サドルまとめ買い!?(サドル④)

ドル落札出来ました。

いつもの、大阪の1円オークション出品の業者さん

同じ商品が繰り返し出品されるので、ウォッチに入れておくと底値付近で入札をかけることができる。
今回、購入した物の他にサンマルコのコンコールも狙っていたけど底値を突破していきそうだったので断念。(ところが終了した値段は許容範囲上限であった)

そして、同梱してもらうのに“1点追加ごとに”220円で済むので複数落札することにしたのです。

まあ、以前(「サドル③」20200917参照)書いたように送料を安く済ませるために、他の物を高値で買うというのも本末転倒になってしまうのだが、運よく同日に落札する事ができたのです。
同日に落札したのは(1)の「セライタリアX3 FLOW」(写真左参照)と(2)の「サンマルコ アスピデ レーシング」(写真中参照)である。
(これまでにもこの2機種を1回で落札しようとし、入札を続けた所、2つとも、かなりの高値になったため、手を引くことにしていた。)

saddle_3type
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(1)「セライタリア Selle Italia X3 FLOW」(写真左参照)
今回サドルを探していて、一番気になったのがこれである。
幅、長さ、形状なんかが、これまでの経験上良さげなのである。

レール素材にFec Alloyとあり、Cr-Mo信者である身としては調べることに。
すると“耐久度の高い”“高強度としなやかさを併せ持つ”価格を抑えコストパフォーマンスを高めている、という事で結局詳しくは(Cr-Moよりいいのかとか)わからなかった。

これも1600円程で落札できれば、と思ったのだが、許容範囲内の税込2000円台で落札できた。

製造年の確認などのため、よく見ていくと、裏側の作りが甘いことがわかった。
他の2つ(下記(2)と(3))はサドルの表皮を裏側でがっちりと留めてあるんだけど、このX3 FLOWは糊で貼ってあるだけで、しかもところどころ浮いているのだ。
多分、アウトレット品なんだろうな、と思ってしまった。

クッションは下記(3)の物と同じ程度(8~9割位)で、穴が開いている左右は適度な弾力があり、期待が持てる。
重量 290G
製造 17年9月

(2)「サンマルコ selle San Marco アスピデ レーシング Aspide Racing」(写真中参照)
ウォッチを追っていくと1500円~1600円位が落としどころの様だったので1600円で入札をかける。
すると、今回1300円から入札が更新されないまま終了したので、ちょっとお得な気分になったのです。
ご丁寧に商品紹介文に“Aspideは、偽物が出品されていますので、お気を付け下さい。”と書いてあるので、この業者が出しているのは本物であるということを担保しているんだろうと良い方向に考えている。
届いた品物を触ってみるとクッション性はほとんど無し。
これは日常使いは厳しいだろうという結論になった。

重量 212G
製造 15年4月

(3)「キャノンデール純正(Velo社製造?)」(写真右参照)

これは、前回落札し現在使用中でかなりボロくなってしまっている。
前回(「サドル③」20200917参照)書いたようにオーソドックスで、使ってみて“可もなく不可もなく”という感じなので、予備にあってもいいなぁ、と思って落札することにした。
そして、別日が終了日のため、出品者の業者さんにその旨を連絡し、取り置きをお願いした。
やはり、これが良くなかった。
600円付近が底値圏で、これに同梱送料で割り引かれたと考えられる分を上乗せし900円以内で落札できれば良いかと思い、終了日に入札をしたところ、徐々に高値圏になり900円を超えてしまった。
これで撤退をすればよかったんだけど、取り置きをお願いしているし、セリ相手がどこまでつけているか、試しながら入札を繰り返していったら丁度1000円を超えたところで落札してしまったのだ。

重量 275G
製造 刻印なし(前回買ったときはあったんだけど、今回どこを見ても刻印がない!)

実際の使用感については、これからテストしますので後日報告します。

バックパックの背中加工再び!(ドイター編?)

:本題は写真の下位から始まると思います。

バックパックを買ってしまった。
昔、今回買ったのと同じ2気室のタイプのを散々使っていたときに使いやすかったのと懐かしさから折に触れて探している。
それが、「アベンドロッド(読み方が違うかも)」という、かなりマイナーなブランドらしく一切情報がないのである。

そして、ドイターのラインナップの中で今回の「トランスアルパイン」というモデルが以前使っていたものと似ているのでは、という結論になった。
しかし、ドイターは非常に高価なのである。

モンベルに比べ4割ほど高価なので、仕方なく中古品を探すことにしたのです。
しかし、そこはドイター。
中古でも程度が良い物はモンベルの新品が買えるくらいする。

手頃な価格で買えるものはボロボロで流石に食指が動かない。
そんな中、数カ月前に今回手に入れた「26SL」が3000円で出品されたのである。

画面の写真と説明文を確認すると程度は悪くない。

ところが、女性向であるというくだりと送料が1500円近くするという理由から逡巡していたら、落札者なしで流れてしまった。

「再出品されるだろうから、今度は機会を逃さず手に入れよう。」

と待っていたんだけど一向に出品されなかったのだ。

そして、先日再出品されているのを偶然見つけた。

しかも1000円値下げされていたのである。
速攻で入札したのはいうまでもない。
そして、敬意を示し、以前の出品価格である3000円を入力額としたのである。

ところが不思議なことに、他に入札者がいなかったためスタート価格の2000円+送料1500円弱で手に入れてしまった。
届いたものを見ると、思った通りかなりの美品で、商品案内の画像からは分からなかったポケット(下の2気室目の外側に小さなポケットが付いていた!)や仕切りも多数見つけたので、女性用ということを気にせず使うことにした。
ちなみにSLはスリムラインの略だそうである。
ドイターは元から空気の流れにこだわっていて、このバックパックも背中にあたる部分は相当な厚さで土手のように、そしていくつも十字型に空気の通る溝ができているんだけど汗をかいたときにできるだけ浸み込ませたくないので、背中にメッシュパネルを取り付けたい。(「100均でバックパックの背中のメッシュパネルを発見!」(20210512参照))
前回行ったセリアへ再訪、メッシュクッションを見つけ籠に入れる。
そして、どうせならゴム紐も買っていこうか、と女性のコーナーにある髪の毛を結ぶ黒い“髪ゴム”をやはり籠へ入れる。

そのとき、もしかしたらゴムを留める金具が置いてあるかもしれない、と思い手芸関係の所へ見に行ったところ、「コードストッパー」という商品名で丸型(写真右参照)の他、円柱型も発見する事ができた。

「おぉ!これで、見栄えが良くなるぞ!」と勇んでレジに向かおうとしたその矢先、何と「アウトドア用ゴム」(写真右参照)なるものが置いてあるではないか。

これこそボクが求めていたものだ。

これを籠に入れ、さっきのヘア用ゴムを元の場所にそそくさと戻してから、レジで精算して帰ってきた。
とりつけるぞっ!
と、ここでちょっと違和感があったのでブログにすることになったのです。

deuter vs montbell
deuter vs montbell

モンベルの「ガレナパック」同様に、今回の「トランスアルパイン」も外側中央に、ヘルメットホルダーが付いているんだけど、挟むだけの仕様になってるから他の物を入れられない。
モンベルはポケット状になっているから、グローブなんかをサッと入れたりするのに便利なのである。
いや、違和感はそこではない。
今回の「ドイター」もモンベルの「ガレナパック」と同じように腰の部分にサーフボードのフィンやサメのヒレをイメージさせる“フィンポケット”とでも呼ぶべき「小物入れ」がある。

このポケットが便利なのであるが、残念なことに「トランスアルパイン」は通気性を追求し過ぎているのかメッシュ状になってしまっている。
雨が降ったら使えないのだ。
いや、違和感はここでもない。
モンベルとドイターで肩紐の終着点(下の部分)が、この“フィンポケット”を基準として内と外になっているのである。

写真を見て頂こう。(赤丸で囲いました)

モンベル(右の青い方:旧モデルですが)は終着点の内側に“フィンポケット”があり、ドイターは“フィンポケット”のさらに外側を肩紐が通っている。
このため、ドイターにメッシュクッションを付けようとすると、肩ひもの終着点の内側にポケットが来てしまい、ポケットはメッシュクッションの下に隠れてしまうのだ。

スプロケット比較(スプロケット③)

んていう、大げさなタイトルになってしまいましたが、前回デュラのスプロケット(CS-7700=9S)をヤフオクで落札した記事(「デュラエースのスプロケを組み込みました(スプロケット②)」20220418参照)、を書くにあたり、これまで外したスプロケをディグリーザーで洗浄しようと引っ張り出した時、初めてすごい違和感があったので報告することにしました。

それは、HG-50 8速(クラリスコンポに組み込まれていたやつで、昨年、初頭に9速化した際外したもの)のカセットのギアユニットが「6枚」組だったのです。

外した時は汚れた油で触りたくないし、そのまま新聞紙でくるんで倉庫に仕舞っていたのです。そして、その時は油汚れのため、“くっ付いている”のだとばかり思っていたのです。
話は逸れますが、このカセットが非常に乗りにくかった。
速度が上がっていき(大体35Km/hくらい)F50T-R15Tでは些か軽く感じたところで一つギアを上げると13Tになり、一気に重くなってしまうのです。
“14Tがあれば”と思ったのは数え切れません。
閑話休題

シマノのギアユニットは普通、2~3枚組だとばかり思っていた。

だって、8枚のうち、6枚がユニットになっているんですよ。

(写真は左から「CS7700」、「CSHG-50」、そして「スラム9S PG-9〇〇」です。ビックリしたので洗浄前に慌てて写真を撮ってしまった。)

スプロケット比較
スプロケット比較

SRAM 9S PG-9〇〇

同じように、以前(かなり昔ですが)外して、ジャンク扱いでヤフオクにでも出品しようか、なんて思って、仕舞いっばなしだったSRAM の9速(正確な型番は不明。12T・13T・14T・15T・17T・19T・21T・23T・26T)カセットも引っ張り出してきた。

20年前の完成車に付いていたもので、シマノだと大体12-25Tの9Sが着いていた時代の物である。

「やっぱり、ほこりが油で固まって、くっ付いてるなぁ」

と思いながらロックリングから先をばらそうとしたその瞬間である。

12Tから先がばらけない。
本当にくっ付いているのである。

何と、HG-50の上を行く、“8枚”重ねだったのだ。
(写真、赤丸で囲った、2mm程度のアーム1本だけなので、ピボットのようにずらして広げることができる)

しかも、スペーサーが金属ではなく“シリコン”のような物質なのである。
(分かりにくいと思いますが、オレンジ色をしているもの)

で、ずらしてしまったので、元に嵌らなくなっちゃった、とちょこっとだけ後悔する。
ところが、先週からこの原稿を書き始めたのだが、以前に書いたとおり、9Sのカセットをヤフオクでしばしばウォッチしているので、最近、似ている商品が出品されているのを見つけたのです。
それは「SRAM 9S PG-950」とあり、なんと、この1本のアームのピンが外された状態(8枚のギアが1枚ずつばらける状態)で撮影されていたのである。(参考までに2500円、税込み2750円で出品されている)

9枚の歯数はすべて同じであるが出品されている物はロックリングが“黒”であるし、PG950を調べると最近のモデルのようでもあるので、同一視ができず“PG-9〇〇”とした。

先ほど赤丸で囲ったアームの先端を見ると確かに6角形になっていて、試しに1.5mmのアーレンキーを挿すとドンピシャでピンを外すことができたのである。

これならば、元の状態に戻すことができると安心した。

そして、今回の目玉?比較コーナーに入りますが、

ボクは、このユニットを連結している“アーム部分”に注目した。

デュラのスプロケット(CS-7700)は直径5mmが6本挟まっている。(写真参照)

HG-50は同じく直径3.5mmが3本と直径、太さともに上位機種より見劣りしている。
そしてSRAMは3.5mmが先述の通り1本のみであった。

最初目視だけの時は2mmあるか無いかに見えたんだけど、ノギスを当てると約3.5mmあった。
アルテ(CS=6500)もそうであったが、2~3枚組のギアユニットで直径も本数もやはり値段に見合うだけの品質なのは“流石”というほかはない。