かなり間が空いてしまった。
5月は連休があるし、本来ならもっと更新していなければいけないのだが、自粛で、あまり外出もしないので、新たな展開が見当たらない。
いや、これはかなりの言い訳で、外出自粛をいいことに、時間さえあれば、ヤフーの漫画を読んでいたのである。
前回(「漫画にはまって引きこもり?!」20200202参照)。
「また面白いのがあったら、紹介します」と結んでいたし、色々読んできた中で、たまたま目に止めた漫画をいくつか紹介しますが、内容はかなりいい加減な個人の感覚だし、いわゆるネタバレになります。くれぐれも、本気で読まないでくださいね。
また、前回と同じで、著作権の関係があると思うので、画像は加工しちゃいました。(「読み放題」で削除するときの、画面をスクショしています。)当然、漫画の紙面も載せません。
文中敬称略で失礼します。
〇「灼紅の守護者」(写真左上)
これは、昔そういえば、「柳沢きみお」という漫画家がいたのを思い出したので、「柳沢」で検索をしたところ、「翔んだカップル」などの氏の作品が多数表示されたんだけど、その中で、なんか一つだけタッチの違う表紙が現れた。
もちろん作者は柳沢一明という別人だ。表現はおかしいが“ペラ、ペラ”とページをめくってみる。
最近の手法なのか、一つのシーンも、いろんな角度から描かれているな―、なんて思いながら見ているうちに読み進めてしまった。
簡単に(ネタバレ注意!)内容を紹介するけど、凄腕の女性スナイパーが住んでいる隣の部屋が襲われ、そこにいた少女を助ける羽目になった物語で、射撃はもちろんの事、運転の腕も超一流のようだし、必要な武器は金に糸目をつけず発注し手に入れている。
そして、途中で肩を撃たれて、その時点では重症なのだが、そのまま手錠で繋がれた刑事を引っ張り自動車を運転し逃げたりできるのだ。
不死身のスーパーマンのようなのです。
で、最後は無事に事件を解決し、敵対していた、この刑事と助け出した少女と一緒に暮らしているという所で終わっている。
僕が、一番感心したのは、こういう読み切り物は、単行本化するにあたり、中途半端なスペースができて、最後の一話か二話は別の読み切りなんかを無理やり載せることが多いんだけど、2冊で1つの長編として完結しているところだ。
いろんな角度で表現しているコマ割りも、長編アニメ映画を意識して表現したのかもしれない。
かみさんに「これ面白いよ」と言ったところ、「有りがちの展開で普通」という意見でした。
〇「カーショップMMK(かわだ寛、著)」(写真右上)
これは、青年漫画のジャンルを「ボーっ」とみていた時に見つけたもので、モータースポーツ系の漫画も好んで読むクチなので、このタイトルに惹かれ読み進めることにした。
亡くなったお父さんの店(カーショップ)を継いだ若い男性の物語で、この男性が主人公かな?
22歳?との設定なんだけど、見た目が中年のおじさんで、何となく「こち亀の両さん」を彷彿させる風貌だ。
ここにアルバイトとして入ったハンサムな男性のお姉さん達との日常をコミカルに描いている内容で、オチと、伏線がしっかりあって面白い。
最初に紹介した「灼紅の守護者」もそうなんだけど元々何の雑誌に連載されていたのかが不明で、非常に気になるところなのです。
細かいのですが、そのあたりを明記してもらえると大変ありがたいのである。
〇「週刊漫画A」「月刊漫画A」(ともに写真下、いつもと同じで、固有名詞はイニシャルです。)
この、「読み放題」のホームページには「総合TOP」のタブの他「雑誌」と「マンガ」のタブがあり、それぞれ最上段に「新着」が表示される。
「雑誌」はジャンルごとに結構な種類があるのだが、マンガは単行本が中心の構成になっている。
そんなことで、定期刊行の漫画雑誌は、このアクションと釣の漫画と時代劇の漫画など数種類しか存在しない。
僕はこれまで「読み放題」では定期刊行の漫画雑誌は無視していたんだけど、何といっても時間ができてしまっているので、あまり読んだことが無いけど、読みやすそうなところを見繕って読んでみました。
そして、バックナンバー制度があったので、面白かった作品は前に戻って読むことにしたのです。
バックナンバー、週刊(厳密には隔週刊)は遡れるのは2カ月ほど前の6冊程度なんだけど、月刊は何と3年以上遡れるのである。
「月刊漫画A」の中で2つ紹介します。
「地球侵略少女アスカ(伊藤伸平、著)」と「わざと見せてる?加茂井さん(エム。、著)」である。
「地球侵略少女アスカ」はSFであるがゆえに、整合性が取れていない部分や支離滅裂さがあっても許容できてしまう。
内容は題名から想像して頂けたら、それが正解というくらいの分かり易い物である。
実は、途中回から読み始めたので、バックナンバーの中から初回を探し読んだところ、例の「Boss缶コーヒー」のCMをパロっているのでした。
後者「わざと見せてる?加茂井さん」は中学2年生の思春期の心情の機微をうまく表現していて、爽やかな読後感が残る。(中2病かな?)
この作品が成人雑誌に載っているのが残念で、少年誌に掲載し同時期の少年少女にも読んで欲しいぐらいの完成度だ。
しかし、月刊誌なんかで、こういったお気に入りの作品だけピックアップするのって大変なんですよね~。
特に月刊はページ数が多いから、後ろの方までページを進めるのに手がかかる。
こういう、週刊・月刊物はぜひ目次にリンク機能をつけてもらいたいものだ。
また、なんか他に面白いのがあったら、紹介しますね。