ウン万キロ走行での自転車チェーン交換

っと過ごしやすくなり”程よく汗ばむ季節”になった。
今年の夏は暑かった!
巷では「温暖化の影響か?」と話題だったが、「温暖」って「程よく暖かく過ごしやすい温度」というイメージが僕の中にはある。
もはや「熱帯化」いや「灼熱化」という言葉が相応しいのでは、と思う。

本題ですが、フロント変速時に違和感を感じ始め、「考えてみたら何年もチェーンを交換していないなぁ」と先日、ネットでチェーンを購入した。

色々物色して比較したのだけど、意味がないことがわかり、同じシマノのHG-53にした。(写真上)

コンピュータを付けていないので、走行距離はわからないけど、年数から勘案し、軽く「万キロ」は超えている。
お叱りを受けると思うが、推奨のタイミングが5千キロ程度なので2倍からウン倍使用していたことになる。

cn-hg53 9s

古いチェーンを外す。
コネクトピンは「寸止め」

捨てるものだから意味は無いけど、初めてチェーン交換や調節を始めた時から「寸止め」が習慣になってしまっている。

外してみると、フロントインナーのクランクに隠れている部分が油埃でびっしりである。
ついでにリアディレーラーのプーリーの汚れを落とす。
すると、下側のプーリーが回転しないのである。
かなりの力が必要なので、よく見たところ、裏側に、それこそ全面板状の油の塊がびっしり詰まっているので、持参したプライヤーの柄でこすぎ落とす。
(このあたり、写真を撮っても汚いばかりですので割愛しました。)

新品と比較してみる。(写真下)
4つ目あたりのリンクから目視でも伸びているのがわかり、10リンク目あたりでは、この小さな写真でも、はっきり伸びが確認される。
ひどい状態だ。
長さを調節し、余分な部分を「寸止め」で外す。
この「寸止め」方式は繋ぐときに、引っ掛かりになるので作業がしやすい利点もあるのです。

スプロケットが無事だったのが何よりだったのですが、今後はもう少し早いタイミングで交換します(^^;

 

(追記)

フロントの変速に違和感があって交換したのですが、その他の不具合も解決したのです。
一番大きかったのは、フロント「インナー」リア「ロー」に入れると何故かディレーラーがスポークに接触をする症状。
その都度微妙に、振れを取る要領で当たらないように調整をしていたのです。
チェーンが伸びていたのが原因だったのですね。
確かに考えてみれば納得です。

同じような症状の方、ぜひチェーンをチェックして見て下さいね。