フェンダー兼用のリアキャリア入手!

年、購入したロードバイクにフルフェンダーを付けたくて、奮闘したことは先の記事にある通りなのです。(「新しいロード用のフェンダーが届いたけれど・・・」20220831参照)

雨が降った日にどうしても乗る必要があるときは、結局「雨合羽(ポンチョ)」を着るからフルフェンダーはなくてもいいんじゃないか、と諦める理由をこじつけていた。

実際、フェンダーがない現状でも低速で方向を変える際にはハンドルを大きめに切ることがあり、フロントのタイヤにつま先が触れてしまうので、「これでフルフェンダーを取り付けられたとしても、厳しいな」ということもある。

取り付けを諦めたまま、雨の日に乗ることが何度かあった。
ハネ上げで足元が濡れるから、レインシューズカバーも新調した。

梅雨入りをしただけあって、雨の降る日が多くなってきた。
朝の予報とうって変わって急に降られることさえある。
雨の日も、合羽とレインシューズカバーの完全防備で、さすがに雨をシャットアウトしてくれる。
ところが、乗るたびに、なぜかお尻の部分が濡れるのに気が付いたのです。
自転車用のポンチョだから背中のすそ部分も長めになっていて、「はて?」と不思議だったが、どうやらサドルの後ろにお尻をはみ出す乗車姿勢を取ることが多い事が原因だ。

最低限、サドルの下に取り付けられる簡易の泥除けが必要になってしまった。
簡易取り付けのフェンダーを探しているうち、キャリア・ラック兼用のモデルが目に留まり、どうせならキャリアの機能もある方がいいな。と、今回購入したようなモデルを各サイトで探し始めてしまった。

アサヒさんのサイトでお手頃の物が見つかり、安い物では2000円程度であることがわかったのです。

fuji rear rack
fuji rear rack

ついでに、ヤフオクを見ていくと、ボクがよく利用させてもらっている「1円スタート」のパーツ屋さんから今回落札した「簡易取り付けリアラック(今、適当につけた名称です)」が出品されていた。
昔懐かしいインフレーター用のペグも溶接されているマニアックな物である。(写真参照)

いつもと同じようにウォッチリストで値動きのチェックを重ねると、平均で1500円くらいで落札されているが、嵩張るものなので送料が1400とちょっと高い。
送料まで勘案すると3000円になるので、アサヒさんなどで購入した方が良いかとも思いつつ1000円未満で入札を繰り返していたところ運よく落札でき、送料を入れて2000円台前半で入手できた。
届いたので、取り付け作業をしようと改めてシートポストを確認すると、サドルバッグとテールライトで占拠されている。
さらに、ホリゾンタルフレームであるがゆえにシートポストのせり出し部分が短く、上手く取り付けたとしても、テールライトが見えなくなってしまう。

このリアラックにはアクセサリー取り付け用の穴が多数用意されている。
この穴をうまく活用することはできないか。

最初考えたことはシートポストと同じ程度の太さの短い棒(5cm前後か)をこの穴に結び付けでテールライトを取り付けてしまう方法である。
うまく取り付けてきるようなアダプターがないか、と、またまたアサヒさんのサイトで探すと、今回購入したキャットアイの「リアラックブラケット」を見つけたのです。
これなら直接付けられるから、安定感もあるし、危険度も低いということでチョイス。
そして、テールライトも、これに合わせたモデルに新調しました。
新調するに合わせ、「加速度センサー内蔵」のモデルを選択し、購入したのです。
取り付けにかかる。
「リアラックブラケット」は簡単に取り付けられた。
が、「・・・・」

ラック本体の後ろがせり出していて、テールライト本体を上から差し込むことができない!
それではライトを取り付けた後にブラケットを取りつけるか?
当然ライトが邪魔でネジ穴にアクセスができないのである。

しょうがないので「下向き(下側から差し込む)」に取り付けることにした。
「下向き」だとテールライトが落ちてしまうというリスクが若干残るが、うまいことに何と「盗難防止用ロックナット」という小型のビスが付属していて、それを使うことで、落下のリスクは、ほぼ無くなったと思える。

これまで、100均で購入したライト類は、ブラケットが弱く、ちょっとした振動で落ちてしまったが、それを上回る強固さを確かめることができた。
後は、フロントのダウンチューブに簡易的なフェンダーを取り付けられれば、と思っている。

自転車タイヤをちょっと浮気しました

このブログで何度か紹介していると思うけど、ボクはパナの「ツーキニスト」を長年愛用している。
重いし乗り心地はゴツゴツしていて、お世辞にも良いとは言えないけれど、パンクのリスクを低減するためだ。

先月、リアタイヤにエアを入れる際、ケーシングの糸が見えてきてしまっているのを発見したのです。
ゴムの減りもそうだけど、コンパウンドの経年劣化で、ゴム全体がヒビ割れてきたのが原因である。
バーストの恐れもあるので速やかに交換する必要があるのです。

手元には、買い置きのタイヤが無かったので、購入に際し、いくつかのWEBサイトを比較し、一番安く手に入るところを探していた。

その中で、ビックのWEBを見たところ、商品名が単に「タイヤ」とだけ表記してある商品(ボクが連絡したからか現在の表記はもう少しマシになった)が2件あるのを発見し、
「何だろう」
という好奇心で商品ページを開いたのです。

すると、そこには今回購入したIRC(井上ゴム)のジェティー プラス(JETTY PLUS)のスキンサイド(実際はアメサイドに近い色合いである)が載っていた。
値引きはほとんどなく、ほぼ定価だ。
ところが、ほぼ定価なんだけどポイント還元まで考慮すれば2000円ちょっとで手に入るのである。

元のメーカー設定希望価格が低いため、あまり値引き率が良くないのだろう。

タイヤメーカーとしては有名どころであり、「安い分、ツーキニストより早くダメになってもいいか」と、購入することにした。
2種類がサイズ違い(25Cと23C)で載っており、商品名の欄にサイズなどが載っていないので、仕様詳細の項目を開いてサイズをよく確認して25Cを注文した。

届いたのを見ると、ナイロン(ケブラー・アラミド)ケーシングだから折りたたんだ状態でパッケージに入っているんだけど、パッケージに直接「裸」で入っているのは頂けない。
タイヤのゴムの劣化を防ぐために、ぜひラップ・ビニールなどで包んで欲しいところだ。

IRC pana SCHWALBE
IRC pana SCHWALBE

取付にかかる。
古くなったツーキニストを取り外す。
チューブも外し、リムの普段タイヤが接地している側を拭く。
そして、リムフラップのずれを確認すると、軽量のポリライト製(こちらもパナ)なので、ニップルの穴で出来た窪みが「タコ焼き器」のように並んでいるのである。(写真左参照)

買い置きもしてあるんだけど、今回、タイヤのメーカーごと買えたので、これも浮気とばかり、近所のアサヒまで、ひとっ飛び。
在庫の有ったシュワルベを奮発して買ってきました。(これは1個入りなので2個購入)
気を取り直して作業再開。
取り付け前に、せっかくだから重量を測ってみる。
約280Gである。
今回外したツーキニストより約40Gの軽量化だ。

リムフラップを取り付け、タイヤを取り付ける。
普段、路上でのチューブ交換を10分程度で済ませているので、軽く考えていたんだけど、ビードがワイヤーでない折り畳み式で、折りぐせも付いてしまっているので、中々うまく安定してくれないのだ。

そうそう、このタイヤはデザインが大人し目ではあるが、バルブ側の真正面に商品名の印刷が来るようにセッティングしたことは、言うまでもない。

チューブに軽くエアーを入れた後、ベビーパウダー(タルク)を手にまぶして1周させ、タイヤを被せる。

車体に取り付けると、クロモリの車体と相まって益々クラシック感が強くなり、しかも、トレッドパターンもかなり控えめで、昔使っていたチューブラーを思い起こしてしまった。(写真右参照)