは背中の通気性なのです。
以前買ったドイターが気に入ってしまい、すっかりドイターのにわかファンになってしまったので(「バックパックの背中加工再び!(ドイター編?)」20220513参照)、販売元である日本代理店の岩谷のHPを閲覧し吟味していたところ、容量はちょっと少ないけど、使いやすそうだし、値段も手頃?(税込み定価12100)な、この「ドイターVELO AIR 20」を第1候補としたのです。
20%位割引されてないかな、と思いビックのHPで捜したところ、取り扱いがない(終了?)。
ところがそんな中、ヤフオクに「1か月前に購入して、1回しか使用していない」という同品が即決、送料込み6100で出品されたのである。

この即決というのが、オークションで落札する時に結構やっかいである。
他の人が、一瞬でも早くポチっとしてしまったら終わりなので、すぐに行動に出なければならない。
説明文を信じ、購入手続きを行う。
落札してから、再度商品ページをじっくりと見る。
すると、写真と商品説明の間に小さく「この商品はPayPayフリマにも掲載されています。」とあるではないか!
PayPayフリマは、よく10%割引とか15%割引のクーポンがスマホのメッセージに表示されるので、仮に15%だったら5000円ちょっとで買えたのに~、と、すごく後悔することになった。
そして、「即決、送料無料」の場合はPayPayフリマでも同時出品されている可能性がある事を身をもって知ったのである。

Deuter VELO AIR 20
Deuter VELO AIR 20

届いたので、開封し検品をしてみる。
商品説明にあった通り、一切汚れがない美品で、「1回だけ使用」というのもうなずけた。
試しに匂いを嗅いでみたところ、新品の匂いであった。

この「新品の匂い」という文言について補足しますと、店頭で売っている時の商業施設独特の匂いのことです。
このバッグの一番の特徴は、バックパネルである。
(ここから先は写真とともにお楽しみください)
このバックパネルで本体側と背中側に大きく空間が開いているので背中の通気性は抜群。主に「夏用」としての用途で手に入れたのです。
メッシュパネルは頑丈な鉄のフレームで支えられている。
これは心強いのだ。
っと思った瞬間、「これって、もし派手に落車してパネルが外れたら背中にグサリと刺さっちゃうな」と、このバッグを身に着ける際には安全運転を心がけた方がいい、と肝に銘じたのである。

そして、この製品に目を付けた2つ目の要素として、ヘルメットホルダーがポケット状になっていることである。
こういう形状はヘルメットだけでなく小物もちょこっと入れたりするのに便利だ。
欲を言えば、袋状になっているのだからファスナーで開け閉めできるようにしてくれていれば・・・と残念に思ってしまった。

そして、もう一か所、残念なところがあって、腰のベルトの根元に「フィン」があるのだけど、クッションが詰まっているだけで、ボクがこれまで使ってきたバックパックに見られるような小物入れの機能がない。

もっとも、それらをすると価格が跳ね上がり、とてもではないが、1万1千円では収まらないことに気が付いた。

来週は大寒波が襲うようで季節外れだけど、早くこのバッグの真価が発揮できる夏が今から待ち遠しいのだ。