1年乗ってのチェーン交換?!

年購入したロードバイクが(「終の自転車を購入」20220720参照)乗っていて大変楽しいので、ほぼ1年にわたり、セカンドバイクと交換せず、乗りっぱなしである。
とにかく、他のバイクと比較して、固すぎず柔らかすぎず、いい塩梅で、加速性もいいし降りた後に疲れが残らない。
10万円程度のつるしとは思えず、フレームパイプはオーダーで作っている他のフレームと同等品なんじゃないか?と思っている。

そして、春先からチェーンに遊びのようなものを感じる様になり、シフトチェンジも少々渋い感じになってきて、「一度ノギスで確認しないと」と思いノギスを探したんだけど、こういう時に限って出てこないまま時が経ってしまった。
世の中に「チェーンチェッカー」なるものがあるがボクはどうも買う気が起きないのである。
何といっても「単なる」金属の板に1000円(最低価格である)出す気にはなれないのだ。

この自転車を買ってからどれぐらい距離を乗ったかな~、と頭の中でざっと考えてみる。
少なくとも4千キロ~5千キロ位は走っている。
最近流行りの11sや12sであれば即アウトである。
ボクは9sで揃えているので、それらよりは耐久性はありそうだし、使い方も”ゆるポタ”程度だし、シマノのHG-53が取り付けてあったので、ギリギリ大丈夫かな?っと、だましだまし、使ってきてしまった。

交換するには、チェーンが必要だ。
アサヒさんやY’Sさんあたりで物色をすると、「えっ!今、こんなに高いの??」というレベルになっている。
同じHG53で3000超えだ。

しょうがないのでヤフオクを見てみると、こちらもまともなメーカー(「シマノ」「KMC」あたり)の物は数が少なく、聞いた事が無いブランドの物がいくつかある。
しかし、直接力が入る部分なので、信頼できるブランドでなければ怖いため、パス。

そうこうしているうちに一昔(20年)前のモデルだけど、今回落札したHG73が出品されたのでクーポンを使い即決で落札した。
送料を入れて、2000円以下で済む。

shimano CN-HG73
shimano CN-HG73

チェーンの付外しに「チェーン切り」を使用しないチェーンに交換したのだけど、長さを調節(短く詰める)には、結局チェーン切が必要である。(「チェーン交換(魔改造!?)下(取付編)」20201127参照)

ちゃんとした「チェーン切り」を買うことにして、物色。
色々なメーカーから出ているOEMの普及帯(1500円程度)を購入しようかとも思ったのだけど、どうせなら、ちゃんとした物の方が結局安くつくと思い、候補をシマノプロとシマノに絞った。
シマノのチェーン切の上級タイプ(プロショップ用)は1万円なので流石に手を出すわけにはいかない。
シマノプロとシマノの普及帯では価格差がさほど目立たなかったので、安定感のあるシマノのTL-CN28をやはりヤフオクで調達した。

台風もノロノロで数日前の予報では今日は雨の予報だったが、朝からいい天気で、交換作業をした。

チェーンを取り外すため、早速、上記のチェーン切を使ってみる。
遊びがなく安定しているので、寸止めカットもお手の物だ。

チェーンはさすがに油まみれで、汚れ切っているので、今回は新旧のチェーンを並べての伸びの実証はしてません。

プーリーの掃除もセットである。
これは今回のことだけではないんだけど、プーリーには何故か髪の毛が絡まっている。
いったい誰の髪の毛なんだろう?

取り付けてあったチェーンは110リンクであった。
スプロケを交換したので、多少長いとは思いつつ普段何か不具合があるわけではなかったので、同じ110リンクで今回のチェーンもカットした。

シマノのチェーンなのに、なぜかアンプルピンは入っておらず、ノーブランドのミッシングリンクが同梱されていた。

何も考えずに取りつけを行い部屋に戻って一息を入れた時、“はっ!もしかして、112リンクになってしまったのではないか!?”と気が付き、確かめると、しっかりと112リンクになってしまっていた。

ミッシングリンクを挟むことで2リンク増えることを失念してしまっていたのである。