忘年?!冬の社内旅行(4)なぜか〆は宇都宮ギョーザ

後は、予定通りの行程をこなすだけだ。

宇都宮の「みんみん」で昼食をとるという行程だ。

出発前の計画段階で「仙台に行くのであれば、帰りに東北自動車道で途中下車して宇都宮にギョーザを食べに行きませんか」というHr氏のたっての希望で予定に組み入れていた、いわばメインイヴェントの一つなのであった。
「「みんみん」は人気店だから最低でも120分待ちとかざらですよ。僕が行った時もテイクアウトにして車内で食べたけどそれでも60分以上は待たされました。」
という、N氏の恐ろしい経験談のもと、東北自動車道を南下する。

N氏がさらに調べを進めてくれて、宇都宮の駅前だと混むだろうから、と、鹿沼市にあり、しかもインターから近い店へ行くことにした。

12:25頃店舗目の前の駐車場に乗り入れる。(写真上参照)
店舗前には既に2~3組ほどであろうか、10人程度が並んでいた。

宇都宮ギョーザ
宇都宮ギョーザ

車を降りた後、N氏とHr氏が入り口に向かい、何かをして何やら紙を持って出てきた。
順番待ちの予約機があって、予約をしてきたという事である。

それによると1時間待ちである。

店舗前で並んでいると日陰でちょっと寒くなってきたのでボクとHr氏は車の中で待つことにした。

並んでいる車をよくよく見ると、他の人たちも車内で待っているのである。ナンバーを見ると県外ナンバーばっかりで、同じナンバーがないという状態であった。

「人数の関係で順番が変わります。2人でお待ちの116番の方」というように店員が外に出てきて番号を言うと車内で待っていた人たちが出ていくという事になる。

だから、最初に見た並んでいる10人程度はほんの一部という事になる。

「あと、10組目ですね」とHr氏がつぶやく。
「店内は広くないんですか?」と尋ねると。

「そんなに広くなくて狭い感じだったよ」と返答があった。

店の出入り口を見ていると、何人か出てきて、呼ばれた後てから入ってくときに食券を買わせている。
並んでいる間に、食券が買えれば早いのでは?と思った。

けっこうスムーズに食事を終えて出てくる人が増えてきて、約50分後にボク達の番号が呼ばれた。

入り口を入ると手前に予約機があり、食券機がその奥にあった。

焼きギョーザも水ギョーザも6個で360円である。
おすすめの組み合わせの上記2種類とライス(大)計1000円を購入した。
食券の購入は1回きりで追加購入は禁止という事であった。

この券売機が、確認のタッチが多くて結構時間がかかってしまったので、やっぱり待っている間に買わせてくれればいいのに、と思ったのである。
テーブルに案内されて水を頂いていると、ライスと漬物が運ばれる。
ライスには漬物が付いてくるという事であった。

間を置かずに、焼きギョーザが運ばれてくる。
写真を撮り、食べようと思ったが、水ギョーザもそろってからちゃんと写真を撮った方がいいかと思い直し、水ギョーザが出てくるのを待った。
これが結構時間がかかるのであった。(写真下参照)

早速、焼きギョーザから食す。
そして、水ギョーザをワンタンスープのようにして頂いた。

ギョーザは安いけど、正直、ここまで来て並んでまで、という感じだった。
(実際、後日、都内でチェーン店のギョーザセットを食したが、それで十分満足できてしまった)

宇都宮から東京までは100㎞程度で、帰京はあっという間であった。

忘年?!冬の社内旅行(3)ちょこっと秋保の観光名所めぐり?

今回宿泊した秋保のホテルは、外観こそ期待を持たせるものだったが、1泊してみると微妙であった。
そんなわけでここでは名前は伏せておくんだけど、行ってみると秋保温泉には宿泊施設がそんなにないので、何となく察しが付く人もいると思う。
まぁ、ビールがタダだったというのはありがたかったけど、剃刀が置いてなくて、部屋に貼ってあった案内ではロビーで50円で販売している、という今どき時代錯誤のところだったのです。

朝風呂も昨夜と同じ別館地下4階にある「川の見える露天風呂」へ行った。
内風呂がないから、シャワーを浴びてすぐに外に出なければいけないので、ちと心臓に悪いのだ。

朝食を済ませ、無料のコーヒーを頂き(これはホテルとしてはおいしいかった)身支度を済ませてチェックアウトをした。

「近くに秋保大滝というところがあるから行ってみませんか?」とHr氏が言ったので一同は賛同した。
「磊々峡というのもあるみたいだよ」とボクが言うと、ナビで電話番号を入力し「ここから近いみたいですね」ということで、まず立ち寄る。
ホテルから数百メートルくらいの距離で、「ナビはここを指していますが・・・?」という所で路肩に寄せて車を止める。

駐車場などの施設は一切無い様だ。
「ずいぶん地味なところですね」とボクは感想を言う。

磊々峡と秋保大滝
磊々峡と秋保大滝

橋の途中まで進むと眼下に小川が流れていてハートマークの石に「お賽銭」が投げこまれている。(写真左参照)

すぐ目の前には高級そうなホテルがあり、そこからは見下ろせるようだ。

写真を撮った後、秋保大滝へ行くことにした。

植物園のある広い駐車場の一番右端に車を寄せる。
ここが秋保大滝への入り口なのである。
不動尊の参道を通って入って行く。(この記事を書くにあたり調べ直すまで秋保神社だとばかり思っていた)
途中、線香とロウソクが販売してあるので、100円で購入し、それぞれ奉納する。

滝へ向かうのに山道の階段を下りていく。
石灯籠が所狭しに立っていて、奉納者の名前と金額が彫ってある。

自然とみんな、それを見ていて「30万円が多いですね」とか言いながら「この人は100万だって」と最高額を見つけるのに躍起になっていたら1000万円のがあって住所と名前が彫ってあるので、「こんなところに県名までといえども名前をさらして大丈夫なのかな?」といささか心配になった。

目の前に、滝が見える。
予想していたより大きく立派な滝で「大滝」という名に恥じないものであった。

息を切らしながら遅れて車に乗り込むと、Hr氏が「滝つぼを近くで見たいから行ってみていいですか」というので川を渡った橋の先へ移動し、車が2台ほど置ける場所で停車した。

そこから川に沿って階段を下って行った。

「やっぱりきれいに見えますね」と写真を撮る。(写真右上参照)

そして、Hr氏はさらに先へ進んでいく。
ボクも後を続いたんだけど、かなり傾斜のきつい下りになっているところで、「これは(体力的に)戻ってこれる保障がないな」と、それ以上進むのを断念し、踵を返すことにした。
すると、Hr氏から滝つぼの動画がスマホに届いた。

忘年?!冬の社内旅行(2)ニッカウヰスキー工場見学

仙台城を後にした一行は、来た道を戻り、今回のメインイヴェントともいうべき「ニッカウヰスキー工場見学」へ。

予約時間にはまだ早いが、先にお土産を買ってしまおう、という事にした。

広大な敷地面積に圧倒されつつ、駐車場に車を止めると小雨がぱらついてきた。(写真上参照)
そういえば来る途中も高速で「天気雨」がぱらついていたことを思い出した。

ビジターセンターへ行き、15時からの予約という事を告げると「前の組もいっぱいなので3時からでもいいですか?」と聴いてきたので、こちらもハナからそのつもりであったので「いいですよ」と答え、見学証を受けとる。

お土産コーナーには、ここでしか手に入らないというウイスキーが置いてあり、N氏は以前来た時に2本買ったボトルを2週間で開けてしまったからと、5本購入し配送手続きをしている。
お土産を買った後、まだ時間があったので、ビジターセンターの展示物を見ながら「予習」をした。

一番興味があったのが「樽」についてのことであった。
ボクは「樽」は1回使ったら、お役御免になると思っていたんだけど「焼き」を入れてかなりの回数、リサイクルできるという事であった。

1回の貯蔵で10年位使うから、ボクの年齢なんかゆうに越している樽も存在していることになる。

窓から外を眺めると、前の回の見学者たちが戻ってくるところであった。
雨はまだ降っているようで、みんな同じ黄色い傘を差している。
一番後方には黄色い傘の載ったカートを押した係員がいたので、「やっぱり傘は貸してもらえるんだ」と思っていた。
時間になり、「3時からの見学の方。お入りください」
と、こじんまりとしたホールへ案内される。

前列にある長椅子に座ると、前方は何か投影されるのであろう、綺麗な白壁だ。

「まず、ニッカウヰスキーの歴史についてビデオを見て頂きます。」
ということで、会社の成り立ちなどが紹介されたビデオを約10分程みる。

そして、ウイスキーができるまでの工程が簡単なアニメで紹介される。

ニッカウヰスキー宮城
ニッカウヰスキー宮城

その後、「これから工場見学へ出発します。写真撮影だけ可能なところと、動画も写真もダメなところもあります。」と言いながら外へ出たところで「雨が降っていますので、もし必要な方がおりましたら、売店で500円で販売しておりますので、今のうちにお買い求めください。」

と、言っているのである。

ここで、丁度前の組の見学者は「有料見学」という特別待遇の人たちであったことに気が付いたのだ。

撥水加工済みのジャケットなのでパラパラ雨の中、フードをかぶって外の見学についていく。

所々、足元が悪い滑りやすいところもあるが、その都度知らせてくれる。
そして、車道側は作業用車も通るから見学用の歩道の線からは出ないようにと注意を受ける。
小麦粉を粉砕するサイロは外からの見学だったんだけど次の「仕込み棟」からは内部に案内してくれる。

最初に小麦を発酵させ、もろみを作るんだけど、これが地ビールみたいだ、と思っていたところ、案内してくれているお姉さんが「ここまではほぼビールと同じです」と前の方で説明している。

制御をしているところは、写真撮影も禁止で、多岐にわたる機器が置いてある広い部屋の中で一人で作業をしている後ろ姿が見えた。
出来上がったもろみを「蒸留棟」という所で蒸留する。

と、ここで「前の工程で出来上がったものはどうやって運ぶのか?」という疑問がわいた。

外の広い道路を専用のトラックで運ぶのであろうか?

このことをお姉さまに尋ねると、即座に「前の工程とはパイプでつながっています」という答えが返ってきた。

建物の外にパイプが見えないところを見ると、地下を通っているようだ。
まさしく、最初の説明時に「アニメ」で見た通りのイメージだ。

その後出発地点方向に戻り、ビジターセンターを通り過ぎ樽が入った「貯蔵庫」という所に案内される。

「皆様、この敷地内に電線類がないことにお気づきでしょうか?」とお姉さんが問いかけてくる。
一行はあたりを見回し、電柱がない事を確認した。
「創業者の遺志で、自然とともにがモットーになっていて、ウイスキーは自然からの恵み物なのです。ここのニッカ峡という地名も、もともとの名前でして、たまたま同じ名前です。ウイスキーはできるまで時間がかかるので、創業当時は「日本果実」というジュースの会社でしたのでこの「ニ」ホン「カ」ジツを取って「ニッカ」という社名にしていたのです。」

「貯蔵庫」に入るとここでもVTRを用いて出発前に予習したようなことが説明されるが、実物の「樽の山」を目の前にすると感慨もひとしおである。

これだけの工程を制御するのは大変だ。
制御は365日24時間3交代体制で行なわれるというが、寝てしまったりしないのだろうか?

などと考えていると、同じようなことを考えていた人がいて、お姉さんに聞いていた。

すると、さっき見た時にはたまたま一人しかいなかったが、いつもは3人~4人の背中が見えますよ、と答えていたのが聞こえた。

その後一行は案内されるままに、お土産を買った建物へ入っていった。

「お疲れさまでした。見学コースはこれで終了です。この後試飲して頂き、お土産を購入して下さい。今日はありがとうございました。案内したのは〇〇です。Webからアンケートをお答えする時には〇〇をお選び下さい」

お土産コーナーと反対側にレストラン風の小高い一角があり、そこで見学証と引き換えに試飲セットを受け取る。
水や氷、ソフトドリンクは無料だ。

試飲セットはこの蒸留所でしか手に入らないウイスキーとスーパーニッカ、そしてアップルワイン(アルコール度22%!)という組み合わせだ。(写真下参照)

アップルワイン、アルコール度数はワインとしては高いが、アルコールっぽさがなくて、甘いジュースである。
これは、気を付けないと大変な事になる部類だ。

2種類のウイスキーを飲み比べると、味の差がはっきりしていて、スーパーニッカを口にしたとき、飲み慣れた味で、やっぱりこれがいい!と思ってしまったのである。

忘年?!冬の社内旅行(1)仙台で牛タン

社内旅行、いつもは秋ごろに行っていたんだけど、Hr氏からの「雪の降る露天につかりたい」という要望に応えるべく、ギリギリ降るかもしれない、という12月にしたのです。

そして、行先も当初は「草津」だったんだけど、泊まろろと思っていた宿が改装工事中であったので急遽、今回は「秋保温泉」へ行くことになったのです。
N氏が以前、作並温泉に来たことがあるという事で、まずはお昼に牛タンを堪能することになりました。

東京を7:00に出て、11時には仙台市内に入ったのですが、仙台駅前店は混むだろう、という予測の元、仙台市役所の近くにある「善次郎」さんを訪問する。

「1時まででしたら、こちらのテーブル席が使えますよ」と案内してもらい、ボクとHr氏は「新メニュー」「マル得」の「丸たんマル得定食」で4枚よりもコスパがいい、6枚載っているのを注文し、サラダととろろのどちらにしますか?というので「とろろ」をチョイス。

そして、何度か来ているというN氏は迷わず「真中タン定食」を注文した。

料理が運ばれて来ると、「お新香」や牛タンソーセージなどの付け合わせで一杯出来そうな感じである。(写真上参照)

そして、N氏が「少し多いから」と真中のタンを一切れずつボクとHr氏のお皿にのせる。

注文した牛タンは、いささか固く、ジューシーさもない。
「あれっ?牛タンってこんなんだっけ?」と思いながら、N氏から頂いた牛タンを頬張ると、柔らかく溶けてしまった。

会計を済ませ店から出たところで、Hr氏とこの話になり、口をそろえて「お得な定食じゃなくって普通の定食のほうが良いのでは」と後悔をした。
これから行かれる旅行者の方の参考になると幸いです。

sendai Castle beef tongue
sendai Castle beef tongue

食事は済んだが、予定より早く着いたので時間を持て余してしまった。

手頃なところで、「瑞鳳殿」と「仙台城跡」に行ってみませんか?とN氏が提案してくれたので行ってみることにした。

10分ほどで「瑞鳳殿」に着くと、お客さんを乗せて来たのか、何台かのタクシーが参道に並んでいる。

順路に沿って、メインの「瑞鳳殿」を拝観する。
説明には先の大戦で焼失した後何十年もかけて復元したとあり、ほぼ当時の物になっているとの事である。

順路順で「資料館」という所に立ち寄る。

ここの、歴史なんかを解説しているVTRが流れていて、「これを見てから瑞鳳殿を見るべきだった」と思った。

順路に沿って進むと、ちょっとした登山のような道のりである。
次に行った、「感仙殿」という所にもVTRに出てきた意匠が施されていたので、じっくり見ることができた。
かなりの距離を歩いて一通り見たが、やはり時間にまだ余裕があるので、予定通り「仙台城跡」という所に行くことにした。
「向山」という所から「八木山」という所に入ると、くねくねとした「峠道」を通る。
いい感じの距離と勾配で、ここに自転車で来たら楽しいだろうなぁ~、と思っていたらロードバイクとすれ違った。
やはり名所なのだろうか。
駐車場の入り口でチケットを渡されたので料金を払おうとしたら「料金はお帰りにお願いします。」というので、チケットと何かの割引券を受け取り展望台に近いところへ車を入れる。

「広瀬川」方面に広がった仙台市内を眺め、散策した後、車に戻る。(写真下参照)

駐車料金は600円だったので、「さっき(昼食で止めた)市内は1時間200円だったし、瑞鳳殿は実質無料だったのにちょっと高くないか?」という話になった。

(「瑞鳳殿」や「仙台城跡」については他にくわしいHPなどがあると思いますので、詳しいことはここでは触れませんでした。)

3年ぶり?!社内旅行(4)再び「鈴廣」さんへ

N氏の調べた情報で(今回はN氏の情報が大活躍)帰路、御殿場に立ち寄れば「かまぼこ」が買えるということが分かったので、往路では小田原の本店でのかまぼこの購入を断念していた一行は御殿場へ立ち寄ったのである。

御殿場っだったらアウトレットが有名で、このアウトレットの渋滞に巻き込まれないかと個人的にはいささか心配をしてしまったが、これは杞憂に終わってくれた。
目的の場所はicからほど近いところだったのだ。
小田原の本店と違い、こちらはこじんまりとした昔ながらの「土産物屋」であり、ほっと安心できる空間である。
そのため、商品は限られたものしかない。

そんな中、犬のPOPがある一角があり、何だろう?と近づくと、今回紹介する「ひとさじの魔法」が置いてあった。

商品のパッケージにも犬のイラストが入っており、その場にあるパンフレットを眺めていると、キャッシャーの中にいた(と思われる)若い男性の店員さんが小走りに駆け寄ってきて「良かったらこれを試してみてください。」とサンプルを手渡してきたのです。(写真参照)
「いや、もし気に入って購入したくても近所に(鈴廣さんが)ないから買えないので」と一旦は固辞したのだが、パンフレットの中にある案内によると通販でも購入できるという話であったので頂いてきたのが、こちら

サカナのちから
サカナのちから

無料で貰えたので、商品名を載せています。
(写真の中の商品名の上にある□(四角)の中の文字は登録商標だから、ここには載せません。「ひとさじの魔法」も登録商標に申請中ということで、今後このブログを削除するかもしれません。)

買い物を済ませ車へ乗り込み、御殿場ICに戻る。

あとは一路、帰京するだけだ。

と、ほっとするも束の間、早速の渋滞に巻き込まれてしまった。
まだ大井松田のあたりで、普段より渋滞の開始が速いのだ。
電光掲示板には「横浜町田ICまで渋滞」とあり、いつになったら東京へ着くんだよ~、という、気の遠くなるような状態に陥り、車内は会話が少なくなっていった。

海老名を過ぎると少しずつ動きが良くなってきて、周りを見ていると綾瀬にICが出来ていた。
こんなところに、(こんなの)あったけ~。とビックリして調べてみると21年3月に開業したという。
知らないわけである。

東名上り渋滞の名所「綾瀬バス停付近~大和トンネル」のずぅーと手前で渋滞がすっかり解消されていて、「さっきの渋滞は何だったんでしょうね?」という会話になった。

大体、自然渋滞と言うのはこういうもので、渋滞が解消された時点で、まだ先で渋滞しているかもしれないと思ったり、遅い速度に体が慣れてしまって、みんな思いっきり元のスピードまで戻らないから、だらだらと渋滞が続くことになるのである。
今も、渋滞がすっかり解消されたのだけど、追い越し車線を100キロくらいで流している車が多く、追い越しをかけたりする車が皆無なのである。

そして、ほどなく、ほぼ予定の時間に帰宅できた。

帰ってから夕ご飯(うちでは餌と言わず、ごはんと呼んでいます。)に、ひとさじの魔法をかけてあげようとしたら、封を開けた瞬間から興奮してしまい「ヨシ!」と言った瞬間に一気に食べてしまったのです。

まぁ、食い意地の張った犬だから、ひとさじの魔法の効果かどうかは定かではありません。

3年ぶり?!社内旅行(3)沼津港ランチ

善寺を出発した一行は、お昼を摂るため一路「沼津港」を目指す。

途中、狩野川と並行して、富士山が左の車窓に出現する。

赤い気球がのんびりと浮かんでいたので、写真を撮ろうとスマホを用意し、もう一度富士山方面にレンズを向けると、さっきまで浮いていた気球は綺麗に消えており、なぜか代わりにパラグライダーが飛んでいた。

沼津港の「にし与」さん
沼津港の「にし与」さん

40分ほどで沼津に着いたのが飲食店のピーク時間のど真ん中、12時台であった。
N氏の先導でコインパーキングから漁港の食堂街に入っていく。

入ってすぐの左側へ進むと目当ての店の外には予想通り10人以上の列ができていた。

30分近く並び、やっと先頭付近にある、椅子に腰を据えることが出来た。

ここまで辿り着いて、やれやれだね。
という感じだったんだけど、「中に入ってからも座って待つみたいですよ」と仲間の一人が言う。

食べ終わって出てくる人が開けた引き戸の先を見ると、確かに座って待っているし、この扉のガラス部分からも向かい合って待っている姿が確認できた。

「中に入ってからも2組くらい待っているみたいですね」とボクは感想を漏らす。
座っている所からは店外に貼ってあるメニューが大きく見えるので、みんなで品定めをしていた。

「何にするんです?」と聞かれたので
「刺身も食べたいし、ここはとんかつもあるから迷うね」と言うと
「確かに目移りしちゃいますね」
という会話になったが、メニューの中に刺身と揚げ物がセットになっているサービスメニューの定食があったので、それにすることにした。

中にある待合の席に移動して座る。

ソーシャルディスタンスの観点からか向かいは空席になったままだ。
カウンターがまとまって空いたから、次はボク達かな?と思ったが、お呼びがかからない。

そうして待っていると、「もうちょっと待っててくださいね。こちらのテーブルを今片づけますから」と店員さんがひょこっと顔を出して言う。
テーブル席に案内され「今お茶をお持ちしますね」とお手拭きを持ってきてくれる。

改めて店内を見渡すと、外では行列していたのだが、無理に押し込めることをしないで、適度に空席を空けながら回していることが分かった。
お茶を持ってきてくれたので、それぞれ注文をした。
ボクは「魚河岸定食をライス大盛りでいいですか」と言うと「定食は大盛りサービスですよ」という。
何と太っ腹なんだ。

ボクだけ揚げ物が付いているメニューだったので、海鮮丼の「にし与丼」を頼んだ他のメンバーには先に食べ始めてもらった。

N氏が「今の時間、グループでビール1本までだって」と壁に貼ってある注意書きを見てつぶやいた。
そして「1グループビール1本までか、生ビール1杯までって、瓶ビール1本は理解できるけど生を一人一杯じゃないところが肝なんだろう」という結論になった。
人気店で混んでいるから、もっと扱いが「ぞんざい」かと思ったが、大変気持ちのいい接客で、家族連れの子供たちにも愛想よく応対しており、割烹料亭の雰囲気を醸し出していて、すっかりこの店のファンになってしまった。

遅れて運ばれてきた料理を、味わう暇もなく掻き込んで完食した。

こんなことなら揚げ物はやめておけばよかったなと思いながら会計を済ませ、店を出ると、
ボク達が並んでた時と同じくらいの列が続いていた。

3年ぶり?!社内旅行(2)修善寺散策

日は、予定より若干遅くなったけど無事にチェックインを済ませ、温泉に入って海の幸に舌鼓を打つ。

部屋で飲み直して、大浴場の終了時間も近くなったので、一旦風呂に入りに行き、部屋に戻ると、もうお開きの雰囲気になっていた。

確かに、今回は帰りの電車を気にしないで飲む、ということを目的にしており、お姉さんのいる店にはいかない、というプランであったが、まだ日付が変わる時間である。ちょっと予想より早いお開きになってしまった。
尤も、この宿の周りにはコンビニすらない辺境の地で、いわゆる温泉地にありがちな歓楽街は無かったのであるが。
翌朝、朝風呂に入って朝食も済ませ、チェックアウトまでの時間、せっかく来たんだからと付近を散策してみました。

ここは、弓ヶ浜という小さな浜辺で、朝の太陽の日差しが肌に刺さってくる。
予報では30度まで気温が上がるということだったが、まさしく夏の日差しだ。

東京は昨日(10/6)から急に初頭の寒さになっているが極端なのです。
そして、今週末の(明日からの)3連休も後半は雨で荒れるという。
いいときに行ったなぁ~
そういえばボク達が行った日程も週間予報では雨マークだったんだっけ。

閑話休題

前日に、宿近くまで来た際、付近の道路案内標識に、何か眺めているような人のピクトグラムとともに「GEO」と案内があり「なんだろうね?」と話し合っていたんだけど、ここの海岸の看板に「ジオパーク」の説明と遊歩道の案内があり、合点した。

いや~、しかし海はいいですね。
サーフィンやバイクのツーリングを燦燦と輝く青空と海の下で、思い思いに楽しんでいる。
南伊豆を後にして下田へ進む。

ナビは下田から直進して河津から北上するルートを示している。

ループ橋で横Gを思いっきり浴びる。
考えてみたらここを自分以外の運転で通ったのは初めてである。

N氏が「この先の天城越えという道の駅が有名みたいだから寄ってみよう」というので立ち寄った。
わさびが有名なところである。
程なくして修善寺の近くに到着したので駐車場を探す。
修善寺の周りは1回500円であった。
観光地だと1回1000円のところも多々あるので、良心的だ。
舗装してある駐車場と砂利の駐車場共に同額だったけど、空いていたのでそこに入れる。

前払いで料金を支払うと、観光マップを渡してくれて、「そこから行くといいですよ」と案内をしてくれる。

修善寺の山門の石段を上がり、参拝を済ませる。
境内ではいくつかの露店でにぎわっている。
その一つに、古い食器などを並べ、いいお値段をつけていたので、店の人に聞こえないように
「フリマレベルなのに、結構高い値段付けちゃってるね。」
と感想を漏らすと
「見る人が見ればそれなりの品なんじゃないでしょうかね」
と同行のN氏からまっとうな意見が帰ってきた。

順路に沿って、橋を渡って竹林を抜け反対側の通りに出る。
ここから車を止めてある駐車場まで引き返すのである。
こっち側にある駐車場は400円台で、メイン通りよりは少し安くなっている。

cafe dr.koto
cafe dr.koto

舗装された、温泉街の路地を歩いて進んでいると、ネオクラのミニ(クーパー)を発見した。(写真左)

これを写真に収め、歩き始めてからもう一度見返すと、外のビクターの絵柄が書かれた看板に「CAFE&BER」とあり喫茶店であることが分かる。(写真右)
そしてボクの目を引いたのがその下に書かれている「Dogs&Music」という文字であった。
もしや、ペットショップかトリミングサロンも併設しているのか?
と気になり、引き返し確認すると獣医さん(Dr.コトー)がマスターをしているとあった。

そのあとスタート地点と反対側の公園に着くと、自分の具合悪いところに温泉水をかけると治る、というお地蔵さんがあったので、頭にかけて駐車場に戻っていった。

3年ぶり?!社内旅行(1)小田原で小休止

年に入って、飲み会があるたびに、「コロナも収まってきたし、旅行でも行かないか?」という話題になったのです。
結構、こういうパターンは多いのではないでしょうか
ボクは、南房総あたりでも良かったんだけど、千葉は地元すぎるということで却下されてしまい、近すぎず遠過ぎず、温泉があって、山あり海ありということで「伊豆」それも「南伊豆」をチョイスしたのです。

コースは行きが小田原から熱海を通って伊豆半島を海沿いに南下し「南伊豆」で一泊。
復路が伊豆の中心、修善寺を通るコースで予定を組んだのです。
当日はその前の2回続きの3連休とはうって変わって天気も良かったし、世間の人たちも考えていることが同じと見えて東名に乗った瞬間からいきなりの渋滞。
まあ、原因は「事故渋滞」とあったけど多分、渋滞が原因での接触事故なんじゃないかな。
予定では真鶴半島でおいしいものでも食べようかと思っていたけど、結構な時間になってしまっているし、まだ、往路なのに小田原でかまぼこをお土産に買いたい、というリクエストもあり小田原で一旦下車をしたのです。

かまぼこを買いに、鈴廣さんの本店に行ったのだけど、やっぱり生ものだからとあきらめ、どこかでランチをしようということになり、そこで一緒にいたN氏が「ミナカ小田原という商業施設ができたらしいからそこに行って食べよう」と提案してくれたので、近くのコインパーキングから駅へ向かうことになったのです。

駅前は輪行袋から出したばかりのロードバイクを組み立てている人たちで賑わっている。

駅ビルに入りエスカレータで上階に上がっていくが、すぐに違うということに気が付き、その隣にある「ミナカ」のエスカレーターに乗り込む。

3F(との表記)に上がると、ビルの谷間の一角に城下町風の街並みが広がり、オープンテラスで飲食をしている人たちが目に入る。(写真は逆光になっていたので載せません。検索すればきれいな写真がいっぱい出てくると思います。)

一番奥まで進むとフードコートの入り口があり、中で空席を探す。
まだランチの時間帯だし、地元の高校生と思われる学生さんたちも結構入っていて、賑わっていたので、全員座れる空席がない。

ひと周りしたところで、N氏が「外にテイクアウトの店が並んでいたからで、そこで唐揚げなんかを適当に買って食べようと思う」というので、外に出てみると、確かに外のテラス席は、天気が良すぎて暑いため空席が目立っていたのである。

ボクは何を食べようかと、もう一度フードコートへ入り散策をした。
すると施設内の案内板があり、そこに焼き立てのおいしそうなパンの写真があったので、パン屋さんを探す。

観光地らしくない普通のパン屋さんで、値段も一般的なものである。

トレイとトングをつかんだ後、順路に合わせカレーパンを載せる。その隣にあった「あんぱん」も載せる。(写真参照)

小田原 ミナカ
小田原 ミナカ

そのあと進むとサンドイッチなんかが並んでいたけど夜のことも考え、ここは我慢する。

ショーケースの前に進むと「ケース内の商品を何か取りましょうか」と中から店員さんが聞いてくれる。

しかし、どれもおいしそうで、きりなく注文してしまいそうだったので、これだけで結構です。と言って、ケース越しにトレイを渡す。

するとその場で器用に袋詰めをしてレジに渡してくれる。
セルフレジで精算をして店を後にする。

テラス席にはN氏が先に座っていて抹茶を買ってくれていたのである。
あんぱんは薄皮であんこがぎっしりだったし、カレーパンもカレーが99%なのでは?というくらいカレーが入っていた。

人気商品の1位と2位とPOPが貼ってあっただけのことはある。

京都神社巡り2019(11/3の続き)③(一気に最終話です)

とは伏見神社と八坂神社だ。

聞くと、いま行った「御金神社」とともに、夜間でも参拝できる神社なのだそうである。

Hr会長が「伏見神社」とナビに入れると、京都以外の候補が上がってしまった。
気を取り直し「伏見稲荷神社」と入力し、一行を案内する。

“まもなく目的地周辺です。実際の交通ルールに従って…”とナビが反応する。

「あっ、ここじゃない。間違えました」Hr会長だ。
ここは、4年前京都に来た時、僕が適当に散策していた時に立ち寄ったところだ。
(お伊勢参り後日談(3)-④京都散策①20151123参照、この時のシリーズは完結していない)

伏見稲荷神社
伏見稲荷神社

本物の伏見稲荷神社へ到着する(17時過ぎ)。
辺りはすでに日が暮れていて、遅くなったシャッタスピードで、ブレてしまった。(写真)

ここを全部回るのには、かなり体力が必要だということで、本堂だけお参りし、遠目に千本鳥居を眺めて15分ほどの滞在で後にした。
八坂神社の近くのパーキングにセレナを止め、歩いていくと、階段の先の鳥居の下に、S先生と数人のメンバーが立っていた。

S先生が、「この後、クラブ組とカラオケ組に分かれるけど、君たちはどうする?そのまま帰ってもいいよ」
と言う。

(ここまで来て先に帰るのもなんだか芸がないし、帰れば帰ったで、何年経っても“京都まで行って、夜遊びの一つもしない”などと小言を言われることになるのは目に見えているので、どうするか)と思慮していた時
「それでは2時間お供します。」とTkn氏の口から出た。

「じゃあ決まった、8時に祇園のマハラジャへ集合。今(車)どこに止めてある?24時以降出せられなくなるところもあるから、(マハラジャの)目の前へ移動した方がいい。ここ(八坂神社)は神社としては珍しい、24時間営業だから、あなたがた(僕とHr会長)は、適当に散策してて良いですよ」
八坂神社は前回(4年前)の最終日に訪れた記憶がある。
「何年か前に(St社の前社長の)Wtさんと来た時、ここで結婚式上げていた。」
と境内にある舞台のほうを見ながらHr会長に話しかけ、本殿の裏を通って一周した。
八坂神社を出て、祇園方向へ当てもなく歩いていく。

信号の先にタリーズがあったので、
(ここでお茶でもしようか)と思った瞬間、同行していたHr会長が、
「すいません。お土産に、この先のわらび餅を買いたいので行っていいですか?」
と聞いてきた。

こちらとしては異存がない。

タリーズの角の信号を渡り、祇園の街中へ進む。
目的のお店の前に着いたので、中を覗くと、お土産屋さんと言うより、甘味処と言った風情である。

開けようと思ったところ、ドアの横に「営業時間6時まで」と貼り紙があり「6時で終わりだってぇ」とHr会長に報告した。

「とりあえず車まで戻りましょう」とHr会長が言う。
来た道を引き返すのも能がないので、裏道を進み「漢字検定協会」の角を通って大通りまで戻った。

車まで戻ると、HR会長が「マールブランというところにお土産を買いに行きたい」と言うので、ナビに入れる。
「ここからだったら伊勢丹に入っているところが近くていいですよ。」
と言うと、「駐車場の問題があるから、北山のほうへ行く。時間が厳しくなるようだったら引き返すから。」

時計を見ると7時を少し過ぎたところだ。

片道6キロ程度だし、混んでなさそうなので、十分いける範囲だ。
「そこ有名な店なんですか?」と尋ねると「いや、京都土産を検索したら一番上に出てきただけだ。」
車を走らせていると、昼間通った十字路に差し掛かり、上賀茂神社の近くを通る。

「京都ってたくさん名所があるけど、結構一か所に固まっていますね。」と感想を漏らす。

お土産を買って来ると、開口一番「結構いい値段だった。」と言うので、
「店構えも立派だし、しょうがないんじゃないですか」と答えた。

(8時)10分前にマハラジャに着くともうほとんどのメンバーが集合している。

開店を待っていた4人ほどの一般人(僕たちも一般人だけど)の方たちを先に案内してもらう。
「手にスタンプを押しますから、それから入ってください。」と言われ、僕はディズニーのスタンプをイメージしたが、手の甲に押されたそれは、普通の黒インクのゴム印であった。
スタンプを押しながら男女別に「正」の字を書き込んで人数のカウントをしている。
フロアで、シャンパンを注いでもらって乾杯。
少し経つと、頭に着けるバニーの耳が光る物などを配ってくれる。
S先生が、「今日は飲み放題だからビールでも何でも好きな物をもらってきていいですよ。」
と言うので、ドリンクを貰いに行ったのだが、なぜか、ダンスフロアへ入り込んでしまった。

DJさんの目の前で柔らかいライトセーバーを振りながら踊る?
昨日の伊勢で歩き疲れ筋肉痛になっている身としては堪える。

丁度80年の前後のヒット曲をガンガン(生演奏で)かけてくれる。

お立ち台では、S社、Ph社の若手の女性社員たちが盛り上げてくれている。
「今日は懐かしいナンバーで・・・」とDJさんの挨拶があり交代。
チークタイムになったのを見計らってビールを貰い席へ戻る。

「お疲れ様」とS先生から声がかかると、待ち構えていたS社のH社長から「ちょっとこっちへ来て一緒に写真撮って」と誘いが入る。

みんなが待っている場所に行くと、さっきシャンパンを注いでくれた店長(マネージャー?)が待っていた。

「そこで、2人並んで。ほらすごいでしょ。この二人、双子じゃないんだぞ。これこそ奇跡の一枚だ。」H社長はご満悦だ。

スマホのモニターで撮れたてを確認すると確かに双子のように似ていたのである。

10時になり、僕たち帰宅組とカラオケ組が参集されS先生が点呼?を取り、外へ出ると、本降りだ。

道路の向かいに止めた車まで走るが結構濡れてしまった。

「S先生たち最初からもっと京都に近いところ、草津とかに泊まれば良かったのに。」
「昨日も名古屋のマハラジャに行ってるし。」
という会話をしながら松阪のホテルへ戻った。

翌朝聞くと、案の定クラブ組は5時前にホテルに到着したということであった。
「いくらかかったの?」と聞いたら「28万円だって」と言うので、40人いたから、案外良心的に済んだんだな、と思った。

京都神社巡り2019(11/3の続き)②

脚が強くなり始めたのと同時に、一行は店に飛び込んだ。
ここの店の前は、さっき車で通ったところだ。
「先ほど電話頂いた方ですか?」
Ns氏が「6人です」と応える。

「そちらのテーブルをお使いください。(テーブル)付けますか?」と言うので、「はい」と言いながら、自分たちで付けてしまった。

店内は椅子がやたらとカラフルで、カウンターとテーブルの間に余裕があり、先客もいたが、ゆったりした気分になれる空間である。
この時間なのに、後から2人組が2組入ってきたから、まあまあ流行っているのだろう。
「すみませんね」と言いながら水を持って来てくれた。
ここだけの話、この水が、校庭の隅にあるホースから直接飲んでいるような味で、大変まずいのである。

飲食店は大抵業務用の浄水器を使っていると思うのだが、不味すぎて飲めなかったのであった。のどが渇いている身としてはこの状況はつらい。

バリエーション豊富なメニューから各自、注文をする。

鮪削節の醤油や、まぜそば、海老らーめん、焼き飯など。
メニューによって細麺、中太麺などを選ぶように尋ねてくる。

僕は、地鶏の塩ラーメンを注文。
「中太麺と平打麺ができますが」と言うので
「中太麺で。あっ固めでお願いします。」と付け加えた。
でかいハッシュドポテトが載った、まぜそばが最初に運ばれてきた。
しばらくして出された、塩ラーメンは可もなく不可も無い味で、トッピングのタケノコが印象に強く残る。
だけど僕の地元だったら、この値段設定はないなぁと思った。
食べ始めてから、この味だったら平打麺のほうが良かったかも、と思った。

3時になり、店内が暗くなった。壁のメニューもいつの間にか隠され、
「ラストオーダーありますか」と聞いてきたタイミングで、勘定に。ここは、Ns氏が全員分持ってくれた。
店を出ると、雨が運よく止んでいて、裏手の駐車場まで歩き車に乗り込む。

御金神社
御金神社

御金神社も近くのパーキングに留める。15:30分を少し過ぎた時間だ。

「今(S先生が乗っている)ベルファイアが行ったね」
と誰かがつぶやく。
「ギリギリセーフ。」
「危ない危ない」

などと次々に感想をもらす。
僕がこの2日間、一緒に行動しているグループはS先生から小言をもらう率が高いので、良かったよかった。と皆ほくそ笑んでいる。
角を曲がり、神社の方を見ると、大通りの角まで大変な行列である。(写真向かって左方向にずらーと並んでいる)
これを見て、同行のTkn氏も何度も
「金の亡者がいっぱいだ」と感想を漏らす。
そして、「この近くに住んだらご利益があるかな?」と矛盾した発言をするのである。

「あれ、こんなに並んでいるんだ」と7月の同じ時間帯に来たというNs氏がその時の画像をスマホの画面で見せる。
「平日だとこんな感じだったけど休日はすごいな」
おしゃれな洋食屋さんの入り口には、“ここには並ばないでください。”
という貼り紙があるが、皆さん無頓着に並び続けている。
並ぶこと10分強で、鳥居をくぐる。

入ると見慣れぬ光景が。
すぐ左で皆さん、お金を洗っているのである。
そして、幾重にも掛かっている絵馬を見て「金の亡者がいっぱい」と、またもやTkn氏が漏らす。

参拝は反時計回り。

参拝を済ませたら、左にある社務所でお財布を買い、手水舎でお金を洗う順路である。
Ns氏によると、この布製の財布は1年ごとに買い替える必要があるとの事。
「年会費1000円と言うところか」と誰かがつぶやく。
順路はスキップすることもできるらしく、僕は財布をパスし、早速1000円札を洗ってみる。

お札ってこんなに濡れたっけ?

と思うほどびしょびしょ。

同行のメンバーも皆同じ感想を持ったらしい。

Hr会長は10000円札。先ほど買った1000円の財布に入れて、神棚に置いておくそうだ。

びしょ濡れの札をダッシュボードで乾かしながら、次の目的地へ向かう。

やはり、入れ物として布製の財布を買っておくべきだった。
(注)次回でラストにしたいです。